maryo/世界一周中

世界一周旅行記。日々を忘れない。

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マガジン

  • アルゼンチン、ウルグアイ旅行記【世界一周4,5ヶ国目】

    アルゼンチンの旅は緑生い茂る側を流れる氷河から始まり世界最南端の都市を訪れた。 中部には荒涼とした砂漠地帯が広がりさらに北上すれば恵のイグアスの滝、亜熱帯地域。 北に行くほど暖かくなるという南半球ならではの感覚を味わえた旅だった。 地球規模の旅をしている!という感覚が鮮明となった貴重な体験である。 「地球は隅々まで美しい」そう胸を張って言えるまで、これからもジャーニーを続けよう。

  • ボリビア、チリ旅行記【世界一周2,3ヶ国目】

    塩の上で眠り、駆け抜けたボリビア。蒼い湖と資源に満ちた土壌が広がる。 その先にはチリ共和国。北には地球外を思わせる荒々しい砂漠地帯が広がり、内陸には星の渓谷。 国としての成熟を感じる首都を通り過ぎ、そのまま南下すればそこは自然の宝庫パタゴニア。

  • ペルー旅行記【世界一周1ヶ国目】

    世界一周最初の国、ペルー。 広大な自然の内側に歴史が佇んでいる素晴らしい国。 磊落で朗らかな人々、気を衒わない美味しいご飯。 自然と歴史のバランスが素晴らしい舞台で旅の幕は上がりきった。 希望が私の旅路を照らしていて眩しい。未来も明るく光っているように見えるので、とにかくジャーニーを続けよう。

記事一覧

コーヒー農園見学、日本の農作物についても考えてみる(グアテマラ)

グアテマラと言えば何を思い浮かべるだろうか。 そう、それです。コーヒーです。 むしろそれ以外に何があるんだろう。 (ここに来る前はそう思っていた) 今日は日曜日。学…

言語習得の面白さここにあり(スペイン語留学/グアテマラ)

世界一周旅行の最中、スペイン語留学してみよか!と思い立った。 ペルーを皮切りに始まった私たちの旅。 だいたい半年かけて中南米を周った。 中南米は9割以上がスペイン…

多様性に満ちた自然、祝福の太陽(マヌエルアントニオ国立公園/コスタリカ)

※この記事には爬虫類やバッタの写真を載せています。苦手な方は気をつけてくださいね。 世界一周日159目、コスタリカ10日目。 マヌエルアントニオ国立公園へ。 コスタリ…

ご近所さんは眠る火山(アレナル火山国立公園/コスタリカ)

※この記事は虫やカエルの写真を載せています。苦手な方は気をつけてくださいね。 コスタリカ6日目 世界一周154日目。 引き続きラ•フォルチュナに滞在。 昨日はカカオ農…

10

中米でカカオ農園見学、刺激的しあわせ(ラ•フォルチュナ/コスタリカ)

世界一周旅を始めて150日以上たった。 パナマでカリブ海を楽しみ、コスタリカに移動。 コスタリカは日本の四国と九州を合わせたくらいの面積でそう大きくはない。 小さな…

14

今夜いちばん海のそばにいる(サンブラス諸島/パナマ)

世界旅行144日目。 ブラジルのサンパウロからコロンビアを経由してパナマシティへ。 パナマのお目当ては人生初のカリブ海を満喫すること。 これはサンブラス諸島、素朴なカ…

32

地元民と街歩き、食を楽しむ(サンパウロ/ブラジル)

サンパウロ滞在3日目。 日本人街があるリベルダーデ地区を楽しんだ1、2日目。 記事はこちら。 1日目、サンパウロに到着、日本食材に翻弄される 2日目、日本のラーメンを…

12

日本人の栄光、その影にある虚無(サンパウロ日本人街/ブラジル) 

ブラジル滞在6日目。 昨日に続き今日もサンパウロを楽しむ。 日本人街地区でラーメンを食べ、ブラジル日本移民資料館で歴史に少し感情移入した話。 今日もパートナーの同…

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プラスチックフィルムが眩しい(サンパウロ日本人街/ブラジル)

ブラジル滞在5日目。 私たちはイグアスからサンパウロへと向かった。 パートナーの同僚であるブラジル人のセルジオが住んでいるので会いに行くのが一番の目的。 あと日本人…

8

悪魔による水のシンフォニー(イグアスの滝/ブラジル)

42日間滞在したアルゼンチンを出国。 そしてブラジル入国。初めましてブラジル。 世界旅行132日目にしてやっと5ヶ国目。牛歩だね。 さて、ブラジルの一番のお目当て、イグ…

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威厳と癒しを同時にたずさえる場所(イグアスの滝/アルゼンチン)

アルゼンチン滞在41日目。プエルト•イグアスへ。 お目当てはもちろんイグアスの滝。 イグアスの滝はアルゼンチンとブラジルの国境にまたがる三大瀑布のひとつ。 それぞれ…

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虹の谷、アースカラーの全てが揃う場所(ウマワカ渓谷、カファジャテ/アルゼンチン)

アルゼンチン30日目、ラ•リオハを立ちサルタに滞在。 ラ•リオハの旅行記はこちら↓ サルタの街の周囲には山や高原、亜熱帯の乾燥した大地が広がる。 ワインの産地として…

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旅の中、大切な友達ができた話(ラ・リオハ/アルゼンチン)

旅はたくさんの出会いがある。 宿泊施設やバスやツアーでのちょっとした挨拶や軽い情報交換。 もう少し仲良くなれば一緒にご飯食べに行ったり、その人の国を訪れた時に連絡…

13

砂と風の記憶、文明のバトン(タランパヤ自然公園/アルゼンチン)

アルゼンチン滞在20日目。 イスチグアラスト自然公園を巡ったのあとはさらに車を走らせタランパヤ国立公園へ。 イスチグアラストの様子はこちら↓ タランパヤ自然公園に到…

10

土、私たちの時代は何色ですか?(イスチグアラスト自然公園/アルゼンチン)

アルゼンチン滞在20日目。 今日はラ•リオハから車で3時間ほどのところにあるイスチグアラスト、そしてその先にあるタランパヤ自然公園群へ行った。 早朝、送迎の車が迎え…

12

地元民の優しさで成り立つ異国の歩き方(ウルグアイ)

アルゼンチンの首都であるブエノスアイレスに滞在中、一旦アルゼンチンを出てウルグアイへ行った。 アルゼンチンの旅はまだまだ続くけれどウルグアイを訪れた理由はひとつ…

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コーヒー農園見学、日本の農作物についても考えてみる(グアテマラ)

コーヒー農園見学、日本の農作物についても考えてみる(グアテマラ)

グアテマラと言えば何を思い浮かべるだろうか。

そう、それです。コーヒーです。
むしろそれ以外に何があるんだろう。
(ここに来る前はそう思っていた)

今日は日曜日。学校はお休み。
せっかくなのでコーヒー農園を覗いておこうと思った。
滞在するアンティグアから歩いて40分、
ホコテナンゴという街のコーヒー農園へ向かった。

農園は広くて敷地内にはレストランが2件、カフェが1件あった。
2時間後のガイ

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言語習得の面白さここにあり(スペイン語留学/グアテマラ)

言語習得の面白さここにあり(スペイン語留学/グアテマラ)

世界一周旅行の最中、スペイン語留学してみよか!と思い立った。

ペルーを皮切りに始まった私たちの旅。
だいたい半年かけて中南米を周った。

中南米は9割以上がスペイン語圏だ。
旅をしている中、聞こえてくるスペイン語が呪文から言語へと変わるタイミングがあった。
ただの音の羅列だったものが、意味はわからないけれどそれが言葉だと認識できるようになったのだ。

言語習得の過程の第一歩みたいなのを味わえてテ

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多様性に満ちた自然、祝福の太陽(マヌエルアントニオ国立公園/コスタリカ)

多様性に満ちた自然、祝福の太陽(マヌエルアントニオ国立公園/コスタリカ)

※この記事には爬虫類やバッタの写真を載せています。苦手な方は気をつけてくださいね。

世界一周日159目、コスタリカ10日目。
マヌエルアントニオ国立公園へ。

コスタリカは日本の四国と九州を合わせたくらいの面積でそう大きくはない。
小さな国だが大自然に恵まれていて国土の四分の一が国立公園か自然保護区だ。
そしてその自然は多様性に富んでいて地球の全動植物の5%がコスタリカに生息しているらしい。

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ご近所さんは眠る火山(アレナル火山国立公園/コスタリカ)

ご近所さんは眠る火山(アレナル火山国立公園/コスタリカ)

※この記事は虫やカエルの写真を載せています。苦手な方は気をつけてくださいね。

コスタリカ6日目 世界一周154日目。
引き続きラ•フォルチュナに滞在。
昨日はカカオ農園見学に行った。
今日はメインイベントであるアレナル火山国立公園のツアーに参加。

カカオ農園の様子はこちら↓

アレナル火山国立公園は個人で行くこともできるけどガイドをつけた方がより楽しめるということでツアーに参加した。
街から国

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中米でカカオ農園見学、刺激的しあわせ(ラ•フォルチュナ/コスタリカ)

中米でカカオ農園見学、刺激的しあわせ(ラ•フォルチュナ/コスタリカ)

世界一周旅を始めて150日以上たった。
パナマでカリブ海を楽しみ、コスタリカに移動。

コスタリカは日本の四国と九州を合わせたくらいの面積でそう大きくはない。
小さな国だが大自然に恵まれていて国土の四分の一が国立公園か自然保護区だ。
そして首都のサン•ホセを起点に放射線状に国立公園が点在していて観光がしやすい国。

まずはラ•フォルチュナに滞在。
ここはアレナル火山国立公園がある。
小さな街だが火

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今夜いちばん海のそばにいる(サンブラス諸島/パナマ)

今夜いちばん海のそばにいる(サンブラス諸島/パナマ)

世界旅行144日目。
ブラジルのサンパウロからコロンビアを経由してパナマシティへ。
パナマのお目当ては人生初のカリブ海を満喫すること。
これはサンブラス諸島、素朴なカリビアンを満喫した一泊二日の旅行記。

早朝、パナマシティから送迎のバンに乗り込んだ。
南米一周してここで初の中米だけど、パナマの運転の荒さはものすごい。
急発進急停車。少しでも減速すると後ろからクラクションを鳴らされる。
そして歩行

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地元民と街歩き、食を楽しむ(サンパウロ/ブラジル)

地元民と街歩き、食を楽しむ(サンパウロ/ブラジル)

サンパウロ滞在3日目。

日本人街があるリベルダーデ地区を楽しんだ1、2日目。
記事はこちら。
1日目、サンパウロに到着、日本食材に翻弄される

2日目、日本のラーメンを食べ、ブラジル日本移民資料館で歴史を学ぶ

今日もパートナーの同僚であるブラジル人のセルジオと
セルジオのパートナーのセリアが宿まで迎えに来てくれた。

朝はブラジル式のモーニングに行こう!とのことで訪れた店。
なんとビュッフェ形

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日本人の栄光、その影にある虚無(サンパウロ日本人街/ブラジル) 

日本人の栄光、その影にある虚無(サンパウロ日本人街/ブラジル) 

ブラジル滞在6日目。
昨日に続き今日もサンパウロを楽しむ。
日本人街地区でラーメンを食べ、ブラジル日本移民資料館で歴史に少し感情移入した話。

今日もパートナーの同僚であるブラジル人のセルジオと
セルジオのパートナーのセリアが宿まで迎えに来てくれた。

治安の悪いサンパウロ、来るか迷ったけれどセルジオがいるならと訪れた。
昨日初めてセルジオと会った時、セルジオのTシャツには「無責任」と書かれてあっ

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プラスチックフィルムが眩しい(サンパウロ日本人街/ブラジル)

プラスチックフィルムが眩しい(サンパウロ日本人街/ブラジル)

ブラジル滞在5日目。
私たちはイグアスからサンパウロへと向かった。
パートナーの同僚であるブラジル人のセルジオが住んでいるので会いに行くのが一番の目的。
あと日本人街があるのでそこで食料調達もしたい。

フォスドイグアスからバスで18時間。
フルフラットのシートを予約したのにまさかのフルフラットじゃなかった。
そんなにリクライニングできないし狭めのシート。居心地の悪い移動だった。

バスの窓には黒

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悪魔による水のシンフォニー(イグアスの滝/ブラジル)

悪魔による水のシンフォニー(イグアスの滝/ブラジル)

42日間滞在したアルゼンチンを出国。
そしてブラジル入国。初めましてブラジル。
世界旅行132日目にしてやっと5ヶ国目。牛歩だね。

さて、ブラジルの一番のお目当て、イグアスの滝へ。
イグアスの滝はアルゼンチンとブラジルの国境にまたがる三大瀑布のひとつ。
見え方が異なるので両方行くのが旅人の定番。

↓アルゼンチンサイドの旅行記はこちら。

ブラジルサイドはアルゼンチンサイドに比べ大パノラマビュー

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威厳と癒しを同時にたずさえる場所(イグアスの滝/アルゼンチン)

威厳と癒しを同時にたずさえる場所(イグアスの滝/アルゼンチン)

アルゼンチン滞在41日目。プエルト•イグアスへ。
お目当てはもちろんイグアスの滝。

イグアスの滝はアルゼンチンとブラジルの国境にまたがる三大瀑布のひとつ。
それぞれ国立公園があり見え方が異なるので両方行くのが定番。
今日はアルゼンチンサイドのイグアス国立公園へ。

街からイグアス国立公園まではバスで約30分。
エントランスをくぐり、トロッコに乗ってトレッキングポイントまで行く。

トロッコの駅か

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虹の谷、アースカラーの全てが揃う場所(ウマワカ渓谷、カファジャテ/アルゼンチン)

虹の谷、アースカラーの全てが揃う場所(ウマワカ渓谷、カファジャテ/アルゼンチン)

アルゼンチン30日目、ラ•リオハを立ちサルタに滞在。
ラ•リオハの旅行記はこちら↓

サルタの街の周囲には山や高原、亜熱帯の乾燥した大地が広がる。
ワインの産地としても有名で見所たくさん。
サルタからはいくつもの日帰りツアーが催行されていて私たちは
南米のグランドキャニオンと呼ばれるウマワカ渓谷に行くツアーと
別日、ワイナリーを訪れた後に巨岩がひしめくカファジャテ渓谷に行くツアーに参加した。

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旅の中、大切な友達ができた話(ラ・リオハ/アルゼンチン)

旅の中、大切な友達ができた話(ラ・リオハ/アルゼンチン)

旅はたくさんの出会いがある。
宿泊施設やバスやツアーでのちょっとした挨拶や軽い情報交換。
もう少し仲良くなれば一緒にご飯食べに行ったり、その人の国を訪れた時に連絡して再会することもある。

アルゼンチンのラ•リオハでの出会いはそれ以上で、人生で何度でも会いたいし、会いに行くし!と思った。
大切な友達ができた話。

旅を共にするパートナーは幼い頃から大学一年生までの10年間、柔道をしていた。
就職し

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砂と風の記憶、文明のバトン(タランパヤ自然公園/アルゼンチン)

砂と風の記憶、文明のバトン(タランパヤ自然公園/アルゼンチン)

アルゼンチン滞在20日目。
イスチグアラスト自然公園を巡ったのあとはさらに車を走らせタランパヤ国立公園へ。
イスチグアラストの様子はこちら↓

タランパヤ自然公園に到着し、入り口の管理事務所で専用のバスへ乗り換え公園内を散策する。
専用バスを待つ間、お昼ご飯を食べた。
お昼付きとツアー予約ページには書いてたけど付いていなくて、リュックに入っていたパンをしがんだ。お貧しい。

そしてツアーは英語ガイ

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土、私たちの時代は何色ですか?(イスチグアラスト自然公園/アルゼンチン)

土、私たちの時代は何色ですか?(イスチグアラスト自然公園/アルゼンチン)

アルゼンチン滞在20日目。
今日はラ•リオハから車で3時間ほどのところにあるイスチグアラスト、そしてその先にあるタランパヤ自然公園群へ行った。

早朝、送迎の車が迎えに来てくれた。
送迎と言ってもタクシーのような感じ。乗車するのはわたし達のみ。
ただひたすら何もない平坦な道を進む。
こうゆう時、爆睡できればいいんだけどこの日はやたらと寝つきが悪く、寝不足にも関わらず車の中でも眠れなかった。

イス

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地元民の優しさで成り立つ異国の歩き方(ウルグアイ)

地元民の優しさで成り立つ異国の歩き方(ウルグアイ)

アルゼンチンの首都であるブエノスアイレスに滞在中、一旦アルゼンチンを出てウルグアイへ行った。
アルゼンチンの旅はまだまだ続くけれどウルグアイを訪れた理由はひとつ、近いから。
ブエノスアイレスから川を挟んだ向こう側にウルグアイの首都、モンテビデオがある。
船での越境も人生初なので経験してみたかった。

いざ、ちょっくらウルグアイへ。
朝、ブエノスアイレスの宿を立ち港へ。
バスに乗ってさくっと行けるつ

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