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アルゼンチン、ウルグアイ旅行記【世界一周4,5ヶ国目】

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アルゼンチンの旅は緑生い茂る側を流れる氷河から始まり世界最南端の都市を訪れた。 中部には荒涼とした砂漠地帯が広がりさらに北上すれば恵のイグアスの滝、亜熱帯地域。 北に行くほど暖か…
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威厳と癒しを同時にたずさえる場所(イグアスの滝/アルゼンチン)

威厳と癒しを同時にたずさえる場所(イグアスの滝/アルゼンチン)

アルゼンチン滞在41日目。プエルト•イグアスへ。
お目当てはもちろんイグアスの滝。

イグアスの滝はアルゼンチンとブラジルの国境にまたがる三大瀑布のひとつ。
それぞれ国立公園があり見え方が異なるので両方行くのが定番。
今日はアルゼンチンサイドのイグアス国立公園へ。

街からイグアス国立公園まではバスで約30分。
エントランスをくぐり、トロッコに乗ってトレッキングポイントまで行く。

トロッコの駅か

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虹の谷、アースカラーの全てが揃う場所(ウマワカ渓谷、カファジャテ/アルゼンチン)

虹の谷、アースカラーの全てが揃う場所(ウマワカ渓谷、カファジャテ/アルゼンチン)

アルゼンチン30日目、ラ•リオハを立ちサルタに滞在。
ラ•リオハの旅行記はこちら↓

サルタの街の周囲には山や高原、亜熱帯の乾燥した大地が広がる。
ワインの産地としても有名で見所たくさん。
サルタからはいくつもの日帰りツアーが催行されていて私たちは
南米のグランドキャニオンと呼ばれるウマワカ渓谷に行くツアーと
別日、ワイナリーを訪れた後に巨岩がひしめくカファジャテ渓谷に行くツアーに参加した。

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旅の中、大切な友達ができた話(ラ・リオハ/アルゼンチン)

旅の中、大切な友達ができた話(ラ・リオハ/アルゼンチン)

旅はたくさんの出会いがある。
宿泊施設やバスやツアーでのちょっとした挨拶や軽い情報交換。
もう少し仲良くなれば一緒にご飯食べに行ったり、その人の国を訪れた時に連絡して再会することもある。

アルゼンチンのラ•リオハでの出会いはそれ以上で、人生で何度でも会いたいし、会いに行くし!と思った。
大切な友達ができた話。

旅を共にするパートナーは幼い頃から大学一年生までの10年間、柔道をしていた。
就職し

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砂と風の記憶、文明のバトン(タランパヤ自然公園/アルゼンチン)

砂と風の記憶、文明のバトン(タランパヤ自然公園/アルゼンチン)

アルゼンチン滞在20日目。
イスチグアラスト自然公園を巡ったのあとはさらに車を走らせタランパヤ国立公園へ。
イスチグアラストの様子はこちら↓

タランパヤ自然公園に到着し、入り口の管理事務所で専用のバスへ乗り換え公園内を散策する。
専用バスを待つ間、お昼ご飯を食べた。
お昼付きとツアー予約ページには書いてたけど付いていなくて、リュックに入っていたパンをしがんだ。お貧しい。

そしてツアーは英語ガイ

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土、私たちの時代は何色ですか?(イスチグアラスト自然公園/アルゼンチン)

土、私たちの時代は何色ですか?(イスチグアラスト自然公園/アルゼンチン)

アルゼンチン滞在20日目。
今日はラ•リオハから車で3時間ほどのところにあるイスチグアラスト、そしてその先にあるタランパヤ自然公園群へ行った。

早朝、送迎の車が迎えに来てくれた。
送迎と言ってもタクシーのような感じ。乗車するのはわたし達のみ。
ただひたすら何もない平坦な道を進む。
こうゆう時、爆睡できればいいんだけどこの日はやたらと寝つきが悪く、寝不足にも関わらず車の中でも眠れなかった。

イス

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地元民の優しさで成り立つ異国の歩き方(ウルグアイ)

地元民の優しさで成り立つ異国の歩き方(ウルグアイ)

アルゼンチンの首都であるブエノスアイレスに滞在中、一旦アルゼンチンを出てウルグアイへ行った。
アルゼンチンの旅はまだまだ続くけれどウルグアイを訪れた理由はひとつ、近いから。
ブエノスアイレスから川を挟んだ向こう側にウルグアイの首都、モンテビデオがある。
船での越境も人生初なので経験してみたかった。

いざ、ちょっくらウルグアイへ。
朝、ブエノスアイレスの宿を立ち港へ。
バスに乗ってさくっと行けるつ

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地元民から聞いたリアルな税制事情(アルゼンチン)

地元民から聞いたリアルな税制事情(アルゼンチン)

激しい物価上昇の渦に飲まれるアルゼンチン。
財政事情というと堅苦しくて理解が難しい記事が多いけれど、地元民の話や旅の中の思い出を交えながらコミカルポップに書けたら思います。

※2024年3月頃の話です。
※多数人に取材したわけではありません。42日間の滞在で個人的に感じたことです。

アルゼンチンにはブルーレートが存在する。闇レートともいう。
ブルーレートとは銀行のオフィシャルレートに代わる非公

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世界最南端の街でみた動植物の色めき(ウシュアイア/アルゼンチン)ビーグル水道

世界最南端の街でみた動植物の色めき(ウシュアイア/アルゼンチン)ビーグル水道

アルゼンチン滞在6日目。
世界で1番南の都市、ウシュアイアに来た。
南極までわずか1250kmの距離。

目当てはビーグル水道でペンギンを見ること。
ビーグル水道はチリとアルゼンチンの国境であり、太平洋と大西洋を繋ぐ海峡でもある。
小さな島や岩礁がたくさんあって、そこにオタリア(アシカに似た動物)やペンギン、海鳥が生息している。
ビーグル水道はボートで巡るのでツアー参加が必須。
ペンギンが生息して

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人生初の氷河、迫力にひそむ儚さ(エルカラファテ/アルゼンチン)

人生初の氷河、迫力にひそむ儚さ(エルカラファテ/アルゼンチン)

チリ47日の旅を終えて今日はアルゼンチンへ。

チリのプエルトナタレスからバスで6時間ほど、国境を越えてアルゼンチンのエルカラファテへ。
税関でのチェックもないし、混んでないし早くてスムーズな越境だった。

エルカラファテの街にはラベンダーがたくさん植えられてあって側を通るといい香りが微かにほのめく。
中心地は並木の道になっていて、観光客向けの店が多いけれど綺麗な街並みだった。
チリよりもアルゼン

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