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悪魔による水のシンフォニー(イグアスの滝/ブラジル)
2023年11月14日、世界一周旅行の幕が上がる。
南米に始まりじわじわと日本に近づいていく魂胆。
パートナーと共にだいたい3年ほどかけて巡るつもり。
旅情80%ぐらいのかんじで緩く書いてまいります。
42日間滞在したアルゼンチンを出国。
そしてブラジル入国。初めましてブラジル。
世界旅行132日目にしてやっと5ヶ国目。牛歩だね。
さて、ブラジルの一番のお目当て、イグアスの滝へ。
イグアスの滝はアルゼンチンとブラジルの国境にまたがる三大瀑布のひとつ。
見え方が異なるので両方行くのが旅人の定番。
↓アルゼンチンサイドの旅行記はこちら。
ブラジルサイドはアルゼンチンサイドに比べ大パノラマビューを楽しめる。
そしてかの有名な悪魔の喉笛の麓に行ける。
アルゼンチンサイドは悪魔の喉笛を見下ろせるスポットがあるがこの時期は水量が増すため閉鎖されていた。
前回も書いたが、威力、壮大さに圧巻されつつも青々とした緑とミストに癒された素晴らしい体験だった。
威厳と癒しを同時にたずさえるイグアスの滝。
今日はまた違う角度から拝めるのだと思うとワクワクする。
公園内は無料のシャトルバスで移動する。
トレッキングコースに従って歩いていくと早速圧巻のパノラマビュー!
俯職でみれるので滝の幅がよくわかる。
![](https://assets.st-note.com/img/1713828542691-0I9DV5J3FL.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1713828934540-IZAtN5v040.jpg?width=800)
幅は約4km落差は80m、
そして毎秒6500トンの水量を放つイグアスの滝。
この幅の広さを感じるならブラジルサイドがわかりやすい。
世界三大瀑布の一つと言っても壮大さはイグアスの滝が別格。
かつてイグアスの滝を訪れた元アメリカ大統領、ルーズベルト夫人は「可哀想な私のナイアガラ」と呟いたらしい。
アルゼンチンで出会って仲良くなった友人もナイアガラの滝を見た時、小さいな…と思ったと言っていた。
滝上空にはコンドルが飛んでいる。
近くにくると全長3mくらいありそう
こんなに高くを悠々と飛んでいて美しい。
生物は他にもいる。
この子はハナグマ。
![](https://assets.st-note.com/img/1713828823025-vwo523frMn.jpg?width=800)
あとは写真は撮れなかったけれど猿がいたり、美しい蝶がたくさん飛んでいた。
自然と整備のバランスがちょうどいいと思った。
常に動植物の気配があり、辺りは豊かな自然。
しかし遊歩道は歩きやすく絶妙な位置から滝を観れる。
グロテスクな虫に出くわさなかったのもめちゃくちゃありがたい。
誰でも楽しめるいい国立公園だと思う。
トレッキングコースを進んで最後に見えるのは悪魔の喉笛。
これがあの有名なやつか!と思った。
![](https://assets.st-note.com/img/1713829040194-au3BmRv9Vw.jpg?width=800)
アルゼンチン側からブラジル側に凄まじい勢いで水が落ちてくる。
水の轟き音、振動、飛沫。近づいていくと全身で滝の威力を感じられる。
「悪魔の喉笛」
名前の由来は滝の音が悪魔の唸り声のように聞こえるかららしい。
ポルトガル語で“Garganta del Diablo“
直訳すると"悪魔の喉”
喉ではなく"喉笛"にした翻訳家よ、あなたはとても偉大。
おかげで滝に対して禍々しさや畏怖の念を感じる。
![](https://assets.st-note.com/img/1713829214731-XnsveWGvJW.jpg?width=800)
迫力のアルゼンチン、壮大のブラジル。
また行きたいなと思える素晴らしい滝だった。
プロフィール:
1996年、サブカルインドア人間として大阪にて誕生。
服飾専門学校卒業後テキスタイルデザイナーを務めるが都会的な暮らしや流行に嫌気がさし退職。
2021年、沖縄県の宮古島に移住。
趣味だったハンドメイドウィービングや料理の仕事に就く傍ら、フリーダビングにはまり毎日海で泳ぐ。
さらなる自然への興味と世界を深く解釈したい欲が矢を放ち、世界を駆ける。
ラジオとゲーム実況が好き。
良ければインスタグラムも覗いてみてください。
https://www.instagram.com/_maryo.san_
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