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エッセイ

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これまでに書いたエッセイをまとめています。🍀
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#最近の学び

グローバルおもてなし茶道

グローバルおもてなし茶道

ぐ、グローバル・・・・。
久しぶりに茶道に触れ、わたしはたまげた。

ちなみに日本国籍以外の人がたくさん参加されていた、という話ではない。

コロナ前、わたしは市の生涯学習センターで開催されている茶道を約1年間ほど習っていた。
また久しぶりに茶道習いたいなあ、、と思っていたところ、高校のときにお世話になった先生が、偶然わたしの近所で茶道を習っている、ということを知る。

なんて、ご縁、、!
まだ生

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話をする、という価値。

話をする、という価値。

話す、繋がる、聞く、切り口や視点を変え、また次へ。
一つの話題から派生して次々と言葉が連ってゆく。

つい先日、仕事で言葉に造詣が深い友人が主催する「ことば」をテーマにしたイベントに参加してきた。

イベントといっても大人数が集まるような大規模なものではなく、少人数で自分の界隈でよく耳にする言葉」「最近印象に残った言葉」など言葉に軸を置いたテーマに沿って、話す場。

集まる面々は、仕事や立場が様々

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「らしくらしく」は、たまにしんどい。

「らしくらしく」は、たまにしんどい。

「あなたらしさ」
「自分らしさ」
「わたしらしい生き方」
「わたしらしい働き方」

ここ数年だろうか、頻繁に「らしさ」が強調される言葉が飛び交うようになった気がするのは。

なんなら、

「ありの〜ままの〜姿見せる〜のよ〜」

と隠していた能力を思う存分解放し、高らかに歌う雪の女王エルサが、その先駆けだったかもしれない。

ーそもそも「らしさ」って、なんだろう。

あるとき、数種のチョコレートが入

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こんなにも違う、言葉のニュアンス。

こんなにも違う、言葉のニュアンス。

だからか!としっくりきて、繋がったことがあったので、忘れないうちにざっと書きとめておくことにする。

わたしが文章を書くことが好きだ。
だからか、類は友を呼ぶとでも言おうか、わたしの周りには同じように文章が好きな子たちが、結構存在する。

noteで、そんな友人たちの文章を読むことは、
その子の知らなかった一面を知れる機会となり、いつも興味深く読んでいる。

だが、実を言うと、その内の一人の友人が

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決意の結末と、散った諭吉。そして筋肉。

決意の結末と、散った諭吉。そして筋肉。

約1年前、七夕の日、わたしは空を見上げ、こう高らかに宣言した。

「痩せて納得のいく体型になってやる!!」

詳しくは↓

まあ、それからどうなったかなんて、誰も気にかけていないだろうけど、書いておく。

前の記事では、明言してはいなかったが、わたしは人生初、半年間コースのエステへ通うことにしたのだ。
わりと高額な自己投資、である。

さて、気になる結果は、、、、?

何も!成果を得られませんでし

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口の中でいつの間にか、お亡くなりになられていた話。

口の中でいつの間にか、お亡くなりになられていた話。

なんか、痛い気がする。
2.3日前に、ふとご飯を食べているときに、ぼんやり思った。

ずきずき、まではいかなくても、しくしく、つんつん、という僅かな痛み。

あ〜治しておかなかった虫歯が悪化したなあ。
と暗い気持ちになった。

以前わたしは、歯医者に通っていた。 
(そのときの記事↓)

が、2回ほど通い、あんまりにも治療中の音と痛みが苦痛すぎて、治療途中だったにも関わらず、バックれた。 

「今

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二人の巨匠と、これからのエッセイ。

二人の巨匠と、これからのエッセイ。

マスクの下で、鼻の穴がいつもの1.5倍に膨らみ、鼻息がふん、ふん、とちょっぴり荒くなったのが自分でもわかった。

電車の中で、不意打ちの笑いに耐えようとした結果、こうなってしまったのだ。
にやにや顔半分が隠せるマスクがあって良かった

今読んでいるのは、さくらももこさんの「さるのこしかけ」。

たくさん笑って、本をぱたりと閉じたとき、ああエッセイとはこういうものだったなと思った。

さくらももこさ

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グレーな気分とグレーのコート。

グレーな気分とグレーのコート。

もう、今年の出番は終わりかな。

クローゼットの奥の方のハンガーにかけながら、そっと触れたのは、色がグレーのダウンのロングコート。

ここ3年くらい着ているこのロングコート。
今年、ようやくこのコートに愛着が湧いた気がする。

元々このコートは福袋に入っていたものの一つだ。
「これ!」と選んで買ったものではないので、手に入った当初から、すごくお気に入り、というわけではなかったのは認める。

けれど

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~ピスタチオカラーに、チョレギサラダの香りを添えて〜

~ピスタチオカラーに、チョレギサラダの香りを添えて〜

「袋はどうしますか.」
「あ、結構です.」間髪入れずの即答。
たかが3円、されど3円。数分後に捨てると分かっているものにお金を払うのはなんとなく気がすすまない。

この選択は間違いであったと頭を抱えるとは、この時のわたしは夢にも思わなかった。

*~*~*~*~~*~~*~~*~~*~~

着る期間が短く、活躍の出番が少ないしなあ。
そしてどうせならあまり人と被らないデザインや色がいい。

そんな

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誰かのファンになるということ。

ファン、それは一部の特別な人と、平凡な一般人との関係だと以前のわたしは思っていた。
芸能人と、彼彼女を応援する人、の構図のような。

もちろんその構図は存在する。

だけど、だんだん「ファン」への捉え方が少しひろがってきた。今日は、そのことについて書こうと思う。

〜*〜*〜*〜*〜*〜

いろんなサービスが世に生み出され、自分の「すき」や「得意」をボタン一つで、
世界の人に、あるいは親しい身内に

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お手紙の豊かさ。

お手紙の豊かさ。

昨日は「note文通」の投稿をしたが、今日はそれに続き「手紙」について。

先月、仕事で関係のあった方からお礼のお手紙をいただいた。

一言添えてあるカード、ではなく 拝啓ーから始まり、草々ーで終わるような、「お手紙」らしい「お手紙」である。

2年間のお礼とともに、便箋二枚に丁寧に綴られたそれは細やかで温かい人柄をも伝えてくれるようなものだった。
そして、わたしが異動となり、会えなくはなるが今後

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