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ありふれたカレーが救った、ある日の夕方。
カレーが好きだ。
まあ一口にカレーと言っても、欧風カレー、インドカレー、キーマカレー、家庭的なカレー、給食のカレーと多種多様であるんだけど、わたしはカレーと名がつくものなら満遍なく愛している。
ある日の仕事帰り、どうしてもカレーの口と化してしまった。
きっかけは、ほんの些細なことだった。
松屋か何かのチェーン店で窓際に座っていたサラリーマンのおじさんがカレーを食べていた。
彼が美味しそうに、と
きっと他の人が素通りしてきたアレを集めてる。
シール、イヤリング、マスキングテープ、ハンカチなどなど。昔からこういった細々したものを集めるのが好きだ。
お気に入りのあのお店で。
出先あるいは旅先でふと訪れたお店で。
運命の出会いを果たし、きゅんと心が弾む可愛いセンサーにひっかかったそれらを、自分のものするという行為は、わたしの心のうちを幸せな色で満たす。
ちょっとしたアクセサリーや小物、文房具、それらを愛好している方はきっと世の中にたく
美しきパフェに浸る。II
パフェとは、つかの間の夢であり刹那のエンターテイメントである。
以前、ブライトンホテル東京ベイのロビーラウンジ「シルフ」にて「美しすぎるパフェ」として苺をふんだんに使用したスワンパフェを堪能した。
そして今回また別のブライトンホテルに泊まることになり、他のスワンにもお目にかかれると知ったとき、これはぜひ会いに行かねばと思った。
というわけでパフェを食す、あの夢のような時間を求めてブライトンホ
京都で小学校だった建物でお籠りステイ。
ホテルやら旅館やら、わたしにとってのお宿とは、観光地へ赴くための足掛かりではない。
ここ最近は、どちらかというと、ゆっくり過ごすための非日常と日常のあわい的な要素が強い。
いつもと違う環境の場所で、お気に入りの飲み物片手にゆったり過ごす。
それは、リフレッシュであり、贅沢であり、またゆるやかな現実逃避でもある。
関西圏に暮らすわたしは、京都、奈良、大阪、和歌山など関西にお気に入りのお宿が多いが