碧魚 まり
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応募数10648の中から、ブックサンタについて書いた、さわかみ投信さん主催の #かなえたい夢 プロジェクトの候補に選んでいただきました!
なんかすごい夢がたくさん並ぶ中、万が一選ばれたりでもしたら、
もうわたしサンタの格好して直々に本を届けにいくしかないですね…!笑
家庭訪問先でステーキを食べて泣いた話。
「さあさ、もう焼き上がりますんで。」
玄関で靴を脱いでいると、にこやかにそう言われた。
もう、焼き上がり、ますんで・・・?
漂う焼けるお肉の、暴力的なまでにそそられるいい匂い。お昼に食べた給食はすっかり消化し終えている。ほどよく空っぽの胃が、物欲しげにきゅるきゅる動く。
・・・ちょうどご夕食の準備中だったのだろうか。タイミングが悪くて申し訳ない。早くお暇しなければ。
そんなことを考えながら、
架空の兄が出来た話。
その日は、なんだか気分の良い帰り道だった。
予定以上に仕事は捗ったし、子どもたちのトラブルもなかった。仕事帰りにカフェにだって行くことができた。そして手からぶら下がるのは、先ほどコンビニで買ったばかりの幸せバターのポテチと限定三ツ矢サイダーみかん味。
その上、明日からは週末。しかもずっと楽しみにしている予定があるときた。
傘の上で弾ける雨の音も心なしか、リズミカル。
こんなささやかな幸せが幾
すずめと一緒に「戸締まり」できた話。
昨日の金曜日ロードショー、「すずめの戸締まり」でしたね…!
映画館で見て衝撃を受け、すごく印象に残った映画の1つです。
そういえば、前にその日のわたしの出来事と映画の内容を絡めてnoteを書いていたなあ、と思い出しました。
仕事に対してマイナスなことも書いてるし、
書いた当時は投稿を躊躇していましたが、折角書いたしこの機会に出しとこう…!笑
…*…*………*………*………*……*
「すずめの
卒業式、斜め前の先生の涙が美しいと思った。
つい先日、わたしの勤める小学校で卒業式があった。
卒業生の新たな門出を祝うかのごとく、春の日差しが温かな日だった。
何度も練習したように、1人1人、ゆっくりと体育館の壇上にあがる卒業生たち。
担任により名前を呼ばれると返事をし、卒業証書を受け取って礼をし、またゆっくりと階段を降りてゆく。
卒業生である6年生へどんな思いを抱くかは、これまでの彼らとの関係性によると言える。
わたしはというと、
滋賀大津にて、ドイツを堪能する。
未知との遭遇は愉しい。
それが不安要素が特に見当たらず、期待に覆われているならばなおさら。
目に飛びこんでくる文字は読めるけれど、どんなものを指すのかは見当もつかない。
しかし、きっと美味しいものであるという期待は膨らむ。
わたしは、ドイツにやってきた。
いや、正しく言うと滋賀県大津市にある
「ヴュルツブルクハウス」というドイツ料理のレストランにやってきた。
可愛らしい民族衣装のようなワ
ひな祭りの特別な甘酒。
つい先日まで、冷たい風に首を縮こませて歩いていたというのに急に気温が上がった。
分厚いセーターの下、じわりと微かに汗ばんできたので、コートを腕にかけ歩く。
今日のお稽古はきっとお雛祭りにちなんだしつらえに違いない、なんて思いながら茶道の先生のお宅へ急ぐ。
予想通り、使うお道具も床の間も桃の節句のしつらえ。
菱餅に似たような棚(業平棚というらしい)と、床の間には可愛らしいお雛様と桃の花。
ど
かつてサロンだった京都の老舗喫茶店。
京都といえば、歴史と文化の町だが、それと同時に喫茶店・カフェ天国でもあると思う。
先日京都の老舗喫茶店「フランソア喫茶室」を訪れた。喫茶店好きな方々の中には、耳にされたことがあるかもしれない。
30分ほど店の前で並んでから、わくわくしながら足を踏み入れた。
重厚なつくりの内装に、老舗と呼ばれるのにふさわしい風格を感じ、気持ちが上がる。
珈琲を頼むつもりだったけれど、一軒目で珈琲を飲んだばかり