マガジンのカバー画像

お酒とともに

164
ゆっくりお酒とともに、読みたいnoteをまとめます
運営しているクリエイター

#待っていてもはじまらない

白か黒かの断定は強いけど、想像する優しさを忘れたくない。

白か黒かの断定は強いけど、想像する優しさを忘れたくない。

客観的事実よりも感情的な意見の方がより強い影響力を持つ、らしい。

「ポスト・トゥルース」という言葉を知ったのは、2年前。イギリスのEU離脱や米国大統領選でのトランプ勝利が報じられた頃だと思う。直訳すると「脱真実」になる。

「いやいや、そんなことあるかなあ」と、疑問に思った。もちろん感情には左右されるけど、事実や真実に基づく理性だって判断には働くよねって。2年かけて、その思いは少しずつでも確実に

もっとみる

たぶん偶然だけど、僕は必然だと思うことにした。

作詞の仕事がもっと好きになった。

夢中になってる。おもしろい!と心の底から思う。

大切なことはいつの間にかはじまってる。きっかけをくれたのは、映像作家のエリザベス宮地さん。2年前くらいかな、「今こんな企画を考えてて」とか「この写真は超良いっす」とか。自転車で宮地さんの自宅によく通い、話していた。デジタルメディアのluteで宮地さんがショートドラマを監督することになる。

「主題歌の作詞、お願い

もっとみる
誰かのせいにしていた自分へ。

誰かのせいにしていた自分へ。

こんにちは、阿部広太郎です。

ここに書いてあるコラムは、2012年、東京コピーライターズクラブの新人賞を受賞して、それからの5年間の出来事を、そのクラブに寄稿したものです。

行動して、ぶつかって、気付きながら、ひとつひとつ積み重ねています。その中で、「自分らしさ」という感覚に出会えて、今に至ります。

ここに書いたことが、誰かの新しい気付きになりますように。

こんなはずじゃなかった。
ある時

もっとみる
社会人になった頃の自分に贈りたいことば

社会人になった頃の自分に贈りたいことば

春。新入社員がやってくる。

年次がまたひとつ繰り上がる。

2008年、広告会社で働きはじめて、コピーライターになり、10年以上の月日を過ごしている。

「仕事の話をしてくれませんか?」

新入社員研修は、全体での座学の他に、8名ほどの班にわかれて行われます。それぞれの班に先輩社員がつき、誰に会わせるか、何をするかを決めていく。

そこで「仕事の話を紹介するひとり」として呼ばれたのです。

「も

もっとみる

20代の頃、先輩から教わったすべて

過去の自分にちょっと救われたりする。もちろん昨日の自分と、今日の自分は、どこか別人だし。少しずつ人は変わっていく。

時の流れには抗えないし、現時点がベストでありたいと願う。

でも、「え、そんなこと言ってたんだ!!」と、過去の自分の言葉にちょっと救われたりするから不思議だ。

同じ釜のメシで、先輩と仲間になろう。仕事に熱くなっている先輩から、火をもらおう。悩みも、情熱も、分かちあおう。仕事を、人

もっとみる