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あとでちゃんと

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#キャリア

自分の未来に期待しすぎている

自分の未来に期待しすぎている

2010年9月4日の自分から手紙が届いた。

その手紙は、2020年9月4日の私宛てに、かつての私がちまちま書いたもので、厳密には2020年9月4日まで開封してはいけないはずだった。が、開けた。久しぶりにクローゼットを掃除していたら、ファイルの間に挟まった白い封筒を見つけたのだ。

22歳の頃の私が書いた、32歳の自分に宛てた手紙。こういうことをハタチを超えても真面目にやっている自分の恥ずかしさは

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村上春樹さんの「壁と卵」のスピーチから考える、「その仕事、誰のためにやっとんねん!」問題

村上春樹さんの「壁と卵」のスピーチから考える、「その仕事、誰のためにやっとんねん!」問題

その仕事、誰のためにやっとんねん!

と、自分につっこみたくなる時があります。そのさきに誰かの顔が想像できる仕事には、魂がこめられる。逆に想像できない仕事には魂がこもらない。

そんな感じ、わかりませんか?

なんだけど、日々の作業に忙殺されると、つい「誰のためにやっとんねん!」状態になってしまうんですよね。人間だもの。

「壁と卵」とはそんな時、いつも思い出して勇気付けられるのが、村上春樹さんが

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諦める資格は私にあるのか

諦める資格は私にあるのか

諦めるとは、自分の才能や動力、置かれた状況などを明らかにしてよく理解して、今、この瞬間にある自分の姿を悟る。

と『諦める力』の著書である為末大さんは言っている。

わかる。わかる。わかる。

諦めるとは「思い切る」「断念する」という意味より先に「あきらかにする」「つまびらかにする」という意味があるらしい。

漢字としては「諦」に「さとり」という意味もあるらしい。

なるほど。わかった。わかったけ

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大企業でしか働いたことのない40歳オッさんがスタートアップへ行った話

大企業でしか働いたことのない40歳オッさんがスタートアップへ行った話

スタートアップには興味あるけど、今さらなぁ…とか
自分はもう若くないので、スタートアップなんて無理だよな…とか
そんな環境で自分がやっていけるか不安だ…とか
そんな風に思っている方、きっと多いんじゃないだろうか。

最近はずいぶん市民権を得てきたものの、なんだかんだ言ってもスタートアップへ転職する人ってまだまだ少ない。

そこで転職経験はあったものの大企業でしか働いたことのなかったオッさんが、スタ

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「自分の山」を登ろう

「自分の山」を登ろう

ぼくもよく、有名な人やスゴい人のイベントを見に行ったり名刺交換をしたりしていた。それは憧れの気持ちもあったが、ちょっとだけ「仕事でつながれたらいいな」という下心もあった。

ただ、名刺交換をしたところで「じゃあ今度、オフィスにいらっしゃい」などと言われるようなことはなかった。憧れ気分でスゴい人に近づいても、まず仕事につながることはない。

スゴい人と仕事をしたいと思う人は多いだろう。大きな仕事をし

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