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"わたし"という物語。

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ある日突然、妹が統合失調症になった。 それからわたしは、"きょうだい"として、"1人の人間"として孤独だった。 そんな"わたし目線"の生活を綴ったものです。
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#きょうだい児

わたしが見つけたもの

わたしが見つけたもの

わたしの人生では、
落としてしまった大切なことが
たくさんありました。

ですが、落としたことに気づき、
大切なことを見つけることもできました。

最後には、誰かに。
そして自分にも、寄り添えるような記録をnoteに残していきます。

◆わたしの落とし物記録

・わたしの落とし物...感情の崩壊

・わたしの落とし物...拒食①

・わたしの落とし物...拒食②

・わたしの落とし物...自傷

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わたしの落とし物...自傷

わたしの落とし物...自傷

わたし自身と向き合うための記録です。

最後には、誰かに寄り添えれたらいいな。と思い、書き続けます。

◆過去記録

わたしの落とし物...感情の崩壊

わたし落とし物...拒食①

わたしの落とし物...拒食②



拒食症が一旦治まったあと、

すぐに自傷行為が始まりました。

ネットやメディアで見た事のある

"リストカット"です。

よく死ぬ気ではない。と発言される方もいます。

死ぬ気

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わたしの落とし物…拒食②

わたしの落とし物…拒食②

◆過去記録

わたしの落とし物...感情の崩壊

わたし落とし物...拒食①

自分が拒食症だと母に打ち明けた時の事をよく覚えている。

母の第一声は、

そうだろうなと思っていたよでした。

どうして気付いてたの?と尋ねると、

ガリガリに痩せていくのが分かるから。と母は答えた。

母は、

食べたいと思えるまで無理して食べようとしなくていい。と言ってくれた。

その言葉には救われた。

だけど

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わたしの落とし物…拒食①

わたしの落とし物…拒食①

わたしは怒りの感情を抑え込んだと思っていた。だけど、別の形で現れることになる。

結論から言うと

怒りを抑えて、悲しむだけでは自分は何も救われなかった

妹が統合失調症になり、

5年後、父がパーキンソン病になった。

わたしは、拒食症になった。だけど、その頃のわたしは、家族に心配かけたくない。怒られたくない。という思いが強くて、拒食症だということがバレないように生活しようと決めた。

朝食は決

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わたしは、きょうだい。

わたしは、きょうだい。

時系列は変わりますが、このnoteを書き始めた頃、自分という存在と同じ境遇の人々を

きょうだいということを知りませんでした。

ただ、10年以上前から自分と同じ境遇の、障害者の兄弟姉妹と会ってみたかった。お話をしてみたかった。共感して欲しかった。

そして

自分が誰かに寄り添えるような存在になりたかった。

だけど、探すこともできなかった。

"助けて"その言葉がずっと言えなかった。

"きょ

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わたしの落とし物...感情の崩壊

わたしの落とし物...感情の崩壊

これはわたしがわたし自身と向き合うために始めたnoteです。

妹が統合失調症になってから、わたしには様々な異変がありました。

こころとカラダが壊れていく

そんな異変が。

家庭内だけじゃなく、様々なところでストレスは感じるものです。

嫌だな。と感じたら、イライラして怒りの感情を出す人も多いと思います。

わたしの最初の異変は、

怒りの感情が消えたこと。でした。

正確にいうと、怒りを押し

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良い姉であり、良い子でいるために。

良い姉であり、良い子でいるために。

これはわたしがわたし自身と向き合うために始めたnoteです。

向き合うためには、記憶を巡らせる必要があり、それが辛くてなかなか書き進められません。

それでも、少しずつ書きたいです。

"妹が統合失調症になった日"



"わたしの孤独生活の始まり"

でした。

まず、わたしに待ち受けていたのは、

ありとあらゆる制限でした。

具体的には……

・TVを観てはいけない・音楽を聴いてはいけな

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突然、妹が統合失調症になった日。

突然、妹が統合失調症になった日。

これはわたしがわたし自身と向き合うために始めたnoteです。

当時高校1年だったわたしに起こった突然の出来事は、

"妹が統合失調症になった"

ということでした。

妹は発症する1年ほど前から、不登校になっていました。

"学校に行きたくない"

始めは、それだけしか言わない妹に対して、

"怠けている"

そう思ったことも何度もありました。

でも次第に妹は、

"いじめられている"と思う

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