わたしの落とし物...感情の崩壊

これはわたしがわたし自身と向き合うために始めたnoteです。

妹が統合失調症になってから、わたしには様々な異変がありました。

こころとカラダが壊れていく

そんな異変が。

家庭内だけじゃなく、様々なところでストレスは感じるものです。

嫌だな。と感じたら、イライラして怒りの感情を出す人も多いと思います。

わたしの最初の異変は、

怒りの感情が消えたこと。

でした。

正確にいうと、怒りを押し殺しました。

高校生ながらも、両親には自分の話しも聞いて欲しい。今日あった出来事を伝えたい。甘えたい。そんな気持ちがありました。

でも両親はいつも妹に付きっきりでした。

両親は妹が眠ると、やっとわたしの元へ戻ってきて、悲しい顔をしていました。常に妹の病状に悩んでいました。

学校で上手くいかないことも言えなくなりました。

わたしの部屋と妹の部屋は、ロフトで繋がっており、どちらかの部屋の電気をつけるだけで、隣の部屋に光がもれる構造になっています。

だから、わたしは自分の部屋で勉強することはなくなりました。

テスト勉強もリビングでした。ろくに勉強できる環境じゃないこともその時は気付かないふりをしていました。

妹が泣き叫べば、両親は妹の元に走りました。

辛かった。

でもその時のわたしは、妹の苦しんでいる姿を見ていることが辛いだけだと思っていました。

でも本当は、1番辛くて嫌だったのは、

両親がわたしを見てくれなくなったこと

でした。

怒りをぶつけたこともありました。

それでも、わたしには妹を中心にこの家は成り立っているとしか思えなかった。

あなたのことも平等に見ているよ。

とわたしに両親から言われても、

嘘だ。

としか思えませんでした。

だからわたしがここで怒りをぶつけても、分かってもらえない。

と大人になりきれない子供のわたしが決めたのは、

ただ悲しむだけにしておう

1人で悲しむだけにしておう

そうすれば

誰も傷つかない

辛いんだ。という気持ちも怒りじゃなく、悲しみに変換すれば、

誰も傷つけず、誰からも傷つけられない。

その時は、そう思った。

そうしてわたしは、

怒りの感情を消すことによって、

次々と、

こころに異変が起きはじめました。