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#63 2021年J1リーグ順位予想

こんちゃ!どうもいったーです。

今回は「2021年J1リーグ順位予想」を書いていきたいと思います。
心のクラブは大分トリニータですが、贔屓なしの、フラットでリアリスティックに予想してみます。

僕の推す「ストップ・ザ・川崎」の対抗馬は鹿島アントラーズだと思っています。他にも、個人的に四日市南SSCにゆかりがあるので、卒業生の松原健選手、岩田智輝選手が所属する横浜Fマリノスもチェックしていきたいと思います。

シーズンが終わった時に答え合わせできるように残す用なので、あまり細かいことは書きません。

<2021年 J1順位予想>

1位川崎F
2位鹿島
3位G大阪
―ACL圏内―
4位横浜FM
5位FC東京
6位名古屋
7位C大阪
8位広島
9位柏
10位清水
11位浦和
12位神戸
13位大分
14位札幌
15位横浜FC
16位鳥栖
―降格圏―
17位仙台
18位湘南
19位徳島
20位福岡

1位川崎F
昨季成績:優勝 W25-D5-L3 勝ち点85

文句なしの独走優勝を果たした、王者・川崎。最多勝ち点、最多連勝、最多得点、最多得失点差、様々な記録を更新してきました。自慢のアタッキングフットボールは健在で、今季も圧倒しそうな予感です。懸念点はチームのバンディエラであった中村憲剛(引退)、守田英正(サンタクララ)がチームを離れたことくらいでしょうか。交代5人制に対応できるだけの攻撃陣の駒は揃っており、谷口、ジェジエウを中心とする守備も大崩れしないでしょう。予想が困難とされるJ1でも優勝筆頭で間違いありません。

注目選手:旗手怜央、レアンドロ・ダミオン、家長昭博

2位鹿島
昨季成績:5位 W18-D5-L11 勝ち点57

4年連続トップ4と常にJリーグを牽引してきた鹿島が序盤の不振を引きずり5位となった昨季の雪辱に燃えています。ベストイレブンにもなったCFエヴェラウドも残留し、“抜け出しまではインザーギ”の異名を持つCF上田綺世と強力な2トップが引っ張ります。“鹿島スピリット”を受け継ぐ選手も現れ、若手とベテランのバランスも整っています。鹿島らしい的確なブラジル人をブラジル全国選手権1部から複数人獲得し、特に、コパ・リベルタドーレス準優勝の名門サントスキャプテンCMFピトゥカは注目で、盤石な布陣を揃えました。名門復活に期待がかかります。

注目選手:上田綺世、ディエゴ・ピトゥカ、三竿健斗

3位G大阪
昨季成績:2位 W20-D5-L9 勝ち点65

日本のレジェンド宮本恒靖体制に入り4年目の関西の雄・G大阪も今季は期待できそうです。昨季はユースや高卒、大卒らの若手を中心に宇佐美、パトリックの強烈な前線を組み合わせ、実質1位になりました。スーパー杯では4-3-3と新布陣を披露し、戦術の幅の広さを見せつけました。特に、今季獲得したチアゴ・アウベス、レアンドロ・ペレイラとJリーグを知るブラジル人、韓国代表チュ・セジョンとセンターラインを強化しました。J1 2位、天皇杯2位と打倒川崎に最も燃えているのはG大阪かもしれません。

注目選手:井手口陽介、福田湧矢、ウェリントン・シウバ(元アーセナル)

4位横浜FM
昨季成績:9位 W14-D5-L15 勝ち点47

昨季はアジアでの戦いによる過密日程と、各チームの対策によって大苦戦した前々回王者です。J屈指の戦術家ポステコグルー監督の頭の中を選手が表現できるかどうかが注目です。新戦力として、大分から四日市南SSCの1つ上の先輩、岩田智輝を獲得し、新導入が期待される3バックシステムの準備を整えました。得点源であったエリキやマルコス・ジュニオールらの退団の穴を仲川輝人、オナイウ阿道、エウベル、前田大然らが埋めれるかどうかも上位進出のカギになりそうです。個人的にJ No.1 CBだと思っているチアゴ・マルチンスにもスポットを当てたいです。

注目選手:岩田智輝、松原健、チアゴ・マルチンス、オビ・パウエル・オビンナ

5位FC東京
昨季成績:6位 W17-D6-L11 勝ち点57

FC東京あるあるとなっている夏場以降の失速は昨季も健在でありました。アジアでの戦いもあり過密日程を強いられるとともに、主力中の主力だった室屋成、橋本拳人が欧州移籍を決断したことも失速の1つに違いありません。U23チームからの昇格等でやりくりし、なんとか終盤までACL権争いを演じました。今季も前線ブラジル人トリオに加えて、スピードスター永井謙佑も健在だ。若い力の渡邊凌磨、安部柊人らの台頭もあり、彼らも見逃せないです。4-3-3や4-4-2と状況に応じて布陣を変化させながらも、根本的な部分を変えずに表現できる長谷川健太監督の手腕も注目ポイントです。

注目選手:森重真人、ディエゴ・オリベイラ、渡辺剛

6位名古屋
昨季成績:3位 W19-D6-L9 勝ち点63

昨季は堅守を武器に3位をゲットし、今季はACLの舞台に久しぶりに挑戦します。世界のトヨタだけあって、コロナ不況なんのその。フリー移籍が多いものの、名のある選手を多数獲得したため、コストパフォーマンスが気になるところです。代表経験者である柿谷曜一朗、斎藤学、森下龍矢が即戦力になりそうですが、J1で主役を演じた際には必ず存在したケネディやジョーのようなハンマータイプの外国人CFは不在であり、その分2列目の得点力は必須でしょう。ランゲラックを中心に堅守をベースに、過密日程を乗り切れば、上位戦線に加われるかもしれません。

注目選手:成瀬竣平、相馬勇紀、マテウス

7位C大阪
昨季成績:4位 W18-D6-L10 勝ち点60

こちらも堅守をベースに智将ロティーナ監督が率いて、4位に食い込みました。今季はCBの柱であったマテイ・ヨニッチ、シンボルであった柿谷曜一朗、木本恭生も退団し、チーム作りが急務です。Jの実力者である原川力や大久保嘉人を獲得し、巻き返しを図りたいですが、絶対的なCFが不在であるため、誰を中心にゴールから逆算するのかも注目です。清武弘嗣、坂元達裕、豊川雄太とチャンスメイクとドリブルと直接的にゴールに絡むことのできる2列目を活かすのが最も合理的ですが、4度目の就任となるクルピ監督の手腕に注目です。

注目選手:坂元達裕、清武弘嗣、瀬古歩夢

8位広島
昨季成績:8位 W13-D9-L12 勝ち点48

昨季は過密日程によって選手層の薄さが露呈してしまった形ですが、時折見せるポテンシャルは見事でした。伝統的な3-4-2-1から4-2-3-1にかじを切ろうとしており、新加入選手をはじめとする選手らがどれだけ馴染めるかが勝負の分かれ目になりそうです。CFジュニオール・サントスが大当たりし得点を量産すれば、上位争いに絡めそうです。東俊希や川辺駿、森島司らの技巧派が見せるプレーにも注目です。

注目選手:ジュニオール・サントス、川辺駿、森島司

9位柏
昨季成績:7位 W15-D7-L12 勝ち点52

良くも悪くも、オルンガのチームであったことは間違いありません。彼が多額の移籍金を置き土産にカタールに去ってしまい、新たな得点源を探しています。CFは呉屋大翔、クリスティアーノが争います。DF陣には若い風が吹いており、古賀太陽がCB/SBをこなせるため、3バックと4バックの併用が可能です。柏産のブラジル人選手はほぼ当たりであることが多いため、今季獲得したドッジ、アンジェロッティが素早く絡み、チームの中心になれるかどうかも上位進出のカギとなりそうです。

注目選手:ヒシャルジソン、クリスティアーノ、上島拓巳

10位清水
昨季成績:16位 W7-D7-L20 勝ち点28

昨季は王国静岡の名を背負う清水としては、黒歴史として葬り去りたい過去になりました。崩壊した守備の整備から始めた補強は、恐らく欠点から武器に変化することになりそうです。GK権田修一をポルティモネンセから獲得し、大分の皇帝CB鈴木義宜を獲得したことに加え、守備の立て直しに定評のあるロティーナ監督が就任しました。原輝騎やディサロ燦シルヴァーノを獲得し、全体的な戦力アップを果たしました。一方で攻撃はほぼブラジル人におんぶにだっこなため、彼らが安定が必要不可欠です。継続的に活躍できれば、1桁順位どころかACL争いに食い込んでも不思議ではありません。

注目選手:鈴木義宜、チアゴ・サンタナ、ロティーナ監督

11位浦和
昨季成績:10位 W13-D7-L14 勝ち点46

浦和3カ年計画の初年度はまさかの10位と中位以下の順位に甘んじることになった浦和。それもそのはず、17年~19年にかけて監督は5人を登用し、首を挿げ替えてきました。今季はスペイン人の理論派リカルド・ロドリゲス監督を招聘し、テクニカルで攻撃的なチーム作りを目指すようです。複雑で難解なフットボールを展開するために、戦術の浸透には時間擁しそうですが、フロントは前大会でのタイトルと、意気込んでおり、方針の乖離も見られます。エース格の興梠慎三が長期離脱、レオナルドは中国へ旅立ちました。攻撃陣の個の力不足を組織で補えるかどうかが注目です。日本No.1になりたいなら、クラブの“格”としてのサポーター教育も必要でしょう。

注目選手:武田英寿、汰木康也、田中達也

12位神戸
昨季成績:14位 W9-D9-L16 勝ち点36

世界的な名手を獲得し、バルサイズムを注入したクラブは迷走しているようにも見えてしまいます。昨季はリーグ戦6連敗で終え、ACLで準決勝まで進んだとは言え、物足りないシーズンでした。最高の食材は準備できているのですが、それを料理する監督やクラブのメソッドの部分が不安定では、上位進出は難しいでしょう。個人スキルがそれぞれ高いために、フロント力の不足部分をカバーしてしまうのも迷走の1つの要因となっています。イニエスタのフル稼働は見込めないことからも、オプションBとしての戦い方の水準をあげれるかどうかが注目です。個人的にはアーセナル元キャプテンCBフェルマーレンが出場する試合を生観戦したいです。5度目のチャレンジは成功するのでしょうか。

注目選手:フェルマーレン、藤本憲明、大﨑玲央

13位大分
昨季成績:11位 W11-D10-L13 勝ち点43

今季は我慢のシーズンになることは覚悟しておく必要があるでしょう。ここ2年間でJ1で活躍を見せたCB鈴木義宣、岩田智輝が流出し、他にも多数新天地を求めました。その分新戦力を補強したものの特殊な片野坂監督のサッカーに馴染めるかどうかが、残留への未知となりそうです。これまで存在感を放っていた3−4−2ー1も研究され始めて久しく、4−4−2の実験的な導入も視野に入れます。3バックと4バックを選手交代なしでシフトチェンジできる選手の柔軟性はこれまで培ってきたはずです。身の丈にあった補強も実り、J2オールスター軍団としてJ1史上最高難度の残留を目指します。

注目選手:長沢駿、坂圭祐、伊佐耕平

14位札幌
昨季成績:12位 W10-D9-L15 勝ち点39

“ミシャ”ことペトロビッチ監督が築き上げてきた攻撃的なフットボールの集大成が試されるシーズンになりそうです。一昨年はリーグ杯決勝まで進みながらも、準優勝で終わってしまい初タイトルを目の前にして逃しました。それからエースの鈴木武蔵が海外挑戦を決断し、失速気味です。前線にはブラジル人、タイ人、イングランド人、ナイジェリア人と多国籍軍団ですが、このクオリティは確かで迫力満点です。チーム全体としてハードワークを基調するチームであり、3-4-2-1で3バックは足元に定評があります。目指すは1桁ですが、まずは安全圏に浮上できるよう、勝ち星を重ねていきたいです。

注目選手:ジェイ・ボスロイド、チャナティップ・ソングラシン、田中駿汰

15位横浜FC
昨季成績:15位 W9-D6-L19 勝ち点33

昨季は降格のない特殊なシーズンを送るも、順位的にも残留を果たした横浜FC。昇格初度からボールを握りながら試合を進めるスタイルは通用したように見えましたが、得点力不足に陥り、リーグワースト5位の38得点でした。ポゼッションと得点の比率が不格好な形です。今季は個のクオリティでも勝負できるJ1経験豊富な選手を揃えました。特に、クレーべ、伊藤翔、渡邉千真、ジャーメン良、小川慶治朗らの得点量産が残留への近道になりそうです。日本の至宝中村俊輔が今季は10番を着けるため、個人的には素晴らしいニッパツ三ツ沢球技場で彼のプレーを見てみたいです。

注目選手:中村俊輔、手塚康平、マギーニョ

16位鳥栖
昨季成績:13位 W7-D15-L12 勝ち点36

毎年なんだかんだ、残留を果たすのがサガン鳥栖の魅力であり、強みであります。オーソドックスの4-4-2で毎年強固なブロックを作ってきました。今オフには攻守にわたり柱だった原川力、原輝綺が流出し、前線の金森健志も昇格組の福岡を選びました。CMFには大分から島川俊郎、CBにら清水からファンソッコを獲得する等、戦力ダウンを最小限に抑えました。最前線にはアフリカ勢のオフォエドゥ、ドゥンガを獲得し爆発が期待されます。自慢のアカデミーからの引き上げにも熱心で若さの勢いにも注目です。

注目選手:中野伸弥、パク・イルギュ、松岡大起

17位仙台
昨季成績:17位 W6-D10-L18 勝ち点28

昨季は最下位争いを演じながら結局、本来なら降格ゾーンに不時着してしまいました。ピッチ外でも所属選手の暴行事件などが目立つことになり、暗黒のシーズンとしてサポーターには記憶されることになるでしょう。今季はかつて優勝争いを演じた手倉森監督を招聘し、立て直しを図ります。マルティノスやオッティを獲得し、怪我から復帰予定のクエンカらを擁する攻撃陣は個の力は保証されています。元々堅い守備陣、シマオ・マテ、スウォビィク、平岡を中心に充分に通用するでしょう。まずは目の前の勝ち点3を目ざしながら残留を目指して欲しいです。

注目選手:クエンカ、シマオ・マテ、スウォビィク

18位湘南
昨季成績:18位 W6-D9-L19 勝ち点27

最下位に終わり、かつ、主力を多数引き抜かれた湘南にとっては今季は覚悟の年になる可能性が高いです。坂圭祐、金子大毅、松田天馬、齋藤未月、鈴木冬一、指宿洋史が退団し、チームの根本から変更が強いられるシーズンになるでしょう。迎えて即戦力になりそうなのが、ウェリントン、中村駿、名古新太郎くらいなのがスカッドの質と量ともに厳しい戦いになることを示唆しています。一体感と激しいデュエルを武器にする湘南魂を前面に押し出す戦いを極めるしか道はなさそうで、攻撃はウェリントンの爆発、守備はGK谷のビッグセーブに懸けるしかないでしょう。

注目選手:ウェリントン、谷晃生、山田直輝

19位徳島
昨季成績:J2優勝 W25-D9-L8 勝ち点84

これまでJ2で11位、4位、優勝と徐々にパワーアップしてきた徳島がついに昇格を手にする優勝を果たしました。その立役者であったリカルド・ロドリゲス監督は浦和レッズに引き抜かれ、新監督として同じようなポジショナルプレーを好み、理論派のポヤトス監督が就任しました。しかしながらコロナの影響から未だに入国できずに直接指導することはできていないようです。主力の流出を最小限の清武功暉に抑えることに成功しました。CF垣田裕暉を中心に、宮代大聖、浜下瑛らを中心に勢いのある攻撃が最大の武器です。チームを締めるのはシンボルでもある岩尾憲で、彼を中心に一致団結し、残留を目指します。

注目選手:垣田裕暉、宮代大聖、上福元直人

20位福岡
昨季成績:J2 2位 W25-D9-L8 勝ち点84

最終的には勝ち点84で徳島と同率で、5年ぶりの昇格を獲得しました。しかしながらこれまで昇格しては降格するというエレベータークラブぶりを発揮している福岡なので、個の昇格してからが勝負になります。堅守が売りであり、長期離脱からCBカルロス・グティエレスが復帰し、グローリと組む守備陣はより堅固なものになるでしょう。奈良竜樹、宮大樹を獲得し、バックアップも充実しています。攻撃陣は速攻から個人技の高さ、身体能力を活かしたダイレクトな攻撃を目指します。主役になるのは、B・メンデス、J・デルガドの外国人ストライカーでしょう。現実的な戦いを継続すれば残留も見えてくるはずです。

注目選手:城後寿、カルロス・グティエレス、ブルーノ・メンデス

この順位予想はスクショの通り2021/02/21現在です。

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さぁ答え合わせは、シーズン終了の12月となります。それまで僕は命の灯を燃やし続けられているでしょうか。

今季のJ1は20チームで試合数も増加し、自動降格枠が「4」史上最高難度のサバイバルです。

海外サッカー質の高い試合が多く面白いですが、J1も全国津々浦々のクラブでチームカラーがまるで違います。推しクラブを見つけて、ぜひ、1年間応援してみてください。

それではこのへんで、、、

ばいころまる~

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