最終回「毎日続けてしまう習慣を身につける方法」

ついに最終回となりました。今回は「壁」についてお話しします。

「壁」とは即ち「今日はやらなくていいか」という突如込み上げてくる謎の感情です。

友だちの家や実家に帰った時に、今日の日付からだいぶ前の月日でめくるのをサボっているカレンダーを見た事はありますでしょうか。あれこそまさしく「壁」の象徴です。今日はやらなくていいか、という感情に1度だけ心を許してしまったが為に、時を刻まなくなったカレンダーが産まれてしまうのです。

しかし皆さん、楽しいことなら毎日続けられるとお思いでしょう。全くもって同感です。しかし、この壁は何故か急に現れては人々の行く手を阻むのです。

一度この壁が現れたからには、前に進む事が非常に困難になります。「今日はやらなくていいか」という気待ちに素直に沿うと、今度は「明日からやろう」という気持ちになり、「今日はなんか気が進まないからこの辺にしとくか」と消極的になり、しまいには「今日はいいや」という感じになり、最終的には完全にやらなくなってしまうのです。

やらなくなると、「焦り」と「自己嫌悪」が心から湧き出てきます。「まずい!続けるといったのに全然やってないじゃん!……おれ、やっぱり向いてなかったのかな。」と、1回やらなくなるだけでこのように落ちるとこまで落ちる可能性があります。

このように「障壁」がどんどん重なっていき、道はひとつひとつが恐ろしく堅い壁の層で閉ざされて、その壁の圧力によって、前に進めなくなってしまうのです。つまり完全にやらなくなってしまうのです。

多くの人々が習慣化するにあたって挫折したポイントがずばりココです。人間は不思議なもので、2〜3日そこら続けた辺りで安心するのです。その心の緩みの前に立ちはだかるのが、この「壁」なのです。

ならばどうすればよいか?簡単です。心の中で、「今やらなかったら、この先一生やらないだろうな」と強く心の中で念じるのです。

結局、人間はいつやれるのかという話なんですが、人間は過去に戻ってやることも出来なければ、未来に行ってやることも出来ません。今しかないのです。

「明日からやろう」と言ってるようじゃまだまだです。今から始める人が、明日から始める人に勝つのです。

もう潔く「明日からはできない」と吹っ切れましょう。「今からしかできない」と強く念じることで、壁は無くなっていきます。

そうして何度も何度も壁を壊すたびに、壁の存在そのものが現れなくなります。もはやその頑張って毎日続けていたものが、毎日続いて当たり前だと思うようになるからです。第1回目で話した小学生の話と同じです。

その為には、今からやるしかないし、毎日続けるしかないのです。10秒でも1秒でも早く取り組みましょう。「早くやらなきゃ!」と思うことが大事です。1日は24時間しかありませんので、時間厳守で行動していきましょう。

するとそのうち、「早くやらなきゃ!」という感覚が無くなります。その感覚が無くなったら、晴れて無事「習慣化」できたと言えるでしょう。

さて、いかがでしたでしょうか。何か自分の人生においてヒントになりましたでしょうか。ぼくは習慣化させることは、人生において大きな影響を与えると強く思っています。読書、スポーツ、勉強、イラスト、仕事、何にでも応用が効きます。可能性は無限大です。もし、皆さんがなにか「物足りないなぁ」とか伸び悩んでいることなどがありましたら、まず楽しみを見つけ出して、それから毎日続けてみることをお勧めします。

というわけで、ここまで読んで頂きましてありがとうございました。連載物は今回が初めてなのですが、書くことが決まっているので普段読み切りの記事を書くよりもかなり楽で良いですね。今後、連載物が始まったら「ああこいつ、ネタ切れなんだな」とでも思ってください(笑)

えー、てことで今までありがとうございました。最終回でした!それではまた明日noteで会いましょう!See You!

過去の回はこちら!

第1回

第2回

こちらのnoteもどうぞ!

それ、なんのためにやってんの?

オレは「特別」ではない

バカは治らない。


#エッセイ #イラスト #漫画 #マンガ #毎日投稿 #絵 #コミックエッセイ #日常漫画 #日常 #日記漫画 #社会人 #ブラック企業 #無職 #ニート #フリーター #引きこもり #いちたすわに #ライフハック #毎日更新 #社会 #小説 #小説家 #趣味 #人生 #毎日note #ひとりごと #独り言 #コラム #創作

頂いたサポートは筆者のクリエイティブな感性を大幅に上昇させるコーヒー代の足しになります。よろしくおねがいします。