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旅のこと(ベトナム以外)

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今あるのは、トルコ、ウガンダ、マダガスカル、カメルーン、ドイツ、フィンランド、イギリス、京都あたり。
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#アフリカ

アフリカ、ヨーロッパから茅ヶ崎まで、人生に残る10の窓辺

アフリカ、ヨーロッパから茅ヶ崎まで、人生に残る10の窓辺



1 マダガスカル・アンタナナリボ

絹織物業を営む穏やかな夫婦の家。人生で一番空と緑が鮮やかだった窓辺。

2 東京・岡本太郎美術館

「自分の中に毒を持て」。不思議な像と植物がまざる庭を見渡す窓辺。

3 オランダ・ユトレヒト

大好きな装丁家であり、ミッフィーの生みの親のデイック・ブルーナ。彼が暮らした街のデザイン性の高い窓辺。

4 イギリス・マンチェスター

さすがUKロックの聖地、窓

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ピクニックするように、ものを売って生きていきたい

ピクニックするように、ものを売って生きていきたい

今週末は、高円寺フェスという高円寺の街をあげたお祭りです。
みうらじゅんさんや大槻ケンジさんといった高円寺ゆかりの人とトークショーと、駅前広場での「ゆるキャラプロレス」が目玉のこのお祭り。

Salmons(大学時代からゆるくやっている3人組ユニット)も、アフリカの国々の布を売るべく、街の一角で開催されるマルシェに出店しました。

布や現地の写真も並べて、朝11時には準備万端。

「日本のインド」

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ウガンダ名物「ロレックス」をつくってみた

ウガンダ名物「ロレックス」をつくってみた

在宅になって、「料理して、食べる」ことが、一大アトラクションになっています。

以前書いた世界のごはんづくりも、よりアトラクション度が上がるので、つづけています。

今日はウガンダで食べた「ロレックス」をつくりました。オムレツをチャパティで巻いたもので、「egg roll」をもじって「ロレックス」と呼ばれているファーストフードです。

レシピは渋谷にある熱帯酒場Los Barbadosさんから。

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世界の書店から(1)【カメルーン:ジャーナリストと頼朝に遭遇】

世界の書店から(1)【カメルーン:ジャーナリストと頼朝に遭遇】

出版社に勤めはじめてから約5年、海外に行くとその国の本屋さんに行ってみるようになりました。撮っていた写真がたまってきたので、noteに少しずつ載せていこうかなと思います。

第1回目は、カメルーン。アフリカの西側、中央くらいにある国です。

多様な地形と気候帯がある国で、自然も人々の暮らしぶりや文化もさまざま。アフリカの多様な魅力がぎゅっと詰まっているということで、「ミニチュアオブアフリカ」の異名

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"結束"ってなんだろう。カンパラのモスクで考えたこと。

"結束"ってなんだろう。カンパラのモスクで考えたこと。

ウガンダの首都カンパラの丘の上には、ガダフィ・モスクというモスクがあります。

あのニュースでよく聞くリビアのガダフィ大佐の寄付のもと、建てられたモスクなのです。

まだ新しく、建てられて10年程。サハラ砂漠以南で最大のモスクなのだとか。
たしかに立派で、なかの装飾も美しいモスクでした。

木枠はコンゴ民主共和国
ステンドグラスはローマ
絨毯はリビア
天井の模様とシャンデリアはモロッコ
(他の

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アフリカ大陸を走る、長万部の布団屋

アフリカ大陸を走る、長万部の布団屋

これはウガンダに限らずアフリカあるあるですが、走っている乗り合いバスの多くが、日本の中古車です。

日本で使われていたときのプリントが残ったままで、なかなか味があります。

今回旅したウガンダでは、

長万部の横手布団屋
北海道リハビリセンター
風の丘保育園

に出会いました。

生活感溢れ、しかもけっこうな地方のものも多いのです。

日本を故郷に持つ身としては、遠いアフリカ大陸で、い

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ウガンダの車窓から

ウガンダの車窓から

アフリカに来るといつも、面白いと感じることがあるのは、たいていマーケットや人混みだなぁと思います。

ウガンダの首都カンパラから地方に行くためのバスの出発地点Old Taxi Parkは、マーケットのすぐ横にあって、車窓からそのマーケットに行き交う人々を見るだけで、楽しいです。
(歩いているときは、ひったくりやスリに警戒しているので、車窓のほうがじっくり見ることができる)

「BRICS」とい

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誰しもその人だからこそできる「助け方」がある

誰しもその人だからこそできる「助け方」がある

ケガをしました。

はじめて行く国の一人旅なのだから、余裕を持ったスケジュールで、無理せず省エネで、注意を払っていこうと思って、そうしていたつもりだったのだけど。

帰る少し前に、ウガンダで会っておきたい人に会えるかもとなって、焦ってしまい、負傷してしまいました。

道行く人に、口々に「まぁ、かわいそうに」と言われ。
最寄りの建物にいたガードのおじさんが、近くの薬局に案内してくれました

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Hapinessという名の男

Hapinessという名の男

アフリカ大陸の国、ウガンダに来ています。
首都カンパラは、なかなか寡黙でクールな人が多い印象です。

日本に比べたら挨拶はみんなしますが、その先におしゃべりをするかというと、そうでもない。

おとなりのタンザニアに行ったときは、「日本から来たの?」「香川真司知ってるよ!」などなど、やたら話しかけてくる人が多くて、そんなかんじをイメージしていたので、少し意外でした。

内陸国だからか、穏

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「伝える」というより、「連れていく」?

「伝える」というより、「連れていく」?

「アフリカに関心のない人に、どうやってアフリカについて伝えていますか?」

先日、キ・アフリカさんという団体の会でお話する機会があって、そこで参加者の方にした質問です。

「私はアフリカに連れていきますね。なにがぴんとくるかは人によって全然ちがいますから」

こんなふうに答えた方がいました。
布がいいという人もいれば、音楽がいいという人もいるし、スラムの雰囲気にハマる人もいるし、自分が役に

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