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ウガンダ名物「ロレックス」をつくってみた
在宅になって、「料理して、食べる」ことが、一大アトラクションになっています。
以前書いた世界のごはんづくりも、よりアトラクション度が上がるので、つづけています。
今日はウガンダで食べた「ロレックス」をつくりました。オムレツをチャパティで巻いたもので、「egg roll」をもじって「ロレックス」と呼ばれているファーストフードです。
レシピは渋谷にある熱帯酒場Los Barbadosさんから。
アフリカやアラブ料理がおいしくて、コンゴ音楽が流れていて、異国情緒溢れる内装が素敵なお店です。
しばらく行けないのは悲しいですが、最近Facebookにアップしてくださるレシピをわくわくしながら見ています(zoomのお料理教室もされているので、近々参加したいと思っています)。
チャパティのつくり方ものっていますが、私は楽して冷凍チャパティでつくりました。
チャパティがあれば、あとは野菜オムレツをつくって巻くだけ。10分もあればできます。
少しオムレツも焼き過ぎてしまいましたが、それもありなかんじがするのが、ファーストフードのいいところ。見た目はともかく、なかなかおいしくできました。
ただレシピにあったピリピリ(アフリカの料理によくはいっている唐辛子)を買い忘れて、そのぶん少し物足りなかったのが心残り。
なくてもいいかなと思っていたのですが、あのピリピリの舌へのパンチが、けっこう重要だったみたいです。近々リベンジします。
気持ちを盛り上げるべく、今日はウガンダのミュージシャンの音楽を聴きながら食べました。
ウガンダの竪琴のイントロがきれいな曲です。
日本でもともと聴いていた曲ですが、ウガンダを訪れたときに、バスから緑の深い森とナイル川を見ながら聴いて、あぁこの景色からこの音楽が生まれたのかと、とても幸せな気持ちになったことを思い出しました。
料理をして、食べる。
ただ音楽を聴く。
最近は、そんな基本的な営みが一大アトラクションになっています。
思えば、旅をしているときはいつも、次はどんな味のごはんなのか楽しみで、はじめての土地の空気のなかで音楽を聴く幸せを感じていました。
そんな状態が、旅とは逆の「家にいなくてはいけない」今の状況で、不思議と起こっているみたいです。
本来、食事や音楽は、人間にとって根源的なアトラクションであるはずで、その感覚を取り戻しているということなのかもしれません。
在宅になってから、日々リリースされる新しいエンターテインメントにアクセスできないぶん、家でのごはんと音楽が、楽しみになりました。
旅をしているときのように、日常でも目の前のものをもっと味わえたらいいのに。
旅に行くたびにそう思いながらも、帰ってくるとどうしてもできずにいたことが、はからずもこの制限された状況で、実現されつつあります。
(とはいえ、リスクに晒されている人への罪悪感や、子どもいる人は大変だろうなという気持ちや、ついコロナ関係のニュースやSNSを追ってしまうせわしなさはあるので、自分のできることと、自分を保つことのうまく健全なバランスを見出していきたいところです)
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