去年と今年

 あけましておめでとうございます(激遅)

 去年始めたはいいものの、結局サボりまくってしまった。仕方ないよね、忙しかったんだもの。
 過ぎたことはどうでもいいということで、生存報告と去年の振り返りをば。

 去年、自分のサークル『next marginalized progress』を始動させました。いかんせん名前が長いので自分では『ネクマプ』と呼んでいる。そのネクマプで、去年は計2曲発表した。少ねぇ。

『小夜時雨』

『まほろば(-Japanese ver.-)』


 どちらも、何のしがらみもなく、自由に書いた。頭から浮かんでくるものそのまんまというか、技術的な面でも結構攻めていたり、制作環境や機材面やらなんやら、以前とは結構変わっている部分も多々あるが、それはあくまでも頭の中のものを再現するために……といえば聞こえはいいか(笑)。
 まぁ、なるべくしてなったというだけで、表面的にも内面的にも、そんな構えるようなものではない。が、やっぱりというか案の定というか(笑)、音楽的には一筋縄でいかないものとなっている。そりゃ優碧さまが書いたんだから。人間関係的にも、音楽性的にも、なにひとつの制約がないからこそ、こうなったんだろうなぁという流れが客観的に見て取れる。反省点でもあるのだが。

 音楽理論とは、あくまでも後付けの屁理屈である。もちろん、「これこれこういったテクニックを使ってみよう」という観点から曲を書くこともあるが、少なくともこの2曲については、そんなことはない。
 もっとも、今後はそういった動機で曲を書いていくのも悪くはないかなと思ってもいる。技術とは、当たり前だが学んだ者のみが使用できる。そして、使わなければ鈍る。継承するという意味でも、もっと積極的に前面に押し出していくべきなのかもしれない。それが、きっと自分のさらなる個性につながるのだと信じたい。『next marginalized progress』の言葉の持つ意味を、大切にしたい。そのための場所なのだから。だからとて、いまさら無調やるかと聞かれたら……うーん(笑)。

 デジタルは長持ちしない。それは30年の歴史の中で明白である(ボクは30年も生きてはいないが)。300年後どうなっているかなどとは知る由もないが、少なくとも、デジタル黎明期~過度期を経た2020年時点では、デジタルは一度は死んだ。過去記事にも幾度となく書いているが、デジタルとはあくまで「今」なのである。これに「過去」と「未来」が含まれるのかどうかは、2020年の時点ではまだわからない。恐らく、ボクが死ぬころにもわかってはいないだろう。いくらデータがクラウド化され、半永久的に残り、世界のどこにいてもアクセスすることが可能となったとはいえ、それも未来ではどうなっているかなど、誰にも想像できるわけがない。

 ただ、これも何度も言うが、デジタルの利点に対して真っ向から反対できるやつなど、世界のどこにも存在しないということも明白である。使えるだけ使えばいい。大いに活用して、「今」を生きればいい。思想など、その程度で十分なのである。思想とは、受け入れるものであって、受け入れさせるものではない。そのことだけは決して忘れてはならない。アナログは殴れば直り、デジタルは壊れる。それだけで十分なのである。

 ※CDはいずれ聞けなくなるよ。DL販売が主流になったから存在が消えるという意味ではなく、単純にCD内のデータが読み込めなくなる。DLデータの場合、当然だがデータが消えれば終了。サービスが終了するということもありえる(現に黎明期のHPなどはソレにより消えまくっている。歴史として残らないのである。嘆かわしい)。アナログ盤の場合、盤さえ無事なら半永久的に聞ける。カセットもしかり。が、聴きすぎると磨り減る。伸びる。再生機器の方が手に入らなくなるということもあるかもしれない。そう、アナログは物理的に壊れるのである(笑)。まぁ、何であっても何かしら起こりうる。2020年現在では個人で気をつける以外にどうすることもできない。新たなる技術革新が楽しみである。

 さて、話が飛びまくったが(笑)音源の流通についてである。
 小夜時雨はBOOTHにてDL販売をしているので、興味があればぜひ聴いてみていただきたい。まほろばについても、後日BOOTHでのDL販売を同じく行うつもりである。こちらも興味があれば是非に。

 個人的にそれぞれを一言で表すとすれば、小夜時雨は「初期衝動」、まほろばは「スタイリッシュ」である。
 ネットでの告知の際、小夜時雨の際は「幽玄」だの「狼藉」だの「エスプリ」だの、なんとも恥ずかしい言葉をアレコレと並べた記憶があるが(笑)、その感想は今でも変わらない。逆に、まほろばの際には、そういった表現をほとんど用いなかった。全国に3人存在すると噂される優碧さまガチ勢諸君には、きっとそういった観点でも楽しんでいただけるのではないかなと思う。
 ちなみに、『まほろば』については、わざわざ日本語版と表記しているくらいなんだから、当然日本語版でないものも存在するであろうと推測することは容易なはずである。答えはイエス。確かに存在する。が、うーん……(笑)。

 さて、ひととおり書いたところで、今年の話。
 すでに何件も仕事の相談をいただいている。なんともありがたいことである。
 去年は海外映画、バンドの海外ツアーなんかがメインであったが、今年は国内案件が増えた。祈願叶ってである。
 というわけで、すでにだいぶ忙しい(笑)。が、ひとつひとつの案件を大切にこなしていきたい。クライアントの方々には、優碧さまの力を大いに活用していただきたい。
 ただ、仕事が多いのと生活ができるのかどうかは全くの別問題なのであ~る。というわけで、今年の目標をここに記したい。ひとつでも叶えばいいなぁくらいの心持ちで。

・国内の仕事がもらえるようになる
いつも言ってる。

・一日2食
現在、食べても夕食のみである。食べない日も多々ある。せめて毎日食べたい。可能であれば昼飯も食べたい。外食できるようになりたい。

・デジタルを使いこなす
DAWを触るのは大嫌いです。が、そんなこと言ってたら今の時代何もできないのだ(泣)。
その延長っていうわけでもないけど、今年はプラグインシンセの使い方をもっと真剣に学ぼうかと。

・借金全額返済
これなんでなのってよく聞かれるんですよ。そんだけ忙しくしてて何で金ないのって。
国内案件のギャラが安すぎるんじゃい!
以前ちょろっとではあるが、(あくまでも個人としての)海外と日本の違いを記事に書いたこともある。日本で仕事したいのに、日本で仕事をすればするほど大赤字である。ギャラをもらったところで、制作費であぼん。それどころか、足りない部分を自分で賄う始末。なぜ俺が貯金崩してまで制作費を捻出せにゃならんねん!
この辺、答えはとっくに出ている。プライドを捨てればいいのである。ギャラが少ないなら少ないなりの仕事を……って、そんなことできるわけないよなぁ(泣)。
まぁ、その辺は知名度の問題や出来ることの範囲とかの問題もあるだろうし、致し方ない部分であることも承知済。
日本はなんでもかんでも個人に求めすぎなんじゃい! 俺はエンジニアじゃねーよ!
……原因がわかっているので、そこを直すのも目標です(泣)。
たかが三ケタの借金くらい、一年で返済してやろーじゃねーの!

・家賃を払う
チーン。

 以上! ことよろ! 差し入れもよろ!
 おわり。

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