マガジンのカバー画像

日記、エッセイのようなもの

19
思いついたことを書いてます。
運営しているクリエイター

#日記

キャラメルとダイエット。

キャラメルとダイエット。

どうして僕の前にまた姿を現したの?
どうして僕らの思い出を
美しいままに残しておいてくれないんだ?
どうして僕の心をまた揺り動かすんだ?

キャラメル、君に言ってるんだ。

わかってる、たしかに君のことが心に焼きついたことだってある。でもそれはもう遠い過去のことだ。僕はもう君のことは、

やめてくれ、
そうやって僕を惑わせないでくれ。
君のその甘ったるい囁きが僕の歯にまとわりついて離れないんだ。

もっとみる
人工知能と勝負してみた。

人工知能と勝負してみた。

突然、思い立ちました。

「人工知能と勝負がしたい」

そういうわけで今回の対戦相手は世界の人気者「ChatGPT」です。

パチパチパチパチ。

勝負内容はこちら。

お題 → 「(*´ ˘ `*)にふさわしい文章を作成せよ」

フフフ、相手にとって不足はない。
世の中では世界を変える知能とか言われているらしいが、その実力を見せてもらおうか。

では、文章作成のためのプロンプト(指示)を入れてや

もっとみる
読まれなくても良い、という境地。

読まれなくても良い、という境地。

閲覧数を意識して日記を力んで書こうとすると
かえって読者から敬遠されてしまうことはよくあるものです。

それはつまり、自分を良く見せようとか、普段以上の自分を演出しようとするからそういう事態に陥ってしまうのでしょう。

それならば、何も考えずに、ほぼ「無」の状態で日記を書けば邪念は消え去り、自ずと閲覧数が伸びる日記が書けるようになるのではないでしょうか。

いや、これは誤りでしたね。

気がついた

もっとみる
「小説に例えるの、好きだね?」

「小説に例えるの、好きだね?」

「小説に例えるの、好きだね?」

そう言われた事がある。それまでは自覚が全くなかったから気づきもしなかったけれど、たしかに僕はある出来事を、それまでに読んだことがある小説や漫画やアニメ、観たことがある映画、演劇、ドラマ、などに例えてしまう癖があるのかもしれない。

ベタな例だが、例えば自分にも理由や説明がつかない行動をしてしまったときに「うん、まあ『異邦人』にあったけど、そういうことがあるもんだよ

もっとみる

片言日記

駅に着いて改札口を通る。小さな郊外の駅。多くの人は左の方に進む。左に行くとバスのロータリー、タクシー乗り場があって駅前の唯一のコンビニがある。

右に行くと駐輪場があってたくさんの自転車が置いてある。もう日が暮れてはっきりとどんな自転車が置いてあるのかは見えない。小さな無数の緑色のライトが光っている。朝には見えなくなってしまうような光り方だ。

あたりは暗い。通り過ぎる人の顔がちょうど見えないくら

もっとみる
片言日記

片言日記

中くらいのマンションのような建物が目の前に見えるのだけど、それが景色の一部かと言われるとちょっと違う気がする。長くここに住んでるいるけど、このマンションのような建物が話題にあがったことがない。

僕が小学生の時も、中学生の時も、大学生の時だって変わらずそれはあったけど、思い出の背景にも何かの匂いと関連してることもない。

初めてその建物を見上げてみるとそれはやっぱりマンションだった。たぶんマンショ

もっとみる
僕のPERFECT DAYS

僕のPERFECT DAYS

朝、4時半に起きる。寒いので寝巻の上に上着を羽織ってから階段を降りる。給湯器に水を入れコンセントを入れる。トイレに行き用を足してから鏡の前で寝ぐせを直す。仏壇の前に座り線香をあげて、りんを鳴らす。

水が沸騰するまでもう少し。お気に入りの雑誌を1ページだけ読む。インスタントコーヒーを作って自分の部屋に行き椅子に座る。パソコンの前で自分の時間を過ごす。

玄関で財布と鍵束をポケットにつっこみ家を出る

もっとみる
ストリートピアノと書くことについて。

ストリートピアノと書くことについて。

ストリートピアノって、noteの日記と似てませんか。少なくとも今の僕はそう思っている。

たまにストリートピアノを聞きに都内へ行く。ほとんどの人は無名で、でも楽しく、あるいは緊張していたり、それぞれの生活や想いを持ってピアノを弾いている。

その音色は僕らを、同じように無名な僕らを観衆に変える。

僕はピアノの上手い下手はわからないけど、その時間がとても好きだ。

そこには、弾き手と観衆の関係があ

もっとみる
散りゆく何か。

散りゆく何か。

今年の桜は父が見たがっていた桜だった。

まだ意識があり聞き取れる言葉を話していた時、父は病床で言った。

「来年の桜も見たいなあ」と。

僕は仕事がら海外の人と話す機会がある。この時期になると定型句のように日本は今サクラの季節なんだと説明する。

すると海外の人も「そうそう日本はサクラの季節だな」と言う。たぶん色んな日本人から聞き慣れているのだろう。

この時期にアメリカに出張したことがある。国

もっとみる

海外出張記①

レンタカーで車を借りるシチュエーションで思いかけず、オンライン英会話のbizmatesでロールプレイングをした場面に遭遇することとなった。そのおかげで、現地の人とちょっとした会話をすることができた。

ひとしきり手続が終わると担当をしてくれた中東系の若い女性がカウンター越しに話しかけてきた。

「何しにカナダに来たの?」
「仕事だよ」
「ふーん、どんな仕事してるの?」
「営業マンだよ。カナダにね、

もっとみる
GW、VLOGな日記

GW、VLOGな日記

朝。5:30に目が覚める。いつもより部屋が暗い。目線は天井を見上げたまま。カーテンの向こう側から雨の降る音。今日は雨降りだ。

家族がそれぞれの日常生活に向かっていく。送り出して空を見上げると厚い雨雲。ゆっくりと風に流されている。午後には晴れるらしい。ラッキー。洗濯ができるね。

家の雑事をひとつひとつ終わらせる。テレビはつけない。好きな音楽。熱いコーヒー。軽くなる雨の音。ちょっと散歩をしに外に出

もっとみる