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新規就農準備&北海道移住日記

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2022年就農に向けて北海道に移住し、農業の研修を受けたり、地方都市での暮らしのいろいろについての日記を書いています。
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2022年11月の記事一覧

新規就農1年目、初めての会計処理

新規就農1年目、初めての会計処理

農閑期に入り、いよいよ会計処理に取り組んでいる。初めての農家(個人事業主)としての確定申告の準備だ。

1シーズン目の農業は新規就農研修で学んだことを総動員して、なんとか乗り切った感じだった。本当に乗り切っただけで、課題だらけだ。作業的なこと、栽培管理的なことは経験として、そしてnoteの文章として少しは積み上がっていると思う。

さぁ、今度は数字だ。期待はしていないが、現実を見るためにもまとめね

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おむつかえしひと

おむつかえしひと

農学博士、東大卒、サイエンスブリッジコミュニケーター、罠猟資格保有者、農家、フリーライター、ちょっとだけコラムニスト。興味が移ろいやすい性格のおかげでぼくを表す言葉は複数ある。

しかし、いまのぼくをもっともよく表す言葉がこれだ。

「おむつかえしひと」

次男の櫂が産まれて19日が経った。長男のつむぎのときは夏だったこともあり、産まれて数日で、妻の実家がある八戸から美幌に戻った。今回は農閑期とい

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シャインマスカット農家さんのお手伝い

シャインマスカット農家さんのお手伝い

先週の土曜日、長男のつむぎが保育園で子ども怪獣ギャオドロンに変身していた日。実はもう一つイベントがあった。

発表会後はそのまま解散となりお昼前に帰宅。家に帰ってからはご飯をぱぱっと済ませ、お出かけの準備。

目的地は、八戸市の隣町、五戸町のシャインマスカット農家さんだ。幸枝さんの兄家族と姉家族と、ぼくとつむぎでシャインマスカットハウスの片付けのお手伝いに向かう。お手伝いのお礼に出荷しなかったマス

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3歳の長男の発表会

3歳の長男の発表会

今日は3歳の長男つむぎの発表会だ。

妻の里帰り出産とともに9月に八戸入りしたつむぎは、10月からこちらの保育園に通わせてもらっている。妻が手続きをし、美幌町と八戸市のやり取りのおかげで、こちらに来ても美幌と同じ条件で通わせてもらっている。ありがたいことだ。

そんな八戸の保育園での発表会。つむぎはしばらく前から「こどもかいじゅうギャオドロンをやるよ」と予告してくるくらい気合十分。

行きの車内で

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ブラックフライデーセールで失ったもの

ブラックフライデーセールで失ったもの

今日はブラックフライデーセール。とにかく安いらしい。長男つむぎがご飯を食べるためにリビングの隣のダイニングに移ったすきに、ソワソワしながらがスマートフォンでアマゾンを開く。

「ふむふむ、このバナーをクリックすればいいのか」
ページ上部のBLACK FRIDAYのバナーをじっくりと眺める。
「おお、もうすぐ終了のセールがあるじゃないか」
やばいやばい、バナーをクリック。

セール終了間近のラインナ

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3歳児の父にとって、お風呂の時間が一日の山場

3歳児の父にとって、お風呂の時間が一日の山場

一日の疲れが癒える時、それは温かな湯船に体を沈め、両手ですくった湯で顔を拭い、フーっと一息つく入浴の時間。そう思っているときが、ぼくにもあった。

しかし、小さな怪獣こと3歳の長男つむぎとのお風呂の時間は一日の山場だ。

つむぎがお風呂に抱く感情は長めの周期で変動するベースの変化と、毎日のように変動するゆらぎの変化が、予測できない株価の様に組み合わさって決まってくる。

現在、つむぎのお風呂相場は

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3歳の吃音

3歳の吃音

3歳の長男つむぎに、吃音の症状が出ていました。もしかしたら次男の櫂のときの参考になるかもしれないし、自分の子の吃音が気になっている方にとって一例として参考になるかもしれないので、記録に残しておこうと思います。

つむぎの場合、今ではすっかりその症状がなくなり、そんな事あったかな?と思ってしまうくらいです。

正確にいつ始まったかは分からないけれど、里帰り出産で妻について青森に来ているうちに吃音の症

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プレゼント

プレゼント

11月22日、いい夫婦の日はぼくと妻の結婚記念日。とくにこの日を狙ったわけではなく、「ここ」と決めていた式場でちょうどいい具合に空いていた日がこの日だった。今思うと、覚えやすくてとても助かっている。

保育園帰り、いつもどおりにニコニコしながら出てくる長男のつむぎ、手にはなにか袋を持っている。

「だでぃ、いいものがあるの」
嬉しそうに袋を見せてくれるつむぎ。
「上のクラスの子が収穫体験してきたり

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出生届けを妻の実家の役場に提出

出生届けを妻の実家の役場に提出

次男、櫂の出生届けを提出。

里帰り出産で家族全員で妻の実家の八戸にいて、農閑期ということもあり、年明けまでぼくも含めて美幌には戻らない。

生後2週間以内に提出しなければいけない出生届、どうするのよ?

と思っていたけど、妻が美幌の役場に問い合わせたところ、八戸市役所で提出するのでもOKということが分かった。

生後11日、名前も無事に決まり、八戸市役所で出生届けを提出完了。

ちなみに、国民健

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次男の名前を決めた

次男の名前を決めた

「あかちゃん」とか「おむすびくん」とか呼んでいた次男の名前を決めた。

次男の名前は「櫂(かい)」だ。
どんな世界でも、櫂に力を込めて漕ぎ出すように挑戦していく子になって欲しいという思いで「櫂」になった。

名前の発案は妻の幸枝さん。ぼくは広い海に乗り出していくようなイメージで「航(こう/わたる)」を考えていた。幸枝さんの案の「櫂」と大きな意味では一緒だった。その上で地道に努力できる人になって欲し

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10年前とつながっている学校訪問

10年前とつながっている学校訪問

長男のつむぎを保育園に送り届けたら、今日は八戸を少し離れて南へ。前職のリバネスから誘ってもらったゆめちから栽培研究プログラムの研究コーチの仕事で学校訪問に向かう。

ゆめちから栽培研究プログラムはPascoさんとリバネスでやっている中高生向け栽培研究プログラムだ。その名の通り、超強力小麦「ゆめちから」の栽培研究に中高生が取り組む。

ぼくが会社にいたころはなかった仕組みで、研究コーチというものが始

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さいこうファームの二毛作

さいこうファームの二毛作

11月頭に美幌を離れてから、当然のことながら農業はやっていない。もともと、美幌町の極寒の冬ではそもそもやれる農業は限られている。加温したビニールハウスで野菜を作れるぐらいじゃないかな。

なので、冬は農業はお休み。

この長い冬休みの間、さいこうファームではぼくらなりの二毛作を展開している。その裏作とは主に「ライター」だ。大学での研究経験や、前職での雑誌づくりの経験がすごく役に立っている。

現在

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生後一週間のこどもたち

生後一週間のこどもたち

次男が産まれて一週間、生まれたてのときと比べてだいぶ表情が安定してきた。ふむふむ、こんな顔だったのか、という感じ。

この子は長男のつむぎと似ているのかしら?気になって、生後一週間くらいのつむぎの写真も掘り起こしてみた。

寝ている2人

目を開けている2人

似ているような、似ていないような。妻に言わせるとあまり似ていないらしい。

それにしても、つむぎがくるまれている毛布は、今も大のお気に入り

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第二子出産に伴い、はじめて妻抜きで息子と暮らすお父さんへ

第二子出産に伴い、はじめて妻抜きで息子と暮らすお父さんへ

昨日、出産を終えた妻と、誕生した二人目の息子が帰ってきた。待ちに待っていた長男は、もちろんママにあえて大喜び。その上、かなり落ち着きを取り戻した様子だ。

保育園も泣かずに行けるようになったし、家でも何も言うことを聞いてくれずに、途方にくれてしまうこともほぼなくなった。

やはり、ママがいないことが息子の全ての行動に影響を与えていたようだ。

はぁ、よかった。

妻がいない時の息子のまま、もうひと

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