吉田拓実|さいこうファーム OKHOTSK BIHORO
2022年就農に向けて北海道に移住し、農業の研修を受けたり、地方都市での暮らしのいろいろについての日記を書いています。
日々の農作業についての日記です。
つむぎ(長男)と櫂(次男)の日々の成長と新米ダディによる子育て日記
吉田拓実です。 2019年4月から、北海道のオホーツク地方にある美幌町に移住して、3年間新規就農に向けた研修を受け、2022年から「さいこうファーム」として営農を開始しています。 移住するまで、北海道に特に縁があったわけではなく。小さい頃は親の転勤で、東京、愛知、福岡、埼玉と点々としていました。今となってはとてもいい思い出です。 高校は埼玉県の進学校でありながら体育学校でもあると言われる浦和高校を卒業。大学は東京大学に入学、大学院まで進み植物の遺伝子を研究して博士号(農
幼稚園へ向かう道。 窓の外では、ふわふわと落ちてくる白い雪。 初雪だ。 ついに雪が降ってきたか。 「雪降ってきたね」 「フワフワふってきた!」 よろこぶつむぎと櫂。 ついに来てしまったかと焦るぼく。 まだ農業の片付けは途中も途中。 農機具はかなり倉庫の外に出ているし、アスパラハウスのビニールもまだ剥がしていない、電柵の設置だってまだ終わっていないのだ。 雪はいいけど、まだ積もらないでくれよな・・・。 美幌町で今年もいよいよ雪が降ってきた。 冬来たる、だな。 ゲ
電柵張りを頑張っている。 電柵張りは特に難しいものではないのだけれど、10mおきにポールを深さ50cmくらいまで埋めないといけないのがけっこう大変なのだ。 これくらい深いとポールを直接埋めようと思ってもうまくいかない。 なので、まずは鉄の棒をハンマーで叩いて、目標の深さまで穴を開けてから進めるようにしている。 穴を開ける事自体は、両手持ちの巨大なハンマーで叩けば、大変ではあるけどなんとかなる。 問題は穴を開けた棒を引っこ抜くところだ。 ハンマーで思い切り打ち込んだ棒は
農業の片付けもまだまだ途中ではあるが、冬のドット道東での仕事も本格的にスタート。 オンラインでの打ち合わせに、実際に対面での営業。 久しぶりだなぁ、この感じ。 畑で作物の成長に向き合いつつ、みんなで農作業するのもいい。 でも、人とMTGをしながら何かを形にしていくのもいい。 農作業で便利に使えるようになっていたnotionをドット道東の仕事でも活かせるように試してみないとな。 さいこうファームの名刺と、作ってもらったドット道東の名刺を携え、この冬も誰かの役に立てるよう
11月1週目の月曜日を持って、今シーズンのブロッコリー収穫すべて終了! まだ3ステージ分くらいのブロッコリーが残っているけど、寒くなりすぎて収穫まで成長しなさそう。 後半のステージ、15ステージ目くらいからは定植タイミングを週1回ではなく週2回くらいに小刻みにやらないといけないというのは来年に向けた反省点としてメモしておこう。 後半ステージの収穫ができなかったり、序盤4〜6ステージ目が雑草にやられて生育が悪くなりうまく収穫できない、などの問題はあった。 それを差し引いても
えーちゃんの美幌訪問のメインイベント、つむぎの七五三と櫂の誕生日会を実施。 つむぎは幸枝さんのお兄さんが子どもの頃に着た服を譲り受け、侍風の出で立ちで気分は上々。 あちこち歩き回り、全く落ち着かない櫂とは打って変わって、カメラの前で上手にポーズを決めたり、ご祈祷中も静かに礼儀正しく対応している。 本当にしっかりとしてきたなぁ。 今回も、写真はありささんにお願いしていたので、出来上がりがとても楽しみ。 七五三のあとは、家に戻って櫂の誕生日会。 実際の誕生日は11月10日
最高に熱い試合が繰り広げられた全日本プロレス。 実はその会場で、ぼくと幸枝さんのあこがれ の人と会うことができたのでした! 前半の3試合が終わって休憩時間。 母との会話。 「最近、ぼくも幸枝さんもポッドキャストでジェーン・スーと堀井美香のOVER THE SUN聞いてるんだよね」 「私の友達もすごい面白いって言ってたよ」 「そのジェーン・スーさんってプロレス好きで、全国回っているらしいよ」 「そうなんだ」 その後、つむぎに促されるようにグッズ売り場へ向かう。 つむぎが欲
今年も美幌町で全日本プロレス開催! もちろん、ぼくとつむぎも参戦! そして、急遽えーちゃんも当日券で参戦。 美幌町でプロレスが見られるなんて、本当に全日本プロレスのみなさん、美幌レスリング愛好会(BWF)のみなさん、ありがとうございます。 試合開始少し前に会場入り。 3人分の席を押さえていたが、座高が小さいつむぎは、定位置のぼくの膝の上に陣取る。 プログラムも購入し準備万端だ。 試合は全部で6試合。 身長2m近い巨人のような選手が何人もいる中、170cmくらいの小
つむぎの七五三と、櫂のちょっと早めの誕生日のお祝いでぼくの母(えーちゃん)が美幌に来てくれた! 空港へは僕がお迎えに。 子どもたちとえーちゃんのご対面は幼稚園のお迎えのときに。 夕方、幼稚園に到着。 まずはつむぎをお迎えに2階へ。 つむぎはえーちゃんを見つけるなり、走って飛びつく! 久しぶりにスマホ越しじゃなく会えたのがとても嬉しかったみたいだ。 おばあちゃんと会えるのをこんなに喜べるなんていいことだなぁ。 お次は1階の櫂。 こちらも、いつも通り勢いよく教室から出てく
幼稚園から子どもたちをピックアップ、家に戻ったら急いでご飯を食べてお着替え。 円館さんのお家へ向かう。 子どもたちと一緒にハロウィンパーティーだ。 工房の隣のきんちゃんハウス。 もう外は真っ暗。 ハロウィンの飾りつけがきれいに光っている。 中からはすでにパーティーを始めていた、綾子さんと幼稚園のお友達。 今年もみんなで仮装して、円舘さんが準備してくれていたお菓子でハロウィンパーティーを楽しんだのだった。 それにしても、みんな1年前と比べると大きくなったなぁ。 BAS
去年、トウモロコシ畑でくまさんがパーティーをして以来、ポップコーン畑で鹿さんが食べ放題を楽しんでいたりと、さいこうファームにとっても獣害はなんとかせねばならない問題となった。 対策としてやりやすいのが、畑全体を電柵で囲ってしまうことだ。 昨年は地域の農家さんや新規就農仲間が電気柵や獣用心棒を貸してくれてなんとか乗り切ることができた。 しかし、いつまでもみなさまに甘えてばかりではいられないので、自前で電柵を買ってみて設置したのが今年。 本当は畑全面を囲ってしまいたかったのだ
さて、アウトランダーPHEV。 充電に問題ないと分かり、あとは決めるだけ……。 そして、決めた。 買っちゃおう!! そして、永遠に乗り続けよう。 そうしたら1年あたりの金額は安い安い。 善は急げと、ディーラーに連絡。 そして、届いた注文書やら請求書やら。 「払っちゃうよ?いいよね?」 一応改めて幸枝さんに確認。 「いいよ!いっちゃって」 スマホに振込先と金額をポチポチ入力。 そして……、振込実行! 買ってしまった。 もはや、あとは楽しみに待つだけ。 はぁ、楽
10月も最後の週。 ブロッコリーをまだぼちぼち収穫している。 それに、補助金で購入していただいた電気柵の設置もしなければ。 あとはもろもろの片付けも。 まだ、それなりに農業の仕事が残っているなぁ。 ただ、ぼくの冬の仕事、フユコミットとライターの仕事もいよいよ始まってきた! フユコミットは今年も、11月からドット道東で働くことは決まっている。 今日は雑誌制作の打ち合わせだ。 ライターの仕事は、本日インタビュー。 大学時代に研究室でお世話になっていた金さんがベンチャー企業
本当にオホーツクは夏からずっとイベントづくし。 今週はJAびほろの収穫祭。 野菜の販売がメインのイベントだが、ぼくらの最大の目的は「もちまき」。 聞くところによると収穫祭の子ども向け「もちまき」はすごいらしい。 この日は、幸枝さんが楽しみにしていたシノズキッチンの料理教室の日と重なる。 少ししんどいが、ぼくひとり、ちびっこ怪獣ひとり、少しずつ協力してくれる可能性も出てきたお兄ちゃん怪獣ひとりのフォーメーションでイベントに臨む。 幸枝さんを料理教室に送り出し。 ぼくらも
10月26日、つむぎと櫂の発表会。 つむぎにとっては4回目、櫂にとっては初めての発表会だ。 ぼくは朝活で、5時半から作業に外に出ていたが、つむぎも緊張して同じくらいの時間に起きていたらしい。 櫂はいつもと変わらない朝だ。 じゃがいもの出荷もあったので、慌ただしく準備を整え、幼稚園へ。 登園。 まずは子どもたちがそれぞれの教室に行く。 ぼくが2人を送りと届け、幸枝さんは一度美幌駅のぽっぽ屋に納品に向かう。 今日はママも一緒だと思っていた櫂が大泣き。 このタイミングで別れ
今年は未だにブロッコリーが収穫できている。 去年は病気にやられまくって、8月中旬には収穫が終了してしまっていたので、それと比べると革命的な進歩だ。 ありがとう、ブロッコリー。 ブロッコリーが取れ続けているので、いつの間にやら畑の周りはきれいに紅葉した。 カラマツやミズナラ、オニグルミが赤や黄色に美しく色づいている。 就農して3年目、今までになかった経験だ。 美しい紅葉を眺めながら、みんなであれこれ話しながらブロッコリーを収穫する。 「定山渓とか層雲峡にいかなくても、畑