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#戦略的な伝え方

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「言葉をうまく伝えるには?」「アイデアはどう作る?」「広告を分析してわかること」など、ビジネスシーンで役立つ記事をまとめました。
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#キャッチコピー

映画のキャッチコピーの極意は人間観察だった

映画のキャッチコピーの極意は人間観察だった

みなさん、映画は好きですか?よく観ますか?
今は動画配信サービスが充実しているので、映画館だけでなく家のテレビや通勤中にスマホで映画を楽しむ人も多いはず。

最近、仕事で映画ポスターのキャッチコピーを考えました。公開前の作品のストーリーや世界観を伝えるための重要なコピーです。

名作映画のコピーを参考にしたり、上司からコピーに対するフィードバックをもらうなかで、広告にはない映画独特のコピーの付け方

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「ふつうじゃない視点」が、面白さにつながる

「ふつうじゃない視点」が、面白さにつながる

先日、脚本家の三谷幸喜さんがテレビで話した「読書感想文の書き方」が話題になりました。

三谷さんはそこで、『桃太郎』について読書感想文を書くなら、と例を挙げてこんなことを言っています。

太字にした部分、ネガティブ思考で面白いな〜と思いながら、わたしはドキッとしたんです。

三谷幸喜は、桃太郎の視点じゃなくて「おじいさんとおばあさんの視点」で話してる!

おじいさんとおばあさんの視点から見る『桃太

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キャッチコピーのあるあるから見えてくる「伝え方のヒント」

キャッチコピーのあるあるから見えてくる「伝え方のヒント」

コピーあるある、はやく言いたい〜

ということで、今回は広告コピーの裏話。

世間の人が、なんとなく広告コピーに持っているイメージってあると思います。「なぜそうなのか?」理由を現役コピーライターが掘り下げます。

ビジネスシーンで、言葉を扱うときのヒントになれば幸いです。

なぜ、キャッチコピーは短いのか?キャッチコピーって短い言葉でズバッと物を言う、みたいなイメージがありますよね。

まずは、こ

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2020年の広告で、LGBTQ+はどのように表現されたのか?

2020年の広告で、LGBTQ+はどのように表現されたのか?

どうも、ハギです。

広告業界も大きな変化に直面した2020年。広告は景気に左右されますから、多くの会社が広告量を減らしたり、屋外広告の代わりにWEB広告を出すなど試行錯誤していました。

内容としては、コロナの影響を受けておうち時間の提案や人・物のつながりを再認識させる広告もあれば、いつも通り変わらない姿勢を貫く広告もありました。その中で、個人的に印象に残った2つの広告について書きたいと思います

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