公益財団法人横浜市国際交流協会

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    公益財団法人横浜市国際交流協会YOK(YOKE)の事業紹介や、YOKEが受託運営している国際交流ラウンジでの様子、多文化共生に関する情報をお届けします。

記事一覧

国際機関実務体験プログラム2023年度春期YOKE参加者の紹介

国際機関実務体験プログラムは、YOKEと横浜国際協力センターに入居している国際機関等及び市内大学が連携し、国際機関等やYOKEでの実務体験を通じ、国際協力や多文化共生の…

横浜市多文化共生総合相談センター相談の現場から

質問 子どもを幼稚園と保育園どちらに入園させたらよいか悩んでいます。保育園には色々な種類があるとも聞きました。くわしく教えてほしいのですが・・・。 回答例 横浜市…

横浜市通訳ボランティア派遣制度

横浜市通訳ボランティア派遣制度は、主に横浜市内の区役所の窓口、市立小中学校、保育所、福祉施設などに通訳ボランティアの派遣を行うことにより、日本語の困難な外国人市…

横浜市域における地域日本語教育の総合的な体制づくりを進める拠点

よこはま日本語学習支援センターの取組み 横浜x日本語x多文化共生 1.よこはま日本語学習支援センターとは 横浜市の外国人人口は11万人を超え(2024年1月末現在)、さ…

寄付をいただきました

国際ソロプチミスト横浜西 様 10月19日、長年にわたり当協会の活動をご支援いただいている団体:国際ソロプチミスト横浜西の足立様が来所され、鈴木事務局長に寄付金30,0…

横浜市多文化共生総合相談センター 相談の現場から

質問  親戚がフィリピンから来日しました。英語とタガログ語を話せますが、日本語はできません。これから日本で暮らしていくので、日本語をしっかり勉強したいと言ってい…

YOKEの事業を支える 総務課庶務担当と経理担当の紹介

 YOKEでは外国人も暮らしやすく社会参画しやすいまちづくりに向け、さまざまな事業を行っています。   私たちが円滑に事業を行っていくうえで、規則や遵守事項の取り決…

南永田団地の空山鳥語を目指して~「国際交流イベント」を通じて~

 みなさん、横浜市南区にある「南永田団地」のことをご存知ですか?  近年、この南永田団地に住む外国人の数は右肩上がりで増え続けています。そして、その増加に伴い、…

国際平和・SDGs出前講座・校外学習

2023年9月から12月にかけて横浜市立小学校等40校 約3,000人のこどもたちが横浜国際協力センターを訪れ、国際平和やSDGsについて一緒に考えました。 「国際平和・SDGs出…

寄付をいただきました

チン ジュン様からご寄付をいただきました。 ありがとうございました。 寄付金は、ご指定いただきました事業に充当し、有効に活用させていただきます。

横浜市多文化共生総合相談センター 相談の現場から

質問 9ヶ月の子どもを育てています。目を離せず、気の休まるときがありません。たまには一人になってリフレッシュしたいのですが、子どもをみてくれる親も友だちもいません…

国際機関実務体験プログラム・グローバル人材育成課実務体験プログラム2023年度夏期実習生を紹介します

 2023年8月から9月に「国際機関実務体験プログラム」から2名、「グローバル人材育成支援課事業実務体験プログラム」から1名の大学生がYOKEでの実習に参加しました。これら…

アクティブに地域の外国人コミュニティに連携 鶴見国際交流ラウンジの取り組み

鶴見国際交流ラウンジの取り組みの背景  2023年7月末、横浜市のデータによると市内に住んでいる外国人数は112,762人です。昨今、とりわけベトナム人とネパール人が急増し…

横浜市多文化共生総合相談センター「横浜市ウクライナ避難民支援相談窓口」

― ウクライナ避難民に寄り添った支援を心掛けています ―  ウクライナ避難民が安心して横浜市で暮らせるように、「横浜市ウクライナ避難民支援相談窓口」(以下、避難…

設置から4年目!横浜市多文化共生総合相談センター近年の社会変化とその対応

 横浜市多文化共生総合相談センター(以下、センター)は、2019年8月1日にYOKE事務所内に設置されました。センターは、「法務省の外国人材の受入れ・共生のための総合的対…

横浜で活躍する避難民のみなさん

 2022年のウクライナ侵攻をきっかけに日本へ避難するウクライナの人々が増えています。2023年4月28日現在、横浜市には67組114人のウクライナ避難民が暮らしており、みなさ…

国際機関実務体験プログラム2023年度春期YOKE参加者の紹介

国際機関実務体験プログラム2023年度春期YOKE参加者の紹介

国際機関実務体験プログラムは、YOKEと横浜国際協力センターに入居している国際機関等及び市内大学が連携し、国際機関等やYOKEでの実務体験を通じ、国際協力や多文化共生のまちづくり等について学生に考える機会を提供する、「誰もが安心して豊かに暮らすことのできる世界」を目指す若者の育成を図るプログラムです。
市内各国際機関等で45時間~100時間の実務を行います。平成16(2004)年度開始以来、200

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横浜市多文化共生総合相談センター相談の現場から

横浜市多文化共生総合相談センター相談の現場から

質問

子どもを幼稚園と保育園どちらに入園させたらよいか悩んでいます。保育園には色々な種類があるとも聞きました。くわしく教えてほしいのですが・・・。

回答例

横浜市が公開している2つの動画を紹介しましょう。
「ほいくえん・ようちえんってなあに?」では、幼稚園と保育園の違いを説明しています。こちらは、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語、ネパール語で見られます。

「教えて

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横浜市通訳ボランティア派遣制度

横浜市通訳ボランティア派遣制度

横浜市通訳ボランティア派遣制度は、主に横浜市内の区役所の窓口、市立小中学校、保育所、福祉施設などに通訳ボランティアの派遣を行うことにより、日本語の困難な外国人市民が日常生活を送るために必要な手続きや相談などを安心して行えるようにするとともに、公共機関等の窓口業務の円滑化支援を目的として行っています。
 この制度は、発足から約30年が経過しました。年間の派遣数は約2000件(2022年度実績)と、大

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横浜市域における地域日本語教育の総合的な体制づくりを進める拠点

横浜市域における地域日本語教育の総合的な体制づくりを進める拠点

よこはま日本語学習支援センターの取組み
横浜x日本語x多文化共生

1.よこはま日本語学習支援センターとは

横浜市の外国人人口は11万人を超え(2024年1月末現在)、さらなる外国人の受入拡大が見込まれています。そこで、横浜市域における地域日本語教育の総合的な体制づくりを進めるための拠点として、2020年8月「よこはま日本語学習支援センター」を横浜市国際交流協会(YOKE)内に開設しました。地域

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寄付をいただきました

寄付をいただきました

国際ソロプチミスト横浜西 様 10月19日、長年にわたり当協会の活動をご支援いただいている団体:国際ソロプチミスト横浜西の足立様が来所され、鈴木事務局長に寄付金30,000円が手渡されました。
 いただいた寄付金は、外国人子ども教育支援のために有効に活用させていただきます。
 ありがとうございました。

横浜市多文化共生総合相談センター 相談の現場から

横浜市多文化共生総合相談センター 相談の現場から

質問

 親戚がフィリピンから来日しました。英語とタガログ語を話せますが、日本語はできません。これから日本で暮らしていくので、日本語をしっかり勉強したいと言っています。
 公的な場所で、安価で自宅から通いやすいところで勉強できるところを教えてほしいのですが。 

回答例

 学校に通って毎日勉強したい場合、横浜にはいくつも日本語学校がありますが、学費がかかります。
できるだけ費用を抑えて勉強したい

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YOKEの事業を支える 総務課庶務担当と経理担当の紹介

YOKEの事業を支える 総務課庶務担当と経理担当の紹介

 YOKEでは外国人も暮らしやすく社会参画しやすいまちづくりに向け、さまざまな事業を行っています。 
 私たちが円滑に事業を行っていくうえで、規則や遵守事項の取り決め、オフィス環境の整備等組織の基盤を作る庶務担当と日々の出入金や予算が適正に使用されているかをチェックする経理担当の業務は大変重要であり、総務課の業務が常にYOKEの各事業を支えていると言っても過言ではありません。
 2023年12月現

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南永田団地の空山鳥語を目指して~「国際交流イベント」を通じて~

南永田団地の空山鳥語を目指して~「国際交流イベント」を通じて~

 みなさん、横浜市南区にある「南永田団地」のことをご存知ですか? 
近年、この南永田団地に住む外国人の数は右肩上がりで増え続けています。そして、その増加に伴い、日本人住民とのコミュニケーションの促進やお互いの生活習慣に関する理解と協力がますます重要になってきています。
そうしたなか、団地の管理を担っている株式会社URコミュニティ横浜住まいセンターは、コミュニティカフェ「サロンほっとサライ」を運営す

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国際平和・SDGs出前講座・校外学習

国際平和・SDGs出前講座・校外学習

2023年9月から12月にかけて横浜市立小学校等40校 約3,000人のこどもたちが横浜国際協力センターを訪れ、国際平和やSDGsについて一緒に考えました。

「国際平和・SDGs出前講座・校外学習」とは?

 「国際平和・SDGs出前講座・校外学習」では、世界が平和で安心して暮らすことができる未来の地球を「SDGs」を通じて横浜の小学生のみなさんが考える講座を開催しています。
 また、横浜国際協

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寄付をいただきました

寄付をいただきました

チン ジュン様からご寄付をいただきました。

ありがとうございました。
寄付金は、ご指定いただきました事業に充当し、有効に活用させていただきます。

横浜市多文化共生総合相談センター 相談の現場から

質問
9ヶ月の子どもを育てています。目を離せず、気の休まるときがありません。たまには一人になってリフレッシュしたいのですが、子どもをみてくれる親も友だちもいません。横浜市には、子どもを無料で預けるためのクーポンがあると聞きましたが、どうすればもらえますか。

回答例
「はじめてのおあずかり券」のことですね。令和5年4月1日以降に生まれたお子さんのいる世帯に配布しています。クーポンを受け取るためには

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国際機関実務体験プログラム・グローバル人材育成課実務体験プログラム2023年度夏期実習生を紹介します

国際機関実務体験プログラム・グローバル人材育成課実務体験プログラム2023年度夏期実習生を紹介します

 2023年8月から9月に「国際機関実務体験プログラム」から2名、「グローバル人材育成支援課事業実務体験プログラム」から1名の大学生がYOKEでの実習に参加しました。これらのプログラムでは、YOKE各事業の概要を知り、各々の興味・関心により各学生がより深めたい事業や関わり方を選択します。各自が主体的に参加したい事業を選択し、スケジュール調整を行うことが求められる中、3名は積極的に行動し、多岐にわた

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アクティブに地域の外国人コミュニティに連携 鶴見国際交流ラウンジの取り組み

アクティブに地域の外国人コミュニティに連携 鶴見国際交流ラウンジの取り組み

鶴見国際交流ラウンジの取り組みの背景

 2023年7月末、横浜市のデータによると市内に住んでいる外国人数は112,762人です。昨今、とりわけベトナム人とネパール人が急増しています。特にベトナム人の数は10,838人で、そのうち1,718人(15.8%)が鶴見区に在住しています。
 区内では日本人とベトナム人との出会いが増えており、ベトナム人と日本人が交流できる余地が多く残っています。そこで、鶴

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横浜市多文化共生総合相談センター「横浜市ウクライナ避難民支援相談窓口」

横浜市多文化共生総合相談センター「横浜市ウクライナ避難民支援相談窓口」

― ウクライナ避難民に寄り添った支援を心掛けています ―

 ウクライナ避難民が安心して横浜市で暮らせるように、「横浜市ウクライナ避難民支援相談窓口」(以下、避難民支援相談窓口)は設置されました。
現在、私たちがどのような体制で対応を行っているか、またこれまで避難民からのどのような相談に対応してきたかなどについて紹介します。

横浜市多文化共生総合相談センターの機能強化

 YOKEは「横浜市多文

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設置から4年目!横浜市多文化共生総合相談センター近年の社会変化とその対応

設置から4年目!横浜市多文化共生総合相談センター近年の社会変化とその対応

 横浜市多文化共生総合相談センター(以下、センター)は、2019年8月1日にYOKE事務所内に設置されました。センターは、「法務省の外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策」にある支援の1つ「多文化共生総合相談ワンストップセンター」の整備事業として、横浜市から委託を受けて運営しています。センター設置以降2つの大きな社会変化がありました。センターのスタッフがこれらの変化にどのように対応してきたかを

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横浜で活躍する避難民のみなさん

横浜で活躍する避難民のみなさん

 2022年のウクライナ侵攻をきっかけに日本へ避難するウクライナの人々が増えています。2023年4月28日現在、横浜市には67組114人のウクライナ避難民が暮らしており、みなさんは横浜市での生活に慣れるため、周囲の人々に支えられながら日々頑張られています。
 避難生活が長期化する中、安定した生活基盤を築くため、日本の職場で働く避難民の方もいます。そして、避難民のみなさんが言葉や生活文化の違いによる

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