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種麹屋の日常思考記

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発酵に関係ない日常思考はこちらに入れていきます。
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#まちづくり

統計で見る豊橋市と都心の『仕事』の違い

統計で見る豊橋市と都心の『仕事』の違い

さて、詳細は下記の記事の通り、今までも書いておりますが、東三河は毎年400人、若い女性が出て行っており、その多くは『希望する仕事がない』という状況です。

というわけで、これを、また、別の指標で見てみたいと思います。

データ出所は相変わらずRESASです

産業特化係数さて、地域ごと産業構造を見るのに当たって、『産業特化係数』という指標が一般に用いられます。

産業特化係数とは

という、指標で

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KOJI THE KITCHEN×地方創生

KOJI THE KITCHEN×地方創生

今日はKOJI THE KITCHENプロジェクトに込めた、地方創生への思いを書いてみたいと思います。

豊橋・東三河におもうこと 私が豊橋や東三河に対して思っている根幹にあること。それは、子ども3人のうち誰かが跡を継ぐ可能性が高いですが、跡を継いだ子にとって、豊橋/東三河が「仕方なく残る場所」であって欲しくないということです。

「**ちゃんは、東京で楽しそうで良いな」とか、グローバルな世の中で

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ほのくに百貨店跡地-百貨店の跡地が商業施設・公共施設だと、却って地価は下落する

ほのくに百貨店跡地-百貨店の跡地が商業施設・公共施設だと、却って地価は下落する

さて、2020年3月、豊橋最後の百貨店『ほのくに百貨店(旧豊橋丸栄)』が閉店しました。現在、その跡地利用はまだ未定となっています。

さて、跡地利用はまだ発表されていないのですが、跡地活用について気になる論文があります。

政策研究大学院大学の柳澤拓道さんが発表された「地方都市における
大規模核店舗撤退・跡地利用の実態と周辺に及ぼす影響―百貨店の撤退を事例として―』という論文で、

2000年代初

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私の豊橋ビジョン-鍵は独身女性の社会増

私の豊橋ビジョン-鍵は独身女性の社会増

さて、豊橋市ではこの11月に市長選が行われます。自分の一票をしっかり考えて、政策を吟味し、未来のために投票したいと思っています。

ついて、せっかくなので、政策を吟味する為に、自分なりに理想とする豊橋の今後のあり方、実現して欲しい政策を書いてみることにします。

もちろん、実際の行政はなかなかそうは上手くいかないことばかりと思いますが、私自身の人生の後半を住むまちとして、そして、未来に子供たちが住

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キャリア女性にとって魅力ある雇用を用意することが最大の地方活性化施策

キャリア女性にとって魅力ある雇用を用意することが最大の地方活性化施策

今日は、豊橋市を始め、一次産業、二次産業中心の地方をどうするか、そのための方策まで含めて考えてみます。カギは女性雇用創出にあります。

20歳-24歳女性が毎年200人消える東三河木下さんのこちらの記事に詳しいですが

東京一極集中は、ズバリ、20歳-24歳女性の一極集中といって過言ではありません。愛知県、そして、私の住む東三河も例外ではないです。この問題は数年前から指摘されています。

愛知県全

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35歳で事業承継して思った「2つの力」

35歳で事業承継して思った「2つの力」

まちづくりの専門家、木下斉さんのnoteから。

**代の答えは有料部分なのでネタバレはしない方向で、自分の話をすると、私自身は、35歳で家業を継ぎました。そして、40歳の今年、父が取締役を外れ相談役になりました。

私の父も35歳で祖父から継いで社長になったということもあり、父も、私が35歳になる年を目処に事業承継を計画していたようです。

父がよく言っていたのは、経営には2種類あるということで

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