マガジンのカバー画像

休職日記

30
運営しているクリエイター

記事一覧

心にもウォシュレット機能搭載して

心にもウォシュレット機能搭載して

一人暮らししている我が家には、トイレにウォシュレットが搭載されていない。大学時代に住んでいたマンションには搭載されていたが、引っ越しのタイミングでなぜか不要と判断したみたいだ、過去の私が。え、なんで?(笑)

実際にウォシュレットなしで暮らしてみると、まあ不便に感じるときが多々ある。たとえば、生理のとき。2日目~3日目はドバドバ血祭りなのでデリケートゾーンが果てしなく不快である。そんなとき、ウォシ

もっとみる
2匹を失って命は飼わないと決めた

2匹を失って命は飼わないと決めた

休職してから母と夕食後に近所を散歩することが毎日の日課だ。
昨日、その散歩中のこと。普段はあまり見ないのに、この日だけワンちゃんの散歩中の方と5組すれ違った。え、そんなにペット飼育率高かったっけ?

そういえば、我が家では生き物を飼ったことがない。住んでいるのがアパートということもあるが、失ったときのペットロスにとてもじゃないけど耐えられないのが要因だ。

そう思うきっかけとなったのは、私が3つか

もっとみる
未来で抱えるであろう不安を片っ端から潰してく

未来で抱えるであろう不安を片っ端から潰してく

これは未来の私が抱えるであろう不安を、一瞬にしてぶっ潰していくだけのnoteだ。それでは、さっそく潰していくで。

1.仕事できなさすぎて自己嫌悪

忘れたんか?私は習得に時間かかるタイプの人間じゃ。あせらずコツコツいこう~!毎日出勤しているだけでえらすぎ!いや息してるだけで最高!反省して次に活かそうで!

2.明日のプレゼン(会議)がうまくいくか心配

どうにかなる!どうにかしろ!上司も地球の歴

もっとみる
無人島に持って行くとしたら母親なくらいにはマザコンなのだが

無人島に持って行くとしたら母親なくらいにはマザコンなのだが

タイトルの通り、私は自覚ありのマザコンだ。

マザコンと言っても、「四六時中ママと行動を共にしたい」「ママがいないと生きていけない」という思いはなく、健全な方のマザコンだと思っている。何なん、健全なマザコンって(笑)ただ母にはまだ生きていてほしい、まだ教えてもらいたいことがたくさんあるから。

母と私は、親子でもあり友達でもあり師弟でもある。友人からもびっくりされるくらい仲がいい。仲良すぎて引かれ

もっとみる
4つ下の男の子にドキッとさせられた話

4つ下の男の子にドキッとさせられた話

先日、友人に誘われハロウィンパーティーなるものに参加してきた。

まさか25にもなって仮装をするとは。仮装というよりコスプレなのだが。私と友人はビールの売り子のコスプレをすることにした。仕事のできる友人はリュック式のビールサーバーと衣装を早速購入し、私は当日用意されたものを身につけただけだったけど。さすが私の友人。

会場へ入ると、マリオやポケモン、女装、ピエロなどみんな思い思いの仮装(コスプレ)

もっとみる
色眼鏡から見えるのは、いつだってお花畑がいい

色眼鏡から見えるのは、いつだってお花畑がいい

最近、妙に運がいい。

予約なしでは入れないレストランに一切待たず予約なしで入れたり、たまたま入った古本屋に丁度欲しいなと思っていた本が置いてあったり。

それに加え、出会う人が親切で綺麗な笑顔をする人ばかりなのである。騙されているのだろうか。それとも今は人生ラッキーハッピー期間中で、この後にアンラッキーアンハッピー期間が待ち受けているのか。人生が山と谷で成り立っているのなら、限りなく頂上に近いと

もっとみる
誕生日にネットワークビジネスの勧誘を受けた話

誕生日にネットワークビジネスの勧誘を受けた話

みなさんは今までどんな誕生日を過ごしてきただろうか?
親や友人に祝ってもらう。誕生日旅行に行く。普段と変わらない生活をする。

いろんな過ごし方があると思う。私は今年の誕生日、ちょうど日付が変わるころネットワークビジネスの勧誘を受けていた。ちなみに、去年はカラオケ店で同期の嘔吐物処理で幕を開けた。2年連続散々な誕生日の迎え方だ。ある意味1年分の不運をここでまとめて清算しているのかもしれない。

もっとみる
ご機嫌に生きる【休職中の不安の飼い馴らし方】

ご機嫌に生きる【休職中の不安の飼い馴らし方】

今年の8月から休職し、季節は夏から秋、そして冬へ突入しようとしている。私の中ではまだ長い夏休み期間中としているのだが。
私の長期夏季休暇中に、同期は部署を異動し、仲の良かった先生はクリニックを辞め新たなスタートを切った。周りはいろいろと変化しているのに、私は働きもせず実家の部屋でひとりまたNetflixを観ている。そんな私に辛辣な母はこう言った。

中国人母から中国語で言われた時より、日本語にした

もっとみる
休職して3ヶ月を振り返る

休職して3ヶ月を振り返る

8月1日から正式に休職することが決定し、3ヶ月が経とうとしている。正確には7月末から有給扱いで休んでいるので、とっくに3ヶ月経っている。特に毎日これといってすることはないのだが、振り返るといつの間にかそんなに時間が経過していた。早いなあと思いながらも、仕事をしていたときよりも体感時間は長いように思う。きっとそれほど充実していたし、時間と心の余裕が余りに余っていたからだろう。そんな3ヵ月を振り返って

もっとみる
「汚れを吸ったとしても、吐き出すものは愛でありたい」はムリだわ

「汚れを吸ったとしても、吐き出すものは愛でありたい」はムリだわ

大学卒業後、きっと素敵な社会人になると意気込んで配属先の街へ引っ越した。仕事の愚痴しかこぼさないダサい社会人にはなりたくなかったのだ。(もちろんそれは私のダサい基準だから正解はない)

初めて踏む土地は、故郷に似た温暖な地域だった。桜が舞い散るころに、新天地で社会人生活がスタートし、当時の私の目は喜びで溢れていたと思う。

仕事を始めて半年ほど経ったころ。気づけば私は仕事はできないのに愚痴しかこぼ

もっとみる
親子揃っていじめ対策が斜め上すぎた

親子揃っていじめ対策が斜め上すぎた

帰省中、母と私の幼少期について話していたとき。中国系だから私がいじめに遭わないか母は心配をしていたという。日中ハーフはいじめに遭いやすいと知っていたため、小・中学生の私はそんなときに備えてとっておきの一撃を考えていた。

母、爆笑。もちろん、こんなことできるはずなんてないのだが。当時の私はこれが最強にビビらせる一言だと思っていた。結局、発動されることはなかったのだが……。

子が子なら親も親である

もっとみる
1週間上京物語-ゲストハウスに滞在したお話-

1週間上京物語-ゲストハウスに滞在したお話-

このnoteでやりたいことの一つに、「ゲストハウス生活」と書いていた。今回、ついに東京での1週間滞在を決行した。滞在してみての感想を共有させてください!

9月下旬に、東京の蔵前にあるNui. HOSTELというゲストハウスに1週間滞在した。東京に在住している大学時代の親友がいくつかゲストハウスをおすすめしてくれた中の一つで、直感的にここに決めたのだ。そう、この間偶然サファリパークで再会を果たした

もっとみる
日記のようなお手紙Ⅱ

日記のようなお手紙Ⅱ

ゲストハウスでの出会いは運命的だった。
東京に到着した日。ドミトリーのドアを開けた瞬間、目線が衝突した。隣同士の私とあなた。「はじめまして」と言いながら、昔から見知っているような感覚がした。きっと魂が近いところにいる。自然と私たちはカフェに行く約束を交わした。

音楽をしているあなたは、言葉よりも音がコミュニケーション手段。私も何か音楽をしていればと一瞬後悔した。その一瞬の後悔も忘却するほどに心地

もっとみる
“働くこと”と“生きること”は違うらしい

“働くこと”と“生きること”は違うらしい

“働くこと”と“生きること”は、違うということを新卒1年目の私は分かっていなかった。

入社時研修で、自分にとって“働くこと”とは何なのかについて、考えるワークがあった。たしか私は「自分の人生の生きがいの一つ」だと答えたと思う。社会人として働いたことがない私は、仕事とは人生そのもの(=“生きること”)になるんじゃないかと思っていたようだ。

しかし休職してから私は、“働くこと”に対して異なった捉え

もっとみる