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【佐川美術館】水紋の陰影の美しさに酔いしれる
佐川美術館の建築と空間の魅力を簡単にレポートにまとめる。
はじめに、佐川美術館の外観は控えめながらも洗練された佇まいで、木材を多用した温かみのある造りが印象的だ。中庭に張り出した軒下は水面に映り込み、柔らかな陰影を生み出している。こうした水との呼応は、建物全体に潤いとゆらぎを与えていると感じる。
館内では、中庭の水景が室内にまで連続している。ゆったりと流れる水面に、建物の構造物が映り込むさまは
京都でのほうろく灸体験
2024年4月13日に「せんねん灸」で「ほうろく灸」体験してきた。ちなみに体験は無料。事前に予約した方が無難だ。
お灸とは、もぐさを燃やし、熱でツボと呼ばれる皮膚上のポイントを刺激することにより、病気の症状や身体の不調を緩和する東洋医学の治療法である。
布団や座布団を敷いた部屋でリラックスした雰囲気の中、スタッフの指導を受けながら体験を行った。
「もぐさ」の原料となる「よもぎ」は、キク科の多
【フランス旅行 Day4】ようやくフレンチにありつける。
黄色いポスト。フランスではこれが主流らしい!?
パサージュ巡り。フランス版アーケード式商店街。
天井にいろんなものがぶら下がっている。ちょっとワクワク。
不思議なお店。ディープな専門店ばかりで好き。急に現れるパサージュ。
前日から入念にリサーチをしていたお店、"Bouillon Chartier Grands Boulevards"へ向かう。決めては20,385 件のクチコミで4.0という
【フランス旅行 Day2】ルーブル美術館はセレンディピティだ。
2024/2/12
2日目はルーブル美術館を鑑賞。調べてみたらホテルからルーブル美術館まで徒歩5分という驚きの近さ。そこでヌフ橋を渡って、右岸へ渡る。
だがルーブル美術館内に飲食店は限られているという事前情報により朝ごはんはちゃんと食べようと考えた。そこで、美味しいバゲットを求め、ポン・ヌフ通りを闊歩する。
よくみたら、さば紋のような模様がある。いかにも動植物など有機的なモチーフや自由曲線の
【フランス旅行 Day1】カルチエラタンを彷徨く。
バゲット大賞で金賞を取ったお店で朝ごはん。
今回の旅行の醍醐味はなんといってもバゲットである。ひたすらバゲットを食べるのだ。
ベーカリーのガラスには大賞をとったマークが貼られている。他にもキッシュやクロワッサンなど部門がかなり細分化されている。
ホシムクドリさんに目をつけられる。
シテ島散歩中、フラワーマーケットに遭遇。
コラージュみたいな雑多感、だけど調和。
ゴミ箱かと思ったら、古本
【展覧会感想】シナジー、創造と生成のあいだ
タイトルにある「創造と生成」はそれぞれ「アナログ」「デジタル」を指している。
企画を担当した森山朋絵(東京都現代美術館 学芸員)はこう語る。「アナログとデジタルは二項対立のように言われがちだが、その在り方を見直していきたい。そのあいだ生まれるシナジーや相乗効果に注目することで、人々の感覚を拡張していくきっかけになるのではないか」。
アーティストの荒井美波(1990〜)は、スマートフォンやPCなど
歩く、赴く、移動する
2月25日、東京都現代美術館 MOTコレクションの「歩く、赴く、移動する 1923→2020 特集展示 横尾忠則―水のように 生誕100年 サム・フランシス」を見てきた。
東京都現代美術館では、戦後美術を中心に、近代から現代にいたる約5700点の作品を収蔵しているとのこと。
今回、この展示会に興味持った理由は、率直にいうと、「サム・フランシス」が好きだからだ。この展示会のポスターに惹かれた
私たちのエコロジー展
六本木ヒルズ森美術館で開催されている「私たちのエコロジー」展。気候変動や環境問題など私たち人間が抱えている様々な課題を現代アートで問いかける展覧会となっている。
展覧会は、「全ては繋がっている」「土に還る」「大いなる加速」「未来は私たちの中にある」の4章で構成されている。
本展の特徴は、環境に配慮したアプローチだろう。輸送コストを減らすため、34人のアーティストに国内で作品を制作させ、新作が展
【蜷川実花展】その一閃の中に
Eternity in the moment
一瞬の中に存在する無限。展覧会を見た後、どことなくその感覚がわかったような気がした。
動画をさまざまなメディアを用いて見せている。特徴的な点はその多重性だ。
一つの時間軸ではなく、複数の時間軸を繋ぎ合わせている。音楽と同期するパッチワークのようだ。音楽に合わせて動画や構図を切り替える。
さらに、内容のみならず、情動も伝える。淡い、鮮明、逆光、フレア
2023年→2024年
明けましておめでとうございます!年末は紅白を見ながら、日本酒「鍋島」をゆっくり嗜みました。その後、ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーを見て、年を越しました。なんとアマプラにあったことにびっくり。朝起きて早速シャインマスカットとさつまいもをパクリ。1日でシャインマスカット1房を食べ終わってしまった…。
2023年を振り返って
2023年の漢字は変幻自在、変化、変身の【変】。元々【気】だったが
血のようなヘドロのような悲哀と憤怒の波に溺れる。
原宿や表参道の混雑した通りにあるショッピングモールの3階にこの展示会はひっそりと開催されていた。
アニッシュ・カプーア_
奪われた自由への眼差し_監視社会の未来
Anish Kapoor Looking at the Deprived of Freedom
サーベイランスシステムがいつの間にか網の目のように街中に張り巡らされている。目に見えない「監獄の誕生」が現前化し、現代社会において私達が統
オラファー・エリアソン展「相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」
今回は、麻布台ヒルズギャラリー開館記念 オラファー・エリアソン展 相互に繋がりあう瞬間が協和する周期 に行ってきた。
会期:2023年11月24日(金)-2024年3月31日(日)
会場:麻布台ヒルズギャラリー(麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階)
オラファー・エリアソンはデンマーク生まれのアーティストで、彼の多様な作品と社会的課題へのアクティブな関与が国際的に注目されている。環境危機がア