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琳とする蔵~キラリと光るその一瞬を~

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「琳」は「玉が接して鳴る音」。キラッと光って消えていくその刹那をかき集めた宝石箱(=蔵)です。 「琳とする蔵」(りんとするくら)と呼びます。
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記事一覧

【佐川美術館】水紋の陰影の美しさに酔いしれる

佐川美術館の建築と空間の魅力を簡単にレポートにまとめる。 はじめに、佐川美術館の外観は控…

京都でのほうろく灸体験

2024年4月13日に「せんねん灸」で「ほうろく灸」体験してきた。ちなみに体験は無料。事前に予…

【フランス旅行 Day4】ようやくフレンチにありつける。

黄色いポスト。フランスではこれが主流らしい!? パサージュ巡り。フランス版アーケード式商…

【フランス旅行 Day3】オルセー美術館は構造美。

朝ごはん、エスプレッソとクロワッサンとバゲット☕️🥐🥖 おしゃれな雑貨屋さん。まさかの灰…

【フランス旅行 Day1】カルチエラタンを彷徨く。

バゲット大賞で金賞を取ったお店で朝ごはん。 今回の旅行の醍醐味はなんといってもバゲットで…

【展覧会感想】シナジー、創造と生成のあいだ

タイトルにある「創造と生成」はそれぞれ「アナログ」「デジタル」を指している。 企画を担当…

歩く、赴く、移動する

2月25日、東京都現代美術館 MOTコレクションの「歩く、赴く、移動する 1923→2020 特集展示 横尾忠則―水のように 生誕100年 サム・フランシス」を見てきた。 東京都現代美術館では、戦後美術を中心に、近代から現代にいたる約5700点の作品を収蔵しているとのこと。 今回、この展示会に興味持った理由は、率直にいうと、「サム・フランシス」が好きだからだ。この展示会のポスターに惹かれたというより、その中の一部のアーティストの作品が見たい気持ちが強い。野外フェスのよ

フランス旅行1日目

午前5時30分に目覚ましに叩き起こされ、30分で颯爽と朝の支度にかかる。 6時過ぎ、車で羽田空…

鰭展

森美術館へ向かう道すがら、ばったり発見した小さな展示「読む水族館 鰭展」。東京六本木の本…

私たちのエコロジー展

六本木ヒルズ森美術館で開催されている「私たちのエコロジー」展。気候変動や環境問題など私た…

【蜷川実花展】その一閃の中に

Eternity in the moment 一瞬の中に存在する無限。展覧会を見た後、どことなくその感覚がわか…

2023年→2024年

明けましておめでとうございます!年末は紅白を見ながら、日本酒「鍋島」をゆっくり嗜みました…

血のようなヘドロのような悲哀と憤怒の波に溺れる。

原宿や表参道の混雑した通りにあるショッピングモールの3階にこの展示会はひっそりと開催され…

オラファー・エリアソン展「相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」

今回は、麻布台ヒルズギャラリー開館記念 オラファー・エリアソン展 相互に繋がりあう瞬間が協和する周期 に行ってきた。 会期:2023年11月24日(金)-2024年3月31日(日) 会場:麻布台ヒルズギャラリー(麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階) オラファー・エリアソンはデンマーク生まれのアーティストで、彼の多様な作品と社会的課題へのアクティブな関与が国際的に注目されている。環境危機がアートシーンで重要なテーマとなる中、エリアソンは産業社会の在り方や人間以外の存在と