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「100」は簡単な数字ではない 炎天下の中100km走った先にあるもの

今日、ロードバイクで100km走ってみました。
大阪から京都の嵐山まで。

夜が明ける前の4:30にスタート。
誰もいない夜の道は涼しく快適で、世界に自分一人だけのような感覚がありました。
チリチリという軽快な自転車の音を聞きながら風を感じるのは本当に癒されます。

淀川沿いを気持ちよく北上し、7時ごろ嵐山に到着。
朝早すぎてお店はやってませんでしたが、嵐山の景観を楽しみながらそのまま枚方方面へ。
淀川沿いのサイクリングロードを南下し帰路へ。

ただ、10時を過ぎると流石に猛烈な暑さがキツかったです。10:30に無事帰宅。
やはり100kmというのは特別な達成感があります。


実は昨年の今頃、丹後ウルトラマラソン 100kmにチャレンジしてました。
あの時も今日のような快晴で、強烈に暑かった…。
制限時間14時間のところ、13時間57分でゴール。
ギリギリでしたがなんとか完走できました。

レースの完走率は54%。
隣を走っている人がバタバタ倒れて、エイドステーションが野戦病院のようでした。。

当時はフルマラソン1回しか経験してない中でエントリーしたので、完全に無謀な挑戦でした。あまりの恐怖にめちゃくちゃ準備して臨んだのを覚えてます。

丹後ウルトラマラソンは国内のウルトラマラソンの中でも過酷な部類に入ります。60km地点から碇高原まで10kmに渡って延々400m登るというクレイジー極まりないコースレイアウト。

実際に走って分かったのですが、本当の恐怖は70km地点から一気に400m下る下り坂。
高原を登り切った時点で足はボロボロですが、その足で急な坂道を下るのは強烈な痛みと体がバラバラになる恐怖で本当に恐ろしかった。

嬉しかったのは一緒にエントリーしたウルトラマラソン初参戦の友人2人とゴール2km前で奇跡的に合流できた事。みんながみんな「誰かリタイアするかも?」と思いながら走っていました。

一年前のレースも完走率が半分程度である事を考えると初心者3人が全員完走できる確率はとても低かったです。
それが全員ゴール前で揃った時は本当に感動しました。そのまま3人で手を繋いで万歳ゴールをしました。

あの強烈に過酷な1日を共に経験した友人は一生の友です。レースに誘ってくれた友人には感謝しかありません。

「自分の人生で最も感動した日は?」

もし、こう質問されたら「2019年9月15日」と即答します。それほど、あまりにも過酷で、あまりにも感動した一日でした。


今日100kmという距離を走って一年前を思い返していました。
ランとバイクで疲労はまるで違いますが、「100km」というのは何かとてつもない達成感のある距離だと思います。

コツコツ積み上げないとたどり着けない距離。
簡単でないからこそ、乗り越えたいし、乗り越えた時に自分の成長を感じるんだと思います。

今年は去年にはなかったロードバイクという新しい仲間が加わりました。しばらくこの仲間と色んなチャレンジをしたいと思います。次はどこに行こうかワクワクします。

とは言え、早くもう少し涼しくなってほしいです。スポーツの秋を早く迎えたいものですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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