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本の棚 #ビジネスコーナー

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ビジネスを通して人間は形成される。そういっても過言はないかもしれません。本の棚のなかでもかなりのボリュームを占めるビジネスコーナーは古典的なもの〜最新の情報まで幅広く並べていきま…
運営しているクリエイター

#書評

本の棚 #30 『今すぐ妻を社長にしなさい』

本の棚 #30 『今すぐ妻を社長にしなさい』

『今すぐ妻を社長にしなさい』
〜サラリーマンでもできる魔法の資産形成術〜
坂下仁

つ、妻を社長に?!

現役銀行員の著者(2014年当時)は

金融知識とノウハウを総動員した結果

まさかの借金地獄に陥り、破産寸前に。

それまでの「自分がお金持ちになる」

という考え方を

「妻をお金持ちにする!」に路線変更。

そうして5年後には経済的な自由を手にする。 

つまり、働かなくてもOKの状態に

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本の棚 #12 『できる人の人生のルール』

本の棚 #12 『できる人の人生のルール』

『できる人の人生のルール』
The Rules of LIFE.

リチャード・テンプラー

みなさんは人生における

「自分ルール」はあるだろうか?

人生は選択の連続だと

表現されることがある。

ではその選択の基準は?

そのときの感情によって

誤った判断をしてしまうことはないか。

それはルール、基準を明確にしていないから。

「成功するには成功するような選択をする」

これが自分の決

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本の棚 #15 『申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。』

本の棚 #15 『申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。』

『申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。』
カレン・フェラン

コンサルタントとして

組織運営(店舗運営)に関わるようになり

もうすぐ一年が経とうとしている。

あれはコロナ禍での異動だった。

それまで接客販売、

サブマネージャー、

マネージャー、

セールストレーナー、

スーパーバイザーなどを

10年間は営業の仕事がメイン。

店舗運営の指導という観点だけなら

これまでの経験を活

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本の棚 #17 『働かないアリに意義がある』

本の棚 #17 『働かないアリに意義がある』

『働かないアリに意義がある』
長谷川 英祐(進化生物学者)

「働かざる者食うべからず」

母親のぼそっと唱える呪文…

それを耳にすると

我々兄弟3人は

晩ごはんの手伝い、お風呂の準備に

とりかかることになる。

働かない者が食いっぱぐれる(うちの場合はデザート無し)

本当にそうなんだろうか。

人間社会が発展していくために

王様がつくった奴隷への脅し文句

のような気がしてならない。

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本の棚 #18 『ぶれない人』

本の棚 #18 『ぶれない人』

『ぶれない人』

小宮一慶

ビジネスマンであれば

小宮さんの書籍を見たことがない

そんな人は少ないのではないか。

本屋さんのビジネス書コーナーで

「小宮さんの本を目にしたらアウト」

というゲームをしたら

秒でアウトになる。

それくらい多くの本がある。

なぜこんなに人気があるのか。

それは「わかりやすさ」を

極めている点にあると、私は思う。

小難しいことを

とてもシンプルに

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本の棚 #21 『ハートドリブン』目に見えないものを大切にする力

本の棚 #21 『ハートドリブン』目に見えないものを大切にする力

『ハートドリブン』
〜目に見えないものを大切にする力〜

塩田元規(アカツキ創業者)

うんこミュージアム

あっ、いきなり失礼。

知ってますか?

うんこミュージアム。

横浜駅のすぐ横にある「アソビル」

入ったら入ったで

いきなり便器で

うんちさせられます。笑

ふざけているようで

大マジメ。

本気で楽しい空間をつくっている

エンターテイメント会社アカツキ。

その代表を務める塩

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本の棚 #22 『絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ』

本の棚 #22 『絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ』

『絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ』

見城徹/藤田晋

共著としての第一作

『憂鬱でなければ仕事じゃない』

が衝撃的だった。

さらに第二作

『人は自分が期待するほど、自分を見てくれないが、がっかりするほど見ていなくはない』

をすぐに購入した記憶がある。

そして、第三作目と思って買って

開いて読んでみたら…

まさかの二作目のタイトルが

変更されたものだった。笑

中身を

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本の棚 #23 『MORE from LESS』

本の棚 #23 『MORE from LESS』

『MORE from LESS』
〜資本主義は脱物質化する〜

アンドリュー・マカフィー

世界はどんどん物質的に豊かになっている

現地にいったことがないから分からないが

東南アジアやアフリカなんかも

急速に発展して、そう遠くない未来には

ぼくたちの住む日本のように

「高原社会」になっていくのだろう。

※高原社会については『ビジネスの未来』山口周氏より

人類が豊かになっていく反面

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