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本の棚 #12 『できる人の人生のルール』

『できる人の人生のルール』
The Rules of LIFE.

リチャード・テンプラー

みなさんは人生における

「自分ルール」はあるだろうか?

人生は選択の連続だと

表現されることがある。

ではその選択の基準は?

そのときの感情によって

誤った判断をしてしまうことはないか。

それはルール、基準を明確にしていないから。

「成功するには成功するような選択をする」

これが自分の決めた成功に近づくための

一つのシンプルな答えである。

本書には全部で101のルールが記されている。

あなたも本書を読み、これはいいと

感じたものを自分ルールに加えてはいかがだろうか?


怒りを感じたら10数える

怒りは爆発的で瞬間的なもの。

人であり、理性をもっているのあれば

コントロールできるようになるほうが

いいだろう。

私は「イラッ」としたときに

「自分がなにに対してイラッとしているか」

を考えることにしている。

考えていたら次第に冷静さを取り戻す。

その時間がおそらく10秒くらい。

脳みそがそうできているんだと思う。

怒りに振り回され、攻撃的になってしまう

誰にでもあるだろう。

怒りという感情は否定しないが

動物的に反応してしまうと後悔することになる。

毎日、自分だけの時間をつくる

自分だけの時間というと

一人になって好きなことをする

そんな時間だと思われがちだが。

ここでいう自分だけの時間は

「何もしない」=呼吸するだけ。

ほんの10分でいい。

一日を振り返ってみてほしい。

そんな時間はあっただろうか?

スマホを眺め、人ごみにもまれ、

懸命に働き、帰宅後TVを見ながら

ご飯を食べて、音楽を聴きながら寝る。

...実は少ないのだ、自分だけの時間は。

時と場所を選んで、感情を表に出す

一時的に抑えた怒り感情は

どこにいくんだろう。

喜怒哀楽の感情というエネルギーは

体内に吸収されてなくなることは

ないように思う。

どこかに、だれか、なにかに発することで

出ていくんだと考えている。

溜め込んだエネルギーは...

特に負のエネルギーは爆発すると

身体に負う怪我よりもひどい。

発することができる

そんな時と場所と人があるといい。

自分から先に謝る

これは高校生のときに

部活の顧問の先生に謝れなかった

そんな後悔から今では完全に自分ルールに

なっている。

でもこれが難しい...今でもできないことがある。

ちなみに私は「謝ることができる人」を

結構信頼している。

お金が返ってくると期待しない

高校時代の生活指導の先生が全校集会で

放ったことばが忘れられない。

お金のトラブルについての注意喚起をする際に

「お金の貸し借りはいけません」

というスタンダードな始まりから一点...

「貸すんやったらあげろ!」

と叫んだ。

体育会系過ぎてマイクではなく

拡声器?で叫んだため

あげろ..あげろ...あげろ...のこだま。

怖すぎて笑うことが許されなかったため

全員が吹き出すのを我慢。

先生、お金は貸しません。

手を汚して世界に参加する

成功者の多くが積極的に

世界に参加しているそうだ。

参加せずにスマホ、メディアを通して

傍観してばかりいないだろうか?

傍観していると人生はあっという間に

終わってしまう。

手を汚して外の世界に参加すれば

濃密な時間が流れ人生のスピードは遅くなる。

スマホは便利なツールだが

時にはそれを手放して外の世界に一歩踏み出す。

そこには新しい挑戦、発見、もちろん失敗もある。

後先考えすぎずに子どもが砂場で

遊ぶように、手を汚し、服を汚し、

今を楽しんでみることだ。


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