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2021年4月の記事一覧

出版記念シリーズ⑥やはり長期目線と目利き

出版記念シリーズ⑥やはり長期目線と目利き

三日坊主(ペンネーム)でブログを書いて参りましたが、後藤康之(本名)を出して『最強の外資系資産運用術』という初書籍を出版しました。出版記念シリーズとして、資産運用や本に関連するテーマを書いていきます。

過去投稿は下記をご確認ください。
・出版記念インタビュー(対談)
・シリーズ①(資産運用の重要性)
・シリーズ②(コロナ禍での資産運用)
・シリーズ③(半導体の日系企業は何処へ)
・シリーズ④(ア

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税金(納付)に関する考え方②

税金(納付)に関する考え方②

前回投稿が長くなってしまったため、別投稿として私の税金納付の実体験に基づくお話しをしようと思います。(意外と他のライターさんの、税金に関する投稿が少なくて、それにもビックリしました。)

個人的に最近固定資産税の支払いで、とあるメガ銀行の支店店舗に出向きました。一部コンビニでは払えない額面であったため、銀行での支払いを選んだのですが、正直様々な不便さを感じました。簡単にまとめると、下記のような感じ

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税金(納付)に関する考え方①

日本では3-4月の確定申告、そして4-5月の固定資産税関連となんだか憂鬱な支払いが多い季節ですが、国民の義務として税金を払っているわけです。

米国ではバイデン政権が巨額のインフラ投資実施と同時に法人税をはじめ増税に回る、という話が出てきています。

特に第二弾として出された、キャピタルゲイン課税(投資の実現益に対する課税)は、当人の選挙公約通りの富裕層増税として、市場でも注目されました。

富裕

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円高への流れ?

円高への流れ?

通貨について、下記のような興味深い記事を見た。それはドル離れ、という考え方。

ドル比率がほぼ過去最低並みになった背景には何があるのだろうか。…結論から言えば、今期のドル比率低下に関してはドル安による部分が相当大きいと推測される。…過去20年余りにおける世界の外貨準備運用を一言で表すとしたら「多様化」や「非ドル化」といったフレーズが適切であろう。より具体的には、その行き先として選ばれているのがユー

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過去投稿からの進化・変化⑦ー気候変動:石炭がかなりの悪者扱い

過去投稿からの進化・変化⑦ー気候変動:石炭がかなりの悪者扱い

気候変動問題はコロナに関わらず継続して、我々が対処しなくてはならない課題です。確かにコロナ禍で世界中で一時だけ、二酸化炭素の排出が減少したそうですが(過去投稿をご確認ください)

ただしWithコロナやコロナ後を見据えて、バイデン大統領が気候サミットを開催し、対立する米中も含めて各国が様々な削減案を発表し、流れが変化しているわけです。

気候変動問題を主要政策に掲げたバイデン大統領の登場で、地球温

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現状把握しよう!

現状把握しよう!

昨今ワクチン接種が遅いだの、日本のメディアは多く書かれていますが、まだ1社(ファイザー)のワクチンのみ日本では承認されており、もう2社(アストラゼネカとモデルナ)の承認はまだ数か月かかる見込み、とのこと。従って足元は日本でファイザーのワクチン接種のみ考えられる、ということ。

またイスラエルや米国、英国のワクチン接種が進む中、世界的なコロナウイルスの流行は一段落のような感じもするかもしれませんが、

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やっぱり、そうだったのか

やっぱり、そうだったのか

最近のコロナ禍であまり伝わっていなかったですが、個人的に気になっていた件について、いくつか挙げてみたいと思います。

まずはスエズ運河にまつわる話で、船が座礁したことで海運輸送の滞りがあるのでは、と下記投稿で書いておりました。

下記記事によると、座礁してから数週間たったものの、やはり影響はこれからも長引く模様。コロナ禍からの経済正常化に伴い、少しずつ負の影響は軽減されてくると思いますが、また何が

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製品の回収時期よりも短かった社長任期

製品の回収時期よりも短かった社長任期

下記の過去投稿のように、前兆があったといえ、不信任による事実上の退任による社長交代が、早く来るとは感じていませんでした。

下記記事の通り、東芝の車谷社長が辞任され、後任として以前社長を担っていた綱川智会長が社長に再復帰、という形のようです。

車谷暢昭社長兼最高経営責任者(CEO)が同日開いた取締役会で辞任したと正式発表した。後任には綱川智会長が就いた。東芝はアクティビスト(物言う株主)との対立

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文化と組織の違い

下記の多様性に関する投稿で、様々な組織形態のなかでの多様性の難しさに一部触れて、皆様から反響をいただきました。

今回はその脈絡で、特に企業において、多様性のあり方がお国柄や文化、構成する人材によって異なる、という記事を見たので紹介したいと思います。

ダイバーシティー経営を成功に導くための鍵は、多様な価値観を尊重しながら、衝突や摩擦を乗り越えられるかどうかという点である。...実は、このような衝

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出版記念シリーズ④:アナリスト業務と日系企業の将来

出版記念シリーズ④:アナリスト業務と日系企業の将来

三日坊主(ペンネーム)としてNoteにてブログを書いて参りましたが、この度、後藤康之(本名)を出して『最強の外資系資産運用術』という初書籍を出版する運びになりました(発売日:2021年4月9日)。出版記念シリーズとして、資産運用や本に関連するテーマを書いていきます。

過去投稿は下記をご確認ください。
・出版記念インタビュー(対談)
・シリーズ①(資産運用の重要性)
・シリーズ②(コロナ禍での資産

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出版記念シリーズ③:半導体関連の日系企業は何処へ

出版記念シリーズ③:半導体関連の日系企業は何処へ

三日坊主(ペンネーム)としてNoteにてブログを書いてきました。この度、後藤康之(本名)を出して、『最強の外資系資産運用術』という初書籍を出版する運びになりました(発売日:2021年4月9日)。そして、出版記念シリーズとして、資産運用や本に関連するテーマを書いていきます。

過去投稿は下記をご確認ください。
・出版記念インタビュー(対談)
・シリーズ①(資産運用の重要性)
・シリーズ②(コロナ禍で

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多様性、ですか。

多様性、ですか。

多様性(Diversity)は、昨今の会社や組織において、とても重要とされている価値の一つだと思います。日本では特に男女比率が注目されますが、それ以外にもバックグラインドや年齢層、国籍や民族の違いなど、多様性と言われる要素は多岐にわたると思います。私もその多様性という中で、色々経験をさせてもらった、恩恵を受けている側の一部でもあると思いますし、総論の概念に関しては賛成といえます。

ただ多様性が大

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コロナ禍での日本文化の変化

コロナ禍での日本文化の変化

コロナ禍により世界中で、変化のスピードが速くなっている、と感じているが、私個人にとって日本文化の一部も、コロナ前からもちろん芳しくなかったかもしれないが、コロナ禍の影響も大きく受け、変化が求められている、と感じる。

その一つが上記記事にある、瓶入りの牛乳やミルクコーヒー(これ、コーヒーミルクかミルクコーヒー、どっち?っていつも思うけど)。銭湯や温泉でよく見るやつです。

3月末で牛乳やミルクコー

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日本国内特有の硬直性と考えるべきか?

日本国内特有の硬直性と考えるべきか?

2020年夏に下記投稿をしましたが、日本国内の制度、特に政府絡みの制度(学校の9月開始や国際化基準の導入、また減税措置)はコロナ禍で多少の変化があったものの、大きな制度変更には至っていない模様。

今回は日本国内の業界に関して、硬直性があるのかな、と感じたところを集めました。

①新型コロナ対策で大きな変化を与えると考えられているワクチン接種。確かに海外の製薬メーカーからのワクチン供給問題はあるも

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