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エッセイ

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2020年5月の記事一覧

一回は具体的にシュミレーションしてから場に臨もうという話

一回は具体的にシュミレーションしてから場に臨もうという話

自分は何かの勝負事などのときに、(準備はするが)相手との相互のやり取りなどの具体的なシュミレーションせずに結構エイヤで行動してしまうことが多い。

大事な人に大事なことを言うときなど。プライベートでも仕事でも。

何故かというと、一度シュミレーションしてしまうと状況が全然そうでもないのに、言語だけ言おうとしたりしてぎこちなくなったり、結果が予定調和的なるかもしれないと思っていたからだ。一言でいうと

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5年後、何かを人にお願いしたり、想いを伝えることの成否は今にかかっている。もう始まっているのだ。何でも

5年後、何かを人にお願いしたり、想いを伝えることの成否は今にかかっている。もう始まっているのだ。何でも

社会学者の宮台真司さんとラッパーのダースレイダーさんが毎週のようにzoom動画を上げているので観ている。

今回、宮台さんがとても考えさせるおもしろいことを言っていた。(これ以外にももちろん沢山興味深い議論があったので是非check)

噛み砕いていうと、

人に告白したり大事なことを言う場合、その瞬間だけ集中して本気になっても無駄だ、と。デートで、告白することばかり気をとられてデートの最中ずっと

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現実世界でもSNSでも、仲良しアピールをしない人間になろう

昔、ダウンタウンのまっちゃんが同級生だった高須さんと一緒にやっている放送室というラジオ番組で、いいことを言っていた。「バイトの初日」の回といえば分かるほど知っている人は多いかも。

そのネタは、高校の頃バイトの初日で来ている自分に対して、やたらできる風だったり、偉い人や同僚とはしゃいで仲良しアピールする人がうざい、という内容。新入りへのマウンティングのようなもの。これは年齢やグループの種類に拘わら

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あるまとまりとして一つの対象となるものは、最後の「体験」をよくすると「評価」がよくなる。毎回、学びを反省しよう

あるまとまりとして一つの対象となるものは、最後の「体験」をよくすると「評価」がよくなる。毎回、学びを反省しよう

石川善樹さんという予防医学研究者の動画(以下記事にもある)を見て、考えたこと。

「評価と体験は違う」ことについて以下のように述べている。

心理学の二十世紀の大発見の1つに「評価と体験は違う」ことがあります。例えば、デートをしたとしましょう。昼からデートをして、めちゃくめちゃ楽しい一日の体験をした。だけど最後の2分間で大喧嘩して別れたら、そのデートは最悪だったと評価されます。つまり人間は、全ての

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「ありがとう」教

「ありがとう」教

「ありがとう」と感謝が溢れる社会が素晴らしい!

というような意見を言う人はよくいる。感謝を忘れずに!も同じ。

私もこれに同意するが、どこかで何か違和感を感じていた。

何に対しても、「ありがとう」を連呼する人がたまにいる。たぶん、そういう安売り的な「ありがとう」に違和感があったのかもしれない。やはり、言葉はその本質を理解し適切な場面で使うことで人の中に深く入っていくだろう。

では、ありがとう

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グッド・ウィル・ハンティングは「愛」の重要性を語る映画なのか。「親友」「さらけ出す」とは何なのか。

グッド・ウィル・ハンティングは「愛」の重要性を語る映画なのか。「親友」「さらけ出す」とは何なのか。

グッド・ウィル・ハンティングといえば、映画好きキャラが自己PRのために「好き」という映画、という認識だった。十数年前、大学生のときに観たときはなんか説教くさあいなと思っていた。友人が非常におすすめしていたので、今回改めて観てみたら、けっこう楽しめた。

一般的には、ショーン(心理学者)がウィルに対して投げかける言葉と、それによりウィルが(彼女との付き合いを通じて)変っていくところに感動する人が多い

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