現実世界でもSNSでも、仲良しアピールをしない人間になろう

昔、ダウンタウンのまっちゃんが同級生だった高須さんと一緒にやっている放送室というラジオ番組で、いいことを言っていた。「バイトの初日」の回といえば分かるほど知っている人は多いかも。

そのネタは、高校の頃バイトの初日で来ている自分に対して、やたらできる風だったり、偉い人や同僚とはしゃいで仲良しアピールする人がうざい、という内容。新入りへのマウンティングのようなもの。これは年齢やグループの種類に拘わらず、グループや組織であればどこでもあるものだろう。

そこでまっちゃんは、逆の立場で新しい人が自分たちのグループに初めて来る場合は、普段はしゃいでいてもあえて控えめにする、と言っていて、自分はかなり好感を持った。これは本当に重要な気遣いだと思う。自分もこういうノリの人が嫌いなので、非常に共感するし自分もそういう気遣いはしている。

そういうのが嫌でその人たちからすぐに離れるということはしないだろうが、そういう配慮ない言動を取る人に対しては印象が悪くなる。自分がそう感じるから他人にもしない、という当たり前のことだ。

これ、少し敷衍するとSNS上の仲良しアピールもそうだ。不特定多数が見えるTwitterなどの中で、いちいち褒め合ったり、はしゃいでいるのを上げなくてよいと思う。そういうのは自分たちのグループチャットでやればいい話。これも自分はグループ内でしっかりとポジションを取っていることの対外的なアピールなのだろうか。

SNS上にしろ現実にしろ、こういう配慮ない人は言葉の自動機械みたいな残念な人が多い。一方で配慮できている人は、何かしらの領域で一流である人が多い。人付き合いをするときは、この点をよくみてみるといいと思う。


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