われわれの身体性を超えた価値の伸びしろ空間がない
前回の記事に続き、現代の経済社会の問題について考えたい。
1970年にフランスで刊行されたジャン・ボードリヤールの著書『消費社会の神話と構造』。
概要は以下、Wikipediaから。
本書では、大量消費時代における「モノの価値」とは、モノそのものの使用価値、あるいは生産に利用された労働の集約度にあるのではなく、商品に付与された記号にあるとされる。たとえば、ブランド品が高価であるのは、その商品を生産するのにコストがかかっているからでも、他の商品に比べ特別な機能が有るからで