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SDC“相手の満足・直接ありあり・確信度”という概念の導入

人生の戦略を考えるにあたり、
“相手の満足・直接ありあり・確信度”という概念を導入したい。

英語のイニシャル、satisfaction, directly,  conviction,をとって、これをSDCと呼ぼう。

これは何か?
まず前提を理解しよう。

なにか価値あることをやることが人生を豊かにする、これは納得いただけるだろう?

そして、価値あることとは、相手がそう感じていると、確信できることが重要だ。自己満で価値あると思っていても、自分は騙せない。

そして、特に現代においては、何かを創造するときの構想と実行の分離が深刻だ。経営層は現場を離れて、数字をしたり会食したりするだけになり、価値創造現場から分離される。

では、もし価値あることをやりたいと考えたら、小規模に徹底的に現場に向き合うスタイルと、スケールして広く世の中に提供したい、と2極がある。

これはどちらが良いのか?

それはもう、価値観によるので上下、優劣はない。

その時に、重要なのがSDCである。
自分が創造できたと思える価値の総和は、
人数 × 価値 × SDC とう式となる。

この式の凄さは、単純な功利主義を乗り越えられるということ。

普通に考えたら、1万人に10の価値を提供し10万の価値創造が優れたものと理解できる。

しかし、現場から離れた経営者は、SDCの程度が低くなる。
つまり、1万人に提供しているけど、本当にみんな満足しているのか、自信を持てない。もちろんアンケートや継続率など指標はあれど、本当に価値創造しているという確信はえられない。なのでSDCが0.1だとすれば、1万の価値創造確信となる。

逆に100人に10の価値提供をし、SDCが10なら1万の価値創造確信となり、1万人規模と同等になる。

人によりSDCは異なるから、どっちにコミットするかは異なる。

以前、以下のような記事を書いたが、SDCの概念を導入すれば簡単。
SDCを重視する人は、ビジネス右翼、軽視する人はビジネス左翼。

あなたはどうだろうか?


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