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5年後、何かを人にお願いしたり、想いを伝えることの成否は今にかかっている。もう始まっているのだ。何でも

社会学者の宮台真司さんとラッパーのダースレイダーさんが毎週のようにzoom動画を上げているので観ている。

今回、宮台さんがとても考えさせるおもしろいことを言っていた。(これ以外にももちろん沢山興味深い議論があったので是非check)

噛み砕いていうと、

人に告白したり大事なことを言う場合、その瞬間だけ集中して本気になっても無駄だ、と。デートで、告白することばかり気をとられてデートの最中ずっと上の空で、告白のときにいくら頑張ってもそこでは既に勝負がついている。これは、デートに限らず営業や人を誘うときなど、いろんな場面で思い当たることがあるのではないだろうか。

(ちなみにこの動画の文脈では、長い時間の散歩の共有がもたらすような効果は、zoomなどオンラインでは再現できないみたいな議論で出てきた)

これはより敷衍できる。つまり、ある人へのイメージというのは過去の蓄積の人間像ありきなのだ。デートの前の行動、引いてはこれまでの生き方など全てが絡んでいるといっても過言ではない。

将来何かを人にお願いしたり、想いを伝えることの成否は、今にかかっている。もう始まっているのだ。日々の行いが重要なんだと認識させられた。もう始まっているんだよ。なんでも。

アリストテレスのころから言われていたように、われわれはよく生きるべきなのだ。

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