滋賀イチョウ落葉!50年ぶり開帳/秘仏公開/特別展を巡る★湖南⑧湖東⑭甲賀⑥★【滋賀湖東シリーズ/湖南シリーズ/甲賀シリーズ】
2023年10月と11月は滋賀の甲賀、湖南、湖東で秘仏公開!特別開扉!紅葉特別公開!仏像展が色々と行われた。一気に滋賀を纏めて書いてみた。(そして、やっと出すことが出来た。というぐらい、毎週どこかに行ったので書く暇がなかった。世間は紅葉で盛り上がっていたが、仏像巡りや~)
ちなみに同時期の京都は次のNOTE旅行記です。(京都10月!通常非公開の社寺公開の月★京都東山⑭中京⑨右京⑯伏見山科⑦下京③|やんまあ@宿・食 (note.com))
この旅行記の翌週は和歌山の秘仏公開!仏像展へ!!忙しい・・・。本NOTE公開数日後に公開します
次の写真のところを行きました。
では本題です。
▼ルート
▽2023年10月07日(土):甲賀市→栗東市
#新宮神社 :滋賀県甲賀市信楽町長野1151-1
「紫香楽一乃宮」です。
信楽焼狛犬が神社を守る!?715年の古社。祭神はスサノオとイナダヒメと出雲系。そして、オオヤマツミがおり、神武天皇ことイワレヒコに東に行け!と神武東征を促した神がいる。
私のNOTEは次の通り。
#MIHOMUSEUM_秋季特別展 「 #金峯山の遺宝と神仏 」
相変わらず来るのに苦労するが、着いた瞬間独特の雰囲気である。
次のNOTEを参照ください。(https://note.com/yanma_travel/n/n49f9f4722be5)
前回来たときは「紫香楽宮と甲賀神仏」ですね。結構、ツウ好みのものを企画してくれます!ということで、甲賀を攻めるなら過去のじゃらん旅行記もセットでどうぞ!
#金勝寺 #道の駅こんぜの里りっとう
ず~と気になりつつ、場所と他との兼ね合いで行けなかった場所ですね。宝物が企画展に出張しているので寺はスルーしましたが。
詳細は次のNOTEを参照ください。って、2023年は前述の仏像展もあり行っていないですが・・(^-^;
寺までの道は狭いので道の駅から徒歩も良いかな~。一応、道の駅に車を置かせてもらうことを伝えておいた方が良いかと思います。下の写真の右の方から坂道をのぼると寺です!
道の駅で休憩です。
昼食も出来ますね。「しし丼」が気になるな・・・。
#敬恩寺 :滋賀県栗東市荒張687
次に行く春日神社と大野神社に近いので寄ったのだが、よい阿弥陀如来立像が安置されていた。そして十一面観音立像も見逃せない!!
私のNOTEは次の通り。
#春日神社 :滋賀県栗東市荒張669
金勝寺の別院
狛坂寺守護神として創建されたと伝わる社
室町時代の建築様式をよく表した表門は国指定の重要文化財
大野神社の南に鎮座
#大野神社 :滋賀県栗東市荒張895
嵐ファンの聖地?
神仏習合で十一面観音が安置されている
この十一面観音は旬仏習合の名残で「菅神寺」の本尊である
ヒノキの一木であることから御神木からできているので神社が引き受けたのかもしれない
写真の前に前述した春日神社とセットで、私のNOTEは次の「嵐の聖地?神仏習合の聖地「大野神社/春日神社」神社ハロウィン【甲賀シリーズ】【湖南シリーズ】【滋賀湖南シリーズ】」です。
#栗東歴史民俗博物館 『 #良弁僧正1250年御遠忌記念収蔵品展 「 #栗東の神・仏 」』
詳細は次のNOTE参照。
★仏像展★良弁僧正1250年御遠忌記念収蔵品展「栗東の神・仏」in栗東歴史民俗博物館|やんまあ (note.com)
▽2023年11月11日(土):東近江市
#瓦屋禅寺 :滋賀県東近江市建部瓦屋寺町
※太郎坊駐車場をさらに上がると良い!!部分部分で道は狭く、急な坂なのでご注意を!!
聖徳太子建立した四天王寺の瓦はここ!太子が斧で一刀した千手観音と四天王を安置する紅葉スポット!太郎坊よりさらに山頂に鎮座。ここから東近江を見下ろす。
寺の人に腕は何本か聞いたが、不明とのこと。たぶん千本あったのではと思うのだが。千手観音は仏像では42本の腕にするのが標準だが、日本に3体のみ本当に千本の腕を持つ千手観音が存在する。横綱は唐招提寺(私のNOTE)で、大関は葛井寺(私のNOTE)、京都・寿宝寺(私のNOTE)であるのだが、福井・妙楽寺(私のNOTE)も実はそうである。そして、ここも追加だ・・・。まだ全国のどこかにありそうだな・・。
本尊・十一面漢音立像@重文で、脇侍は不動明王立像、毘沙門天立像である。本尊は次の通り。
聖徳太子作
別名「疱瘡観音」で「芋観音」とも呼ばれ、天然痘にも御利益があったとか
160.5cmの身長
本当に1000本の手を持つ
左脇(向かって右)の下に龍の顔がある
千本の手で見えないのだが、たぶん龍が体に巻き付いていると想像です
脇侍は脇侍は不動明王立像、毘沙門天立像なので、天台宗なのはわかった。小さいながらも鎌倉時代の天の特徴である腰くねり、玉眼である。この寺の歴史から本尊制作時代とは異なる時代であると予想する。
詳細は次の『聖徳太子作?千手ある観音×龍「瓦屋禅寺」50年ぶりの特別大開帳【滋賀湖東シリーズ】【湖東シリーズ】【竜王シリーズ】【滋賀日野町シリーズ】』参照。
#太郎坊
太郎坊は今回スルーする計画だった。時間ロスが大きいので。ただ妻が行きたいというので寄った。ということで計画変更発生・・。
私のNOTEは次の通り。(鞍馬天狗の兄!ニニギ父「阿賀神社/太郎坊宮」勝利と幸福をGET!山岳/磐座信仰!オリンピック金メダリストも必勝祈願に来るパワスポ【滋賀湖東シリーズ】|やんまあ (note.com))
#教林坊 :滋賀県近江八幡市安土町石寺1145
湖東の紅葉の名所!紅葉以外もオススメする苔庭園!!そう嵐山の庭園が好きな方!だまされたと思って行ってみるべき。って、聖徳太子所縁の寺だな・・・。そして観音大好きの白州正子氏も参拝されたようですね。
書院の「掛軸庭園」を忘れずに!!
では、駐車場からの写真を並べます。
私のNOTEは次の通り。(限定公開!紅葉の名所「教林坊」京都嵐山相当の庭【滋賀湖東シリーズ】【湖東シリーズ】【竜王シリーズ】【滋賀日野町シリーズ】)
#御沢神社 (御澤神社):
この地域は神社と仏像の宝庫である。そんなところなので参拝ルートをグーグルマップで作成しながら抜けがないか見ていると、なんか気になる神社があった。調べると龍が巻き付く鳥居が!ということで行ってみた。
おおお~龍神祭りだ~!!!
604年、聖徳太子が灌漑用水用の水源地として池(すみ池・白水池・にごり池)を造られた
そのほとりに市杵嶋媛命(イチキシマヒメノミコト)を祀ったのがこの神社のよう
蘇我馬子に命じ、開墾させた
現在、通称「おさわさん」として慕われ、湧水を求めて訪れる人がいる
近江の名水「御沢の神境水」としても知られている
正面鳥居の左側にも藤棚がある
境内にある池には「白水池伝説」が残っている
境内には、御池の「清水池」、白い水の「白水池」、濁水を満たす「泥水池」がある
私のNOTEは次の通り。(龍の鳥居「御澤神社(御沢神社)」琵琶湖の龍神【滋賀湖東シリーズ】【湖東シリーズ】【竜王シリーズ】【滋賀日野町シリーズ】)
腹減った~!!昼食!!永源寺訪問へ!!
#熊原神社 :滋賀県東近江市永源寺相谷町1292(相谷町1199) #相谷熊原遺跡
永源寺から奥永源方面途中で300度カーブから車一台分を爆走すると独特の空気感がある神社に出る!
2023年は熊のニュースが多い。名前にクマがあるし行くべきかどうか迷ったが思い切って行った。私は無事です!?過去だが、報知新聞『永源寺近くの山裾でおりにクマかかる』に「捕獲された現場は、熊原神社の奥で、近くには永源寺本山や山上小学校がある。地元では、注意を呼びかけている。」とあったんですよね。。。ということで、雨は降るわけないので、気持ち的に傘を持っていくww
祭神は、熊原彦命💛熊原姫命。
私のNOTEは次の通り。(熊原彦命💛熊原姫命「熊原神社/相谷熊原遺跡」本当に熊が出るようなので注意【滋賀湖東シリーズ】【湖東シリーズ】【竜王シリーズ】【滋賀日野町シリーズ】)
#永源寺 :滋賀県東近江市永源寺高野町41
紅葉の名所!開山正燈650年遠諱で50年に1度の秘仏「本尊世継観音菩薩」御開帳。「正燈」は「寂室元光(じゃくしつげんこう)」の国師(諡号)で、俗姓は藤原氏だそうです。
中国で修業をした寂室元光が1361年に佐々木氏の寄進を受け開山するが、火災などにより衰退したが、江戸時代に後水尾天皇らの帰依で復興。
私のNOTEは次の通り。(50年に一度の秘仏公開「永源寺」湖東三山/湖南三山の負けない紅葉【滋賀湖東シリーズ】|やんまあ (note.com))
さて、2023年の写真をペタペタ貼ります。
あれ、よだれ掛けなんかあったっけ??過去の私の旅行記によるとないな~。誰か掛けたな・・。
#筒井神社 #金龍寺 #大皇器地祖神社 #惟喬親王御陵
「金龍寺/大皇器地祖神社/惟喬親王御陵」は諦めた。時間と明らかに狭いであろう道、いやここまで来た道よりも狭いのは確実のようなので引き返した。次はここをメインに来ようと思う。
私のNOTEは次の通り。(惟喬親王の高松御所「筒井神社/金龍寺/大皇器地祖神社/惟喬親王御陵」運転注意!事前調査必須【滋賀湖東シリーズ】【湖東シリーズ】【竜王シリーズ】【滋賀日野町シリーズ】)
#光徳寺 :滋賀県東近江市政所町970
筒井神社方面へ!道がずっと狭いんだけど対向車がよく来る。そのたびに徒歩の速さですれ違う道の狭さだが、開けたところに人が多かった。それがこの寺!!この寺を見るべく、前述の惟喬親王所縁の「金龍寺/大皇器地祖神社/惟喬親王御陵」の金龍寺以外をスキップしたわけです(と言い訳にする)。ただ、ここも惟喬親王だった。
しかし、ここも外国人が多かった・・。どうやって知ったのだろうか??最近、日本人も来ない交通の便は良くないが歴史や自然に囲まれた神社仏閣に西洋の方が来ていると思うのは私だけか?
私のNOTEは次の通り。(イチョウ落葉「光徳寺」 小野宮惟喬親王勅願【滋賀湖東シリーズ】【湖東シリーズ】【竜王シリーズ】【滋賀日野町シリーズ】)
最後に運転自信がない方は要注意です。
道の駅 #奥永源寺渓流の里
おお~やっぱ昔来たな~と思いだした。夕方だったのでバイク旅の帰り道のかたが多かった印象。
#クラブハリエ 八日市の杜
この季節、チンしてトロリなチョコを味わうバームクーヘンの時期なのである!?ナンノコッチャ・・!
箱じゃなかったら少し安いんだ。
#八日市ロイヤルホテル
プラン『【近江牛焼肉・和食・洋食・中華】2食付プラン♪ツインルーム【禁煙】<家族や友達と快適旅行>You Tubeも視聴可』です。夕食はお隣の「江牛焼肉 万葉」です。
▽2023年11月12日(日):東近江市→日野町→大津市
#八日市ロイヤルホテル
#諸木神社 :滋賀県蒲生郡日野町北脇1095
では東近江市から日野町へ!お目当ての仏像までの神社ですね。参道に獣の糞があったのですが、最近見ないので妻に「何の動物だろうか」と聞くと人間じゃない?と返ってきた。(´・ω`・)エッ?
日野町の北端の4世紀初めの最古社
現在では「諸木」と書くが、中世の史料には「諸祗」と記録されている
境内には、国認定の重要美術品である石造灯籠がある
祭神は主祭神に第1座木神「句句廼馳命」、境内社に第2座火神「軻遇突智命」、第3座土神「埴安命」、第四座金神「金山彦命」、第五座水神 「罔象女命」と諸々の神が祀られ、神は他にも「大山咋命(日吉神社)」「木花咲耶姫(落神神社)」が祀られる。
私のNOTEは次の通り。(日野町最古「諸木神社」【滋賀湖東シリーズ】【湖東シリーズ】【竜王シリーズ】【滋賀日野町シリーズ】)
#正明寺 :滋賀県蒲生郡日野町松尾560
ここの秘仏を見仏すべく1泊したんですよね~。
黄檗禅の名刹
聖徳太子の創建と伝えられている
黄檗宗は歴史的には新しい仏教なので、時代の流れ的には聖徳太子所縁はおかしい
昔は比叡山延暦寺系の地方大寺として栄えたので天台宗で、これは本尊の脇侍からも明らか
本堂は、後水尾天皇から京都御所の清涼殿を下賜され移築されたもので、檜皮葺の屋根の流れが美しく国の重要文化財
本尊は千手観音立像、脇侍に毘沙門天は鎌倉時代のもので、こちらも国の重要文化財
2023年は非公開だったが不動明王@重文も安置されている
秘仏公開のパンフレットGETして仏像の姿を見て行くか迷ったが、他の寺でも秘仏公開されていたので行ったら、かなり印象が違う。写真写りの悪い人が世の中にいるが、この仏像は生で見るとよかった。運慶の息子で名仏師・肥後定慶にも通じる優しさがある。(私の大報恩寺NOTEはこちら)
私のNOTEは次の通り。(聖徳太子ゆかり「正明寺」京都御所の清涼殿を移築【滋賀湖東シリーズ】【湖東シリーズ】【竜王シリーズ】【滋賀日野町シリーズ】)
#井林神社 :正明寺近所
寺の途中で近くに鎮座。2023年は雨降りそうなのでカットした。帰宅後に調べたので記しておく。分かったことは行くべきだった・・・。
祭神は瓊々杵尊(ニニギノミコト)
明治以前は山王権現と称し、明治で井林神社と改称
社伝によるとこの地が天台勢力化にあった頃、日吉山王の神を分祀したものとされている
ということで、正明寺も黄檗宗だが元は天台宗というのが確信できる
境内に、惟喬親王をお祀りする世(せ)神社が鎮座する(http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0029105)
世神社は、その井林神社への石段前広場一隅にひっそりと鎮座しておられる
#信楽院 :滋賀県蒲生郡日野町村井1500
蒲生氏所縁の「信楽院」と「馬見岡綿向神社」です。
「しんぎょういん」と読む
中世にこの地方を統治していた蒲生氏の菩提寺
奈良時代前期、聖武天皇の勅建
聖武天皇の勅願所として天平年間に甲賀の信楽に建立された
近くにある馬見岡綿向神社も蒲生氏所縁の神社
この山門の彫刻が見事
本堂天井には、狩野山楽にも比肩するといわれる日野出身の画家・高田敬輔作の「雲竜」を中心に描かれた縦横11mの見事な水墨画
本堂正面には阿弥陀三尊像が本尊
開創以来の本尊・阿弥陀如来は宝物庫(秘仏堂)に安置されている
1349年、甲賀市信楽庄にあった信楽寺を移したことに始まる
1484年、蒲生貞秀が新たに築城した音羽城の内に庵を造り、金勝の阿弥陀寺住職・厳誉宗真(ごんよそうしん)上人を初代住職に懇願
1597年、いまのところに移転するなど、蒲生家との繋がりが強くなった
1739年、前面に土間を持つ浄土宗本堂
私のNOTEは次の通り。(祈り猪と裏参り必須「信楽院/馬見岡綿向神社/五社神社」蒲生氏所縁!日野祭【滋賀湖東シリーズ】【湖東シリーズ】【竜王シリーズ】【滋賀日野町シリーズ】)
#馬見岡綿向神社 :滋賀県蒲生郡日野町村井711
本殿裏が神様に近くで祈る場所指定あり!本殿左奥の「撫で猪」で「力強い開運の守護神さま」を撫でて、神様に一番近い場所から祈る!!
祭神は「天穂日命」、「天夷鳥命(あめのひなどりのみこと)」、「武三熊大人命(たけみくまうしのみこと)」親子(*1)ですね
この三柱は鳥取(伯耆(*1))に降臨した神で、出雲国造(*1)に繋がる神様たち
神紋は「雁(かりがね)」の2羽である
昔、山頂から2羽の雁が飛んできて消えたのを見て、村人たちが神が降りてきたと思って、山麓に社を建てたという話が残っており、このことから神紋となった
一羽は口を閉じ、もう一羽は口を開けていることから阿吽の形は神仏習合の名残かも
綿向山に出雲国開拓の祖神(*1)を迎え、545年に頂上に祠を建てたのが始り
奥之宮(大嵩神社)は古来より 20年毎に社殿を建て替える式年遷宮の祭事が、今も絶えることなく続けられている
蒲生上郡の宗社として栄え領主・蒲生氏の氏神である
日野商人の崇敬を多く集め、現在も日野の人々の信仰が篤い
鎌倉時代様式の石燈籠@重文が建つ
拝殿・本殿をはじめ、石橋や石燈籠は立派なものばかりで、すべて江戸時代の日野商人が寄進したもの
*1:出雲に寝返り天穂日命一族3社巡り「天日名鳥命神社/天穂日命神社/阿太賀都健御熊命神社」出雲国造/菅原道真の祖【伯耆シリーズ】【出雲シリーズ】(2024年公開)にも「天穂日命」、「天夷鳥命(あめのひなどりのみこと)」、「武三熊大人命(たけみくまうしのみこと)」を祀る。この地域は出雲系なのか??ということだが、「出雲国の開拓神を迎えた」とあるので、なるほどという感じ。ただ、この三神はヤマトから出雲に送られ国譲りをさせに降臨した神であることも補記する。
上2023年11月はまだ公開していないので旅行記どうぞ。(白兎とアメノホヒの旅&温泉×美味の旅!三朝温泉で蛍乱舞【伯耆シリーズ】鳥取④|やんまあ@宿・食 (note.com))
神社紹介に戻ります。
#比都佐神社 :滋賀県蒲生郡日野町十禅師410
御祭神は、彦火火出見尊、天津彦火瓊瓊杵尊、木花開耶姫命、武甕槌神、天太玉神、大己貴神、経津主神、天児屋根神、猿田彦神
平安時代に大津坂本の日吉山王社(現 日吉大社)の荘園となり、山王七社の十禅師宮を合祀
宝篋印塔は鎌倉時代の嘉元2年(1304年)の造立で、日本有数の優れた石造物として国の重要文化財に指定されている
1371年、社殿が造営
1486年、再建
1884年、社殿が焼失
1886年、現在の社殿を再建
私のNOTEは次の通り。(「比都佐神社と比都佐神社」【滋賀湖東シリーズ】【湖東シリーズ】【竜王シリーズ】【滋賀日野町シリーズ】)
#八千鉾神社 :滋賀県蒲生郡日野町三十坪813
祭神は「大屋彦神」「八千鉾神」で、配神に「大屋姫神」「抓津姫神」とする
大屋彦神はスサノオの息子・イタケルとも
八千鉾神はオオクニヌシの別名です
大屋姫神は出雲に「大屋姫神社」があり、植林を伝えたスサノオの娘なんですよね~
「大屋姫神」「抓津姫神」は大屋彦神(イタケル)の妹で問題なさそうだ
境内には、大神宮社、八幡神社、愛宕神社、今宮神社、金刀比羅神が鎮座
明治以前は鉢森大明神といい、増田の鎮守であった
その昔、出雲川の川上に夜になると光るものが出現し、光る場所を掘ってみると光り輝く鉢が出て人々は驚き、その鉢を村の守り神として祀った
これが、鉢森大明神(現、八千鉾神社)で、御神体は鉢である
5月1日に祭礼があり、宵の宮には松明の奉納が、本祭にはホイノボリの奉納がある
蒲生家の城下町として知られる日野町は、中世の石造物の宝庫である滋賀県の中でもとりわけ多くの石造物が集中している
私のNOTEは次の通り。(本殿の彫と参道が見どころ「八千鉾神社」オクニヌシ!スサノオ御子3柱【滋賀湖東シリーズ】【湖東シリーズ】【竜王シリーズ】【滋賀日野町シリーズ】)
次週、和歌山に行くとスサノオとイタケルたちと再会するのだった。
#金剛定寺 #熊野神社:滋賀県蒲生郡日野町中山1940
聖徳太子が建立し、この寺を中心に寺院が広がった。国の重要文化財の仏像もある。そして、神仏習合の名残で熊野神社が横にある。参拝時は氏子が幼い子を連れて参拝していた。昔から守り抜かれた神社仏閣であろう。
日野町で最古で、聖徳太子が建立した48精舎の一つ
本堂である大悲閣と茅葺きの庫裏、鐘楼を残す寺
本堂には国の重要文化財に指定されている平安時代の木 造聖観音立像・木造不動明王及二童子 立像をはじめ、各時代にわたる仏像が安置されています。
754年、東大寺の実忠が訪れ一堂を建立したことに始まる
東大寺の別院で、最盛期には15以上の末寺を持つ寺院だった
1160年、伽藍焼失
度々の戦火に合うが、東大寺の庇護により復興
400年前までは東谷西谷のすべての地内にぎっしりと堂塔伽藍や僧坊が立ち並び、多くの学僧たちが、修行や勉学にいそしんでいた
隣接の熊野神社は鎮守社だったようなのでこことセットです
寺の奥と神社は左右に繋がっている
1571年、兵火により伽藍を焼失したが、大門は守られ、甲賀市の柏木神社に移築
現在は、観音堂、鐘楼、聖徳太子堂と庫裡を残すのみ
仏像は聖観音立像@重文、不動明王立像@重文、二童子立像@重文がある
近隣に浄土宗・光明院は書かwリガ深い寺院で、阿弥陀如来坐像@重文を安置する
右より祝詞があげられており、拝殿に氏子など10家族ぐらいがいた。熊野神社に向かう。
私のNOTEは次の通り。(聖徳太子建立「金剛定寺/熊野神社」重要文化財の仏像たち【滋賀湖東シリーズ】【湖東シリーズ】【竜王シリーズ】【滋賀日野町シリーズ】)
#竹田神社 :滋賀県東近江市鋳物師町1020
祭神として「天津彦根命(アマツヒコネノミコト)」、製鉄・鍛冶の神「天目一個命(アメヒトツノミコト)」、オオクニヌシこと「大己貴命(オオナムラノミコト)」、「大屋彦命(オオヤヒコノミコト)」、「石凝姥命(イシコリドメノミコト)」の5柱を祀る
社伝によると、崇神天皇の頃に「明神(みょうじん)の森」というところに菅田神社として創祀
788年、坂上田村麿が社殿を再建
1017年、現在の地に移され、地名にちなみ現在の「竹田神社」に改めた
また、神像・木造男神坐像@重文を持ち、「蒲生稲寸三磨呂(がもういなすみまろ)」の像といわれている
1344年、足利尊氏の寄進と伝わる石燈籠がある
1893年、近江商人・竹村猪八郎によって「竹田の神能」とちなんだ能舞台が寄進された
現在の地名・鋳物師は、この辺りの鋳物をつくる工人達の住居地であったからと考えられている
私のNOTEは次の通り。(占田祭?歴史が詰まった「竹田神社」渡来人の社もある【滋賀湖東シリーズ】【湖東シリーズ】【竜王シリーズ】【滋賀日野町シリーズ】)
#梵釈寺 :滋賀県東近江市蒲生岡本町185
近江のケンケト祭りがある高木神社は国重文の本殿が並ぶ良い神社。そして渡来人と豪族と古社が入り混じる地域である。
本尊は観世音菩薩坐像@重文だが、宝冠阿弥陀如来とも。境内には1328年の石造宝篋印塔@重要もある。
1532年、768年創建の大津・梵釈寺を参考に建立した
1681年頃、衰退していたこの寺を正明寺(私のNOTE)の住職の藩主により復興させる
1728年、萬福寺の塔頭になる
近江商人の堀井家の菩提寺
本尊は宝冠阿弥陀如来坐像@重文
像高120cmで頭が菩薩になっているので観世音菩薩坐像とされていたようだ
ただし、衣文などは完全に如来である
#高木神社 :滋賀県東近江市蒲生岡本町709
毎年4月の大祭は、ケンケト祭として有名で「カンカ」と呼ばれる子どもの囃子と長刀振りが奉納される
ケンケト祭りは、平安時代から室町時代にかけて蒲生地区の岡本・上麻生・下麻生の3集落で行なわれ、国の無形民俗文化財に指定されている
7人の子どもたちによるカンカという囃子と、ケンケト組という長刀振りで行われる
カンカの7人は色紙で作られた美しいかぶりものに鉦・太鼓などを持ち、ケンケト組は紺の半纏に黒の角帯を締め、手甲・脚絆をして長刀を持つ
高木神社・御旅所・旭野神社・山部神社にお渡りをし、カンカとケンケトを奉納する
渡りの行列の中に、大太刀に7本の丸帯を掛けた「帯」があり、その華やかさゆえに「帯掛祭り」とも呼ばれている
毎年4月23日に近い日曜日行われています。
私のNOTEは次の通り。(近江のケンケト祭り「高木神社/梵釈寺/山部神社/赤人寺」【滋賀湖東シリーズ】【湖東シリーズ】【竜王シリーズ】【滋賀日野町シリーズ】)
#八坂神社 :滋賀県東近江市宮川町44
「近江のケンケト祭り長刀振り」の場所。すごく雰囲気を持っている神社なんですが、これほど情報が少ない神社なのはなんでだ???
私のNOTEは次の通り。(近江のケンケト祭り「八坂神社」長刀振り【滋賀湖東シリーズ】【湖東シリーズ】)
#アグリパーク竜王 #動物ふれあい広場
昼食はパンにした。
#滋賀県立美術館 :滋賀県大津市瀬田南大萱町1740−1
▼旅行記一覧
▼じゃらん(簡易版&ルート確認)
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