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50年に一度の秘仏公開「永源寺」湖東三山/湖南三山の負けない紅葉【滋賀湖東シリーズ】

紅葉の名所!開山正燈650年遠諱で50年に1度の秘仏「本尊世継観音菩薩」御開帳。「正燈」は「寂室元光(じゃくしつげんこう)」の国師(諡号)で、俗姓は藤原氏だそうです。
 中国で修業をした寂室元光が1361年に佐々木氏の寄進を受け開山するが、火災などによる衰退したが、江戸時代に後水尾天皇らの帰依で復興。

 500円の有料駐車場に車を止めて、橋を渡っているところから1枚とりました。1週間早かった気がしますが、これはこれで綺麗です。

2023/11/10

 いざ参拝!永源寺の周辺地図です。永源寺ダム、幼稚園、東近江市永源寺支所など永源寺中心に出来上がった街としか思えないぐらい、永源寺という名が全面的に出ています。

変更履歴

  • 2023/11/23 参拝したので写真増量(「2023/11/10」で検索)

▼HP

▼アクセス

滋賀県東近江市永源寺高野町41

▼本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

 2016年の紅葉の時期に「開山正燈国師650年遠諱」で、五十年に一度の秘仏「本尊・世継観音菩薩」の御開帳で、その他「寂室禅師(正燈国師)の塑像@重文」、彦根藩井伊家4代藩主「井伊直興墓所」、山門@重文に安置されている「釈迦牟尼佛」「文殊菩薩」「普賢菩薩」、「十六羅漢」も拝観可能なので参拝。
 その他は11/6(日)に奉賛茶会、11/7(月)に650年遠諱法要、紅葉が真っ盛りとなる11/6(日)~27(日)は夜間ライトアップ!!

2023/11/10

 開山正燈650年遠諱!!50年に1度の秘仏「本尊世継観音菩薩」札があります。「正燈」は「寂室元光(じゃくしつげんこう」の国師(諡号)で、俗姓は藤原氏だそうです。

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 紅葉と石橋のコントラストが素晴らしい。お腹がへったので、この真横にある川沿いの店?屋台?で昼食を取りました。500円のきつねうどんとでんがくをいただきました。

 半分に切られたきつね、腰のないうどんを頂きました。学生の食堂ならば300円ぐらいのうどんです(笑)
 足りないので「でんがく」もいただきました。永源寺と言えば「永源こんにゃく」ですね。この後にわかりますが、階段を登り切り、総門と山門を抜けると食事処がありますので、そちらをお奨めします。

 お店から先ほど通った橋の写真。

 紅葉と石橋のコントラストが素晴らしい石橋の下には川魚がいます。鮎?イワナ?小さいので食べられそうもないですが。。


 近江の領主であった佐々木氏頼が、寂室元光禅師(じゃくしつげんこうぜんじ)を開山に迎え、伽藍を建立したのが始まり。佐々木氏の庇護のもと一時期、2000人もの修行僧を擁したらしい。

→羅漢像とメガネの地蔵さん

 橋を渡ると石の階段を登っていきます!この石段の坂が「羅漢坂」。 石の壁に並ぶ「十六羅漢」。石のゴツゴツと苔が相まって、迫力がありました。
 羅漢の前に眼鏡師匠ですね。なんか有名になりましたね。

2023/11/10

 なんか2023年に行くと「よだれ掛け」をき着せられていましたが・・・。

羅漢坂の中程にたたずむ、メガネをかけおだやかにほほえむこの石仏は、交通事故に逢い修行半ばで世を去ったある雲水(修行僧)の供養のため、遺族の方によって建立された。生前の姿と雲水装束を模して造られている。

公式HP
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 羅漢ゾーンです

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 「総門」は撮影スポットの1つ。総門前に「洗耳水」というものがあります。

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→井伊家の霊廟

彦根藩第四代藩主、井伊直興(なおおき)公と7名の奥方をまつる霊廟。 日光東照宮改修総奉行、幕府大老などを歴任し領内に玄宮園を拓くなど、彦根藩中興の名君と讃えられる直興公は、晩年、永源寺86世・南嶺慧詢禅師(なんれいえじゅん)に参禅して親交を結び、遺言により永源寺に墓が建てられた。かつて公の命日には、彦根から藩主が廟参に訪れたと伝えられている。
※霊廟内への立入はできません。

公式HPより

 最後に各お堂の歴史です。

  • 1464年、再建で総門

  • 1647年、再興の含空院

  • 1676年、再建の経堂

  • 1728年、法堂再建

  • 1765年、方丈再建

  • 1802年、山門

→総門

 ここから有料です!

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→山門

 総門を潜った先には、紅葉の人気スポット「山門」ですね。

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→本堂と鐘楼

 総門、山門を抜け、本堂へ!!開山正燈650年遠諱!!50年に1度の秘仏「本尊世継観音菩薩」!!50年に一度の御開帳なので、色彩などの保存状態も良いです。と、思ったら28年前に中開帳っぽいのをしているそうです。。。しかし、屋根の茅葺屋根が素晴らしい。修復にお金かかるんだろうな。。ボソッ

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 「世継観音」は聖観音像で、祈願すると子供や跡継ぎに恵まれると伝えられている。

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→法堂と開山堂と僧堂&含空院(がんくういん)

 法堂です。釈迦如来、迦葉尊者、阿難尊者が安置されていました。法堂の右に開山堂があり、「寂室和尚坐像@国重文」が安置されています。

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 2023年は僧堂で秘仏公開!って、1000円・・・室町時代か江戸時代だろうからスルーしました!

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→境内紅葉風景

 僧堂左奥へ!

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 境内の奥の含空院は歴代住持が住まわれ、苔と皐月に枯滝が配された庭で特別公開!!お抹茶&お菓子つきで500円です。紅葉していると、すごく綺麗です。上の写真は本堂に向かうルートで、次からは本堂から奥へ行くルート。

→経蔵(きょうぞう)と回廊門・納骨堂


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→帰り

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 行きの登り階段左手、帰りの下り階段右手に石仏が多く残っています。その中で現代風の眼鏡をかけた地蔵菩薩発見!?

→こんにゃく



▼旅行記

▼セットで行くところ



▼仏像展


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