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お気に入りの図解

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自分の書いた図解の中で、お気に入りのものやよく思い出すものなどをまとめました ※他の方の図解は「もう一度見たい図解」マガジンにまとめてあります
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#読書

【図解1995~1997】インプットは「続けて入れるとあふれて混乱」する

【図解1995~1997】インプットは「続けて入れるとあふれて混乱」する

【特殊型】インプットの処理は「ろうと(漏斗)」に似ている。入口は広いが出口がせまく、一度にたくさん入れることはできるが、消化して出すのは少しずつしかできない。

【特殊型】そのため、同テーマのインプットを一度にたくさん入れると、未消化のインプットがあふれてしまう。その結果、その領域で今まで築き上げてきた知恵まで混乱し、逆に行動の質が下がることさえある。

同テーマのインプットをする時は、あふれない

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【図解1926~1940】『「深みのある人」がやっていること』読書メモ図解(15枚)

【図解1926~1940】『「深みのある人」がやっていること』読書メモ図解(15枚)

先日読んだ『「深みのある人」がやっていること』(齋藤孝著)で印象に残った部分を図解にしました(一部に私の解釈も入っています)。

なお、これらは本全体の要約ではなく印象に残った部分を抜粋して図解にした「図解の挿絵」的なものなので、興味を持った方はぜひ元の本も読んでみてくださいね!

図解した本

読書メモ図解(15枚)

特に心に響いた3枚+感じたこと「反復していること」が深みの源になる

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【図解1870,1871】電子書籍は視覚的な圧迫感が小さい

【図解1870,1871】電子書籍は視覚的な圧迫感が小さい

【グラフ型】紙の本はそのボリュームが「紙の厚さ」という目に見える形になるので、ボリュームが増えれば増えるほど視覚的圧迫感(読むのが大変そうな印象)が強くなる。

これに対し、電子書籍はボリュームが多くても「目に見えるサイズ=電子書籍上で一度に見える画面」は変わらないので視覚的な圧迫感はほとんどない。

紙の本も電子書籍も、同じ本なら基本的には実際のボリュームは同じだが、電子書籍のほうが視覚的な圧迫

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【図解1829~1832】マーキングはまず「一区切り」まで読んでから、他3枚(日常の図解メモ)

【図解1829~1832】マーキングはまず「一区切り」まで読んでから、他3枚(日常の図解メモ)

日々考えたことや日常の一コマを図解にしました。

マーキングはまず「一区切り」まで読んでから本を読む時のマーキング(ポイントをマーカーペンや下線で強調すること)について感じたことの図解。

私は最近までリアルタイムでマーキングしていたのですが、これだと「個々の文章の意味把握」と「マーキングするべきか否かの重要性判断+手を動かしてマーキングするという動作」の頭や体の切り替えが頻繁に起こっていました。

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【図解1793】学びの多い読書は「自分からの矢印」が出ている

【図解1793】学びの多い読書は「自分からの矢印」が出ている

【特殊型】ふつうの読書は、本の内容を一方通行に受け取る。

これに対して学びの多い読書は、自分の中からも「普段の自分のふり返り」という矢印が出て、これが本の内容と合わさることでより実りの多い「自分だけの学び」を得られる。

本を読むときはできる限り受け身ではなく、「自分からの矢印」も出しながら読もう。

先日読書中に感じたことを図解にしたものです。

今『菜根譚』という生き方をテーマにした古典を再

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【図解1743】図解の読書メモには「ページ数」を入れよう

【図解1743】図解の読書メモには「ページ数」を入れよう

【特殊型】本で学んだことを図解の読書メモにする時は、図解の出典に本の名前だけでなくページ数まで入れておくのがおすすめ。

図解を見て元の内容を見返したい時、ページ数があればそのページを直接開けばよいが、ない場合は本全体を探す必要があり見返す労力が大きく違うため。

図解の読書メモは、ひと手間かけてページ数を入れよう。

図解の読書メモを作っていて感じたことを図解にしたものです。

私は本を読んでい

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【図解1733,1734】学ぶ時は3冊読んで「複数の視点」でとらえよう

【図解1733,1734】学ぶ時は3冊読んで「複数の視点」でとらえよう

【サテライト型】新しいことを学ぶ時は著者の違う本を「3冊」読むのがおすすめ。

同じテーマでも著者により立ち位置や説明の仕方が違うため、そのテーマについて複数の視点でとらえることができる。

【サテライト型】また、複数の本を読むと本同士のつながりも見えてきて、テーマをより立体的にとらえることができるようになる。

学ぶ時は3冊読んで「複数の視点」でとらえよう。

学びについて、最近感じていることを

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【図解1716~1718】読書は「幹と枝葉」をえり分けながら読む

【図解1716~1718】読書は「幹と枝葉」をえり分けながら読む

【ピラミッド型】読書をする時は、「幹=筆者が一番言いたいこと」と、それ以外の「枝葉」をえり分けながら読むのがおすすめ。

たとえば実用書なら目次を見ながら「おそらくこの部分が幹、ここは枝葉」と幹と枝葉の仮説を立て、メリハリをつけて読み進めながら適宜修正していくと能動的な読書になり頭に入りやすいし、読む速さも上がる。

【ピラミッド型】なお「幹か枝葉か」の区別は重要だが、その下の「枝か葉か」はすぐに

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【図解1637~1639】Kindle読み上げなら「聞ける」し「読める」

【図解1637~1639】Kindle読み上げなら「聞ける」し「読める」

【ベン図×プロセス型】電子書籍のKindleは手軽に文字で読む読書を楽しめるだけでなく、iPhoneや Androidの読み上げ機能を使うと「聞く読書」もすることができる。

これにより「まずながら聞きでざっと概要を把握→要点を踏まえてマーキングしながら文字で読む」という時間の有効活用と内容の理解を両立できる。

【ベン図型】聞く読書は家事や散歩しながらもいいが、エアロバイクとセットで行うと「健康

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【図解1629~1633】「生き方の本選び」のマトリクス、他4枚(日常の図解メモ)

【図解1629~1633】「生き方の本選び」のマトリクス、他4枚(日常の図解メモ)

日々考えたことや日常の一コマを、図解にして切り取りました。

「生き方の本選び」のマトリクス私は本を「生き方」「実用(やり方)」「教養」の3テーマにわけて読んでいますが、「生き方」の本を買う時に思いついた図解です。

地域の軸として、日本、東洋、西洋の3つ、時代の軸として古典と現代の2つにわけています。

「本屋さんでこれを思い浮かべながら、最近は現代の日本の本(禅や気くばりの本など)が多かったか

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【図解1586~1588】実用書の実践は「読んでいる最中」から始めよう

【図解1586~1588】実用書の実践は「読んでいる最中」から始めよう



【グラフ型】実用書を読む時、多くは読み始めにやる気や興味の熱量のピークがある。

読み終わる頃には時間的な影響+「知った満足感」で熱量がかなり落ち着いてしまっていることも多く、読書後に実践しようとしても意外と実践への熱量が上がらないことも多い。

【グラフ型】そこで、読書への熱量がまだ高い読んでいる最中に、その勢いを活かしてまずは1つ実践を始めてしまおう。

そして、読み終わったら本の全体像と

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【図解1503】「コンビニ人間」読書メモ図解(♯ネタばれ注意)

【図解1503】「コンビニ人間」読書メモ図解(♯ネタばれ注意)

【ドーナツ型(層構造)】「ふつうの人」にとっては「こちら側の世界の人」か「あちら側の世界の人」かは、「問題を起こすかどうか」よりも大きな意味を持つ。

そのため「問題だらけのこちら側の人」の方が、「問題を起こさないあちら側の人」よりも理解可能で、ある意味望ましくさえある。

あちら側の人は、叱られすらしない。

先日読んだ『コンビニ人間』という本の

という文章が印象的だったため、自分なりの解釈で

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【図解1332~1335】知識が増えるほど「ポイント以外」に目が行く

【図解1332~1335】知識が増えるほど「ポイント以外」に目が行く



【ベン図型】あるテーマについて、大事なことは基本的にはどの本にも書いてあるもの。つまり、同じテーマの本を複数読むと、大事なことほど「これはもう知っている」という状態になりやすい。

【ベン図型(変則)】自分の知識が少ない時は、本のポイントがそのまま学びの核になる。

これに対して、そのテーマについてすでにある程度学んで知識が増えたあとは、本のポイント部分は既に知っていることも多い。

そのため

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【図解1269~1271】固定観念を切り分け「新しい道」を作る

【図解1269~1271】固定観念を切り分け「新しい道」を作る



【マトリックス型】渋沢栄一は「徳川家の相続と将軍職は2つで1つ」という従来の常識を破り、「徳川家は相続するが、将軍職は断る」という第三の道を自分の君主の一橋(徳川)慶喜に示した。

先日読んだ『渋沢栄一 人間の礎」という本の

「まず、お上が徳川本家に伝えるべきは、本家は相続しても、将軍職は相続しないということをはっきり示すことでございます。そしてしばらく時を待ち、徳川一門や日本の全大名の間か

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