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2023年10月日記

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2023年10月の記事一覧

(10/25日記)他人との間に線を引かない練習

SNSなどでちょっと数字を持ったり、小金を手にしたりすると、途端に自分が"特別"だと勘違いするようになる。

"特別さ"を感じるのは勝手なのだけれど、その裏には、必ずと言っていいほど差別意識だとか、優劣の思想を孕んでいるものである。

特別じゃなかったものが、"特別さ"を感じ始めたとき、静かにしていた傲慢さがわかりやすく露出する。

そもそもは、劣等感を感じていたものがひっくり返ったにすぎず、それ

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(10/20日記)”変化球”に逃げ出すお年頃。小手先のテクニックに逃げるな

若い世代がやってくる。"若気の至り"とも呼べる、乱暴なほどにパワフルな力で場を魅了したり、迷惑かけたりなどする。

かつてそうだった者たちは、「そのままではいかんな」と、だんだん大人しくしなっていく。

「でも、大人しくしているだけでは生きていけないだろうから」と、なにか、効率的で、エコな運用へと切り替えたがる。

それではダメなのだ。実は、そうしているうちに、みるみる失っていくものがある。下手な

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(10/19日記)時間意識と体力の関係性。爆速蒸溜所社長の見学ツアー

時間を密にしたいと心から願わない限り、たいていダラダラと過ごしてしまう。

日常的に大したことをしていないから、時間はたっぷりあるからと、SNSサーフィンをしたり、Netflixに命を捧げて時間を潰している。

そうしているうちに、なぜか時間が足りないような気がしてくる。伸び切ったゴムのように、張り合いのない日常に、嫌気が差してくる。あんなに時間はあったはずなのに、時間はどこにいったんだよ。

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(10/18日記) ばぁちゃんが死んだ。未来は便利。未来が人を生かしている話

ちょっと間が空いたけど、反応次第ではこれからも書くつもりなんですよ。

あんまりまだまだ、マメさが帰って来ていないけれど、スキとか、フォローとか、サポートとか、Xのポストとかで頻度が上がりそうですの。よろしゅうたのんますね。

先日、父方のばあちゃんの葬式に行ってきた。

去年、父の葬式のあれこれが済んだあと、母を労る意味も込めて、弟と三人で家族旅行に行ったとき、まぁさ、ついでだからねと、ばあちゃ

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(10/7日記) 深夜酒場の夢。自然に帰る大人たち

今日はかみな秋葉原店での2回目の営業だった。来てくださった皆様、本当にありがとう!

なんだかんだ人と会っているのは楽しく、久しぶりな人もいれば、初めての人もいるし、知っていたけれど、初めて話し込んでみたりする人もあった。

人とは話してみなければ、対人しなければ、同じ空間を共有しなければ、わからないことがたくさんある。

完璧な理解などはできないけれど、ほんの少しだけでも、その人を理解できたなら

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(10/6日記)やり残した"あいまいな酒場"。バーから逃げてきた話。明確なリベンジ。

2021年12月31日。たくさんの思い出があった"あいまいな酒場"を閉店した。自分の実力ではやりくりできず、辞めることになった。
 
自分の中では「"バー"は完了した」と、そう思っていた。諦めと満足。もういいやと思っていた。だがそれは間違いだった。

気づかぬうちに視界の外に追いやって、「もうそうゆうの、経験したからさ」「そんなのはとっくに知ってるよ」と思っていたのだけれど、本音が全くそうとはい

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(10/5日記) 大人の「お化け怖い」。想像力は"武器"にもなるし、"足枷"にもなる。

おそらく、想像力は武器だ。これは経験上、自分が勝手にそう思っている。

何か生み出したいものを考えたとき、経験と記憶からその材料を集めてきて、頭の中で組み立てる。

この力は、ネガティブな情報を体系化するにおいて、強力な力を発揮するものだと感じる。

20代の前半、もっと、10代において、ネガティブと解釈した経験がまだ少ないからか、この想像力は創造的で建設的なものであり、より良い未来に進むために活

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(10/4日記)「意味なんてない人生」に意味を見出すコツ

人生に意味なんてない。最近になってより一層にその想いが、感覚が、強くなっている。

これまで死んできた、親愛なる生きとし生けるものたちに聞いてみたい。「人生に意味はありましたか?」

まだまだ死ぬ予定もなかったのに、ポックリといなくなってしまったもの死に目に出会うたび、その無意味さ、虚しさを痛感する。

まずはこの大前提を、受け入れるべきだなと思った。ポジティブ、ネガティブとか、そういった反応的な

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(10/3日記)人生を心地よく生きていく"素読"のススメ

人は何かを簡単に、わかったつもりになってしまう。

一度わかったつもりになってしまったものは、特別大きなきっかけがなければ、再び見ることをしなくなってしまう。

判断してしまうのだ。それが、理解を止めている。これはウイスキーの飲んでいく中で、とても重要なポイントなんですよね。

社会や人、世界というのは、莫大な書物である。それを読み解くには、心がけとして、"素読"するのが一番である。そう思ったんで

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(10/2日記) 意識と感覚、頭と身体、自分と社会の折り合いについて

生きているだけで、まるで折り合いがつかない。そう感じることがあります。

2つに分裂するような、分断されていくようなそんな気分のことです。

意識ではこうしろという、身体はそれを嫌がっている。その逆もあって、だから迷う。そうして人は動きを止めたり、または暴れてしまったりするわけですよ。

ぼくは専ら「動けなくなる派」である。無気力になり、ウツになる。外に出たくないし、誰にも会いたくなくなる。

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(10/1日記) 言葉にすること。循環と感謝について。

最近は頭がよく動く。グリグリと動き回っている。

早足で散歩し続けているようである。そのため言葉がたくさん溢れてくる。だがそれの行き場がない。

いつまでもX、旧twitterに投稿し続けているのも何か、場違いなもんだからなぁと、noteに書くことにした。「あぁ今、頭の中で起こっているのは、とにかく日記だな」と、そう思った。

まだ誰かに「これ!」と伝えたいわけじゃないけれど、誰かの目に触れている

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