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読書ノート ヘーゲル哲学に学ぶ 考え抜く力
川瀬和也
光文社新書
哲学で磨けるビジネススキル
イノベーションを引き起こすためには、「アナロジー思考」が重要だとしばしば言われる。アナロジー思考とは、一見すると無関係に思えるものの間に構造的な類比関係(アナロジー)を見出す思考法のことである。この思考法によって全く新たな発想がもたらされ、イノベーションやブレイクスルーが引き起こされる。
哲学を学ぶことは、このアナロジー思考を磨くために役
読書ノート 日本経済新聞 2022年2月8日(火曜日)朝刊 国立大入試に新教科「情報」 東京大大学院情報理工学系研究科長 須田礼仁氏
ーー高校で情報を学ぶ意味は何でしょう。
「日本社会には情報のことは情報屋に任せればいいという意識がある。私は『情報他人事意識』と呼んでいる。会社や公共機関で役職に就いている人の多くが情報の専門教育を受けていない。情報システムをつくる際に他人任せにしてしまうので、特に組織内で使うシステムは、すごく使いづらいものができてしまい、電子化で作業効率がむしろ下がってしまう」
「情報システムはコンピューター
読書ノート 日本経済新聞 2022年2月6日(日曜日)朝刊 The STYLE
夏の夜、セビリアの街角で 知花 くらら
時に身体は言葉よりも雄弁で、踊ることで心を伝えることもできる。考えてみれば私は、鏡の中の自分だけを見つめ、形ばかりを気にしていた。踊りたい。そう素直に思えた。大切なことは、あの夏の夜、セビリアの街角が教えてくれた。
サグラダファミリア
2年前の2019年夏、バルセロナに行きました。コロナ前で、オーバーツーリズムが問題になっていました。サグラダ・ファミリアなど観光地はかなりの高額の入場料になっていました。
バルセロナは20年くらい前に行ったことがあり、今回は2度目です。サグラダファミリアはかなり建築が進みました。
iPhoneをすられるという痛い思い出の残る旅行ですが、光が美しい。
読書ノート 「大学教授が『研究だけ』していると思ったら、大間違いだ!」 斎藤恭一
模擬講義での高校生へのメッセージ
「大学の研究を通して学べること」
1 解答のない問題をもらえて、それに挑戦できること
2 「受信」型の人間から「発信」型の人間へと変身できること
「3つの枠を作らないで下さい」
① 「理系と文系の枠」を作らない 多くの科目は連動してくる
② 「3教科や5教科の枠」を作らない
③ 「学ぶと遊ぶの枠」を作らない