【中医学】うつ病の原因は5つに分けて考える 西洋医学にない概念の原因と対策
🐢かめちゃん:💌質問いただきました!
中医学と西洋医学では、うつ病の考え方に違いがありますか?
まず、うつ病ってどんな症状ですか?
💊薬剤師:中医学の考え方と全然違うね。
西洋医学では、脳の神経にアプローチする薬が処方されるけど、中医学では、原因を考えるからね。
うつ病の症状は、
✔︎食欲の低下や過食
✔︎睡眠障害
✔︎気分の落ち込み
✔︎倦怠感
✔︎感情の乱れ
そして、原因は5つに分けて考えるんだよ。
原因と対策について教えるね。
✅1)心虚
▶︎無感動・無反応
💊薬剤師:原因は、心臓の機能低下。
対策は、暖かくして、休む、寝る、笑う。
心臓の病気ではないけれど、機能が低下して起こります。
心臓は、血液を送ることだけが、仕事ではなく、精神もコントロールしています。
✅2)肝鬱気滞
▶︎イライラ・モヤモヤ・自己嫌悪
💊薬剤師:原因は、コレステロールが高い、甘いものが多い、疲労。
対策:運動や食事の改善、特に運動が効果的。
肝臓は、「気」や「血」を流す働きがあります。
「気」と「血」はセットで流れるので、血液がドロドロして流れにくいと「気」も流れにくくなります。
結果、「気」が流れにくいため、イライラ・モヤモヤ・自己嫌悪が出てきます。
✅3)気虚
▶︎だるい・めんどくさい・喋るとしんどい
💊薬剤師:原因は、元気不足。
対策は、元気な人に会う、好きなことをする。
自然の中で、太陽の光を浴びる。
✅4)湿証
▶︎重い・だるい・うざい
💊薬剤師:原因は、水分のとりすぎ。
長期間で症状が重くなっていくので、気づきにくい。
対策:水分を控えめ、夕食を控えめにして、早く寝る。
✅5)陽明病証
▶︎幻聴・幻覚・認知症・引きこもり
💊薬剤師:原因は、薬や食べ過ぎ、飲み過ぎで胃の経絡が弱って起こる。
対策は、食べ物を減らして、歩く。
経絡(エネルギーの線路)は、体に12本あります。
経絡が弱ったり、詰まると幻聴・幻覚・認知症・引きこもりなどの症状があらわれます。
✅まとめ
✅1)心虚
▶︎無感動・無反応
✅2)肝鬱気滞
▶︎イライラ・モヤモヤ・自己嫌悪
✅3)気虚
▶︎だるい・めんどくさい・喋るとしんどい
✅4)湿証
▶︎重い・だるい・うざい
✅5)陽明病証
▶︎幻聴・幻覚・認知症・引きこもり
以上「【中医学】うつ病の原因は5つに分けられる 西洋医学と違う概念 原因と対策とは?」でした。
「気」そのものが足りない場合の
✔︎気虚
「気」が循環できなくなった場合の
✔︎心臓の機能低下で起こる心虚
✔︎肝臓の機能低下で起こる肝鬱気滞
✔︎胃の機能低下で起こる陽明病証
✔︎むくみで「気」を循環できない|湿証《しつしょう》
今中中医師は、本当のうつ病は少ないといいます。
もしかして、あなたのうつ病は、中医学ではうつ病とは言わないかもしれませんね。
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