【中医学】春になると増えるアトピー性皮膚炎や湿疹の原因と対策とは?
🐢かめちゃん:膝の裏や腕が、かゆいです。
💊薬剤師:春になると発疹やアトピー性皮膚炎の子供が増えるね。
🐢かめちゃん:なぜですか?
💊薬剤師:原因は大きく分けて2つだよ。
✅1)皮下脂肪が溶けて、熱を持った血が流れる
✅2)胃の経絡が弱いため、経絡上に症状が出やすい
胃の経絡についてはこちらの記事を参考にしてね
⏩原因は大きく分けて2つ
✅1)皮下脂肪が溶けて、熱を持った血が流れる
▶︎糖分や高カロリーな血液が、皮下脂肪の溶けた場所に集中する
💊薬剤師:寒い頃は、皮下脂肪がラードのように固まって、血流が悪いです。
しかし、春になって暖かくなると、皮下脂肪の一部が溶けて、血が流れやすくなります。
そのとき血液に、糖分や脂肪分が多いと熱を持った血液となり、一部溶けた皮下脂肪に集中的に流れます。
その結果、アトピー性皮膚炎や発疹という状態となります。
✅2)胃の経絡が弱いため、経絡上に症状が出やすい
▶︎赤ちゃんや高齢者は、胃の経絡上に発疹が出やすい
💊薬剤師:赤ちゃんは、胃の経絡(エネルギーの線路)が未発達のために、胃の経絡上に症状が出やすいです。
高齢者は、胃の経絡から弱っていきます。
胃の経絡が詰まると、発疹やアトピー性皮膚炎が起こります。
赤ちゃんが立てないのは、胃の経絡が未発達だからです。
🐢かめちゃん:赤ちゃんだから立てないのかと思っていました。
💊薬剤師:胃の経絡が、未発達だから立てないのです。
高齢者は、胃の経絡から衰えていくので、足が弱くなるのです。
胃の経絡が詰まると、つまづきやすくなったり、胃の経絡上に発疹ができたりもします。
西洋医学には、経絡の概念がないので、慣れるまでに時間がかかるかもね。
✅3)対策とは
▶︎血液の分散と食事の見直し
✔︎赤ちゃんの場合、手足の血流が悪くなっているので、血液を分散させるように優しくマッサージする。(患部は、触らないように)
✔︎食事の量と質を見直す。
糖分や脂質を減らしましょう。
✅まとめ
✅1)皮下脂肪が溶けて、熱を持った血が流れる
▶︎糖分や高カロリーな血液が、皮下脂肪の溶けた場所に集中する
✅2)胃の経絡が弱いため、経絡上に症状が出やすい
▶︎赤ちゃんや高齢者は、胃の経絡上に発疹が出やすい
✅3)対策とは
▶︎血液の分散と食事の見直し
以上「【中医学】春になると増えるアトピー性皮膚炎や湿疹の原因と対策とは?」でした。
経絡という言葉は、耳慣れず、西洋医学にはない概念のため、勉強を始めて1年くらいは、抵抗があるかも知れません。
少しずつ、経絡と病気の関係が理解でき始めて、腑に落ちることが多くなるでしょう。
特に、医療従事者の方は、西洋医学の知識が邪魔をするので、理解しにくいでしょうが、少しずつ勉強していきましょう。
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