マガジンのカバー画像

【家族】【子ども】

9
家族と出産について思うことをまとめたマガジンです。
運営しているクリエイター

記事一覧

【結婚】【女】家庭に収まらない、冷たい女

【結婚】【女】家庭に収まらない、冷たい女

朝、ベッドで微睡む。窓の外が明るいから、7時はまわっているだろう。誰にも邪魔されない。誰かの生活音に遮られることもない。聞こえるのは、風と鳥の声だけ。

一人になって、本当によかった。

人間関係が希薄な私は、一人を寂しいと感じることがない。居酒屋やバー、誰かのいるところにするりと入り込んで、他人の話を肴に酒を飲む。そうして、するりと姿を消す。親切心は大切だが、果たして本当に「絆」が必要なのかどう

もっとみる

【家族】高齢出産も考えものだな、と思った話

私の学生時代の後輩男子(28歳)は、両親が36歳の頃に産まれた長男だ。専門学校生の妹がいて、4人で実家のアパートに住んでいる。きょうだい共に独身で、異性との交際歴がない。

彼は金融系のブラック企業に勤めている。激務から逃げ出すべく次の仕事を探しているが、なかなか見つからない。身体を壊しているにも関わらず、休ませてもらえない職場なのだ。

そこまでして仕事に傾倒するのは、単純に生活費を稼ぐためでは

もっとみる
【恋愛】不倫とファザコン。(その2)満たされない父性を満たすには

【恋愛】不倫とファザコン。(その2)満たされない父性を満たすには

私の不倫記事は大抵アクセス数が少ないのだが、以前書いたこの記事はどうも例外のようだ。「不倫 ファザコン」で検索すると(なぜか)1ページ目に現れることも大きいのだろう。

ファザコンに歯止めがかからなかった10代。うちは離婚・死別家庭ではないが、幼い頃からとにかく寂しかった。子どもの頃に満たされなかった「父性愛」への執着は、早くも10代で現れた。自傷や援助交際まがい・・・精神科を受診したら、「うーん

もっとみる
【女】【結婚】池田園子さんの「はたらく人の結婚しない生き方」を読んで

【女】【結婚】池田園子さんの「はたらく人の結婚しない生き方」を読んで

11月14日に発売された池田園子さんの新刊、「はたらく人の結婚しない生き方」を購入した。

書店でも探しやすい、真っ黄色の表紙。映画「幸福の黄色いハンカチ」などが示すとおり、幸せや希望、元気を彷彿とさせるビタミンカラーである。

「働くおしゃれびと」のためのウェブマガジン・Project DRESSの編集長を務める池田さん。あらゆる働き人の生き方を見て来た彼女が、結婚に悩んでいる人に向けて、「あえ

もっとみる
【家族】姉はモラハラ、妹は詐欺被害…過干渉親の子育て結果

【家族】姉はモラハラ、妹は詐欺被害…過干渉親の子育て結果

毒親判定は非常に難しい。子どもにとって、育ってきた環境を普通と考えるのは自然なことだからだ。一見普通の、常識を持った親だとなおさら自覚が遅れる。大人になって、他人と生活を共にして初めて「あれ?うちの家ってちょっと変わってる?」と思いはじめることも少なくない。

それでも、他人と関わるうちに「うちの親ちょっとおかしかったんだな…」と子どもが思うのであれば、多かれ少なかれ毒親の要素を持っているのではな

もっとみる

【家族】私が子どもを産みたくない理由

ついこないだ、女優の山口智子さんが「産まない人生」を宣言して賛否両論を呼んだところだが、私もその人生を選ぼうとしている女性の一人だ。

産める体を持つ私が「産みたくない」理由はいろいろあるけれど、
一言で集約すれば「自分のことが何よりも大事」。これに尽きる。

自分のお金を自分のことに使いたいのはもちろん、
子どもの世話で自分の時間を削られることは到底耐えられない。

○○ちゃん/くんのママ、とい

もっとみる
【家族】インナーチャイルドの癒し方が、少しだけ分かった日

【家族】インナーチャイルドの癒し方が、少しだけ分かった日

以前の記事で書いた「幼少期の自分と対話する」という自分流セラピー。
満たされなかった子ども時代の寂しさと向き合うために、気が向いたときにやっている。

最初は幼稚園児ぐらいの自分と、空想の中で出かけたり手をつないだりしていたのだけど、今日は赤ん坊の自分に会いに行くことにした。
これがまた、ひどい泣きっぷりなのである(実際私は疳の虫が強い赤ん坊だったそうだ)。でも、不思議と不快に感じない。私を呼ぶ赤

もっとみる

【家族】相模原の障害者施設殺傷事件を受けて思ったこと

「たまったもんじゃない」。
連日入ってくる続報を見て、そう思った。

心にずしりとのしかかっている、「障害者はいらない」という言葉。
もしこれが老人ホームだったら?病院だったら?児童養護施設だったら?
「高齢者はいらない」「病人はいらない」「孤児はいらない」・・・
犯人の希望通り教師になっていたら、「子どもはいらない」になっていたのだろうか。
そんなのおかしい。何だって当てはまるじゃないか。
犯人

もっとみる

【子ども】私は産みたくない。胸を張って、そう言おう。

ライター朝井麻由美さんによる記事。

とかく、この国は「産みたくない女性」に厳しい。まぁ、次の世代を残さないわけだから、そう言われても仕方ない部分もあるんだけど、でも。

産みたくない人は、もっと声上げていいと思うんだよ。子ども嫌いな人だって、無理矢理「かわいい〜!」って言わなくていいんだ。

少子化?それがどうした!日本滅ぶ?大いに結構、子育て対策まともにできない国は淘汰されてしまえ!

・・・

もっとみる