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【SLAM DUNK GI】55話「中道紡希監督の秘策」

第1クォーター

序盤、ルース・オエステの先制攻撃でリードを広げたものの、すぐに実力を見せたボアノイチが逆転。


そして福田吉兆のアイソレーションによる集中加点。
ここまでノーガードの打ち合いともとれる早い展開だった。



しかしルース・オエステ宮城リョータが安定したことにより、落ち着いた攻撃もしっかり得点に結び、試合展開はようやく落ち着いた。


そしてルース・オエステは点差を一桁に戻した。
三井寿の連続スリーポイントが決まる。


その後、

三井のスリーポイントは警戒され得点が止まるが相手を引きつけアシスト役に回り、赤木、清田が加点。




ボアノイチは、藤真、福田、シルバの高連携からミドルレンジでも積極的に打ってきた。

リバウンドの強いガルサを信頼しての作戦とも言える。赤木、桜木の連携でリバウンド対策をするが、それでもガルサが制する時もあった。

そして藤真、福田、シルバはそれぞれスリーポイントで加点し、点差は再び2桁に広がった。

34-45。


 

ルース・オエステ攻撃、

宮城、赤木のスクリーンから三井にパス。しかしシルバにスティールされてしまう。

清田の切り替えの早さが功をそうし、ワンマン速攻を防ぐものの、バスケットカウントを取られてしまう。


「清田、ナイスディフェンスだ。」赤木
「うす。」清田  

シルバ、1本決め、34-46。


ルース・オエステ攻撃を防ぎ、外に出たタイミングで


「タイムアウト ボア・ノイチ」審判



ボアノイチベンチ。


「よしいいぞ!自力で差をつけている」ホベルト・権藤

「20点差つけば、折れてくるだろう。」ホナウジーニョ

「前半、ラストの所で仕掛けよう。いいな?」ホベルト・権藤

「OK。やるんだな。」ガルサ
「サインくれよな。」シルバ



ルース・オエステベンチ


「藤真、シルバに加え、福田もスリーポイントという選択肢を持っている。これは厄介だ。」魚住

「成功率は藤真が高い。リバウンド対策も効果を出しているが当然100%とはいかない。」花形

「スリーポイントとなるとこっちはミッチーにしぼられるよな。」高宮



「はい。攻撃のリズムを変えましょう。」紡希

「どうする?」宮城




「花ちゃん中心に攻めましょう。」紡希

「桜木中心!?」赤木

「またどっかであった展開だな、、。」三井




「はっはっ(笑) ようやく監督らしい指示を出したな! はっはっ(笑)」桜木


「リョータ君、花ちゃんがポスト入るから使って下さい。」紡希
「ノブナガ君もゴール狙って入っていって!」紡希
寿さんも外でフリーになるようにポジションとっておいて下さいね!」紡希



「花ちゃん わかってる?」紡希



「ああ フィレステーキ だな!」桜木
「はっ 花道 ふざけてんな!?」宮城

「おお あれか!?」水戸
「ああ フィレオフィッシュ!」野間



「フィレ?? 三枚におろして骨を抜いた魚の切り身のことを言うが、、、。」魚住

「肉を切らせて骨をたつ??」花形




「フィレ ル レーヴ」

「ふざけないで! フィレ ル レーヴです!」




中町紡希監督は桜木中心に攻めると指示をした。


そして口に出した

「フィレ ル レーヴ」とは?



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