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「根本原因は1つ」はありえない(2)

前章の続きです。

発達障害/精神疾患を発症する原因は、複数の要因がからみ合い、個人個人で異なっている。

そんな複雑なモノは素人の手に負えなさそうですが、大丈夫ですよ。

本章で解説していきます。

根本原因は出そろっている

前章で自分の社会復帰の話を交えたのは、
精神科以外のたくさんの人にお世話になり、彼らの言う根本原因がかなり似通っていたからです。

具体的には下記の医療ジャンルです。

統合医療(オーソモレキュラー)
バイオレゾナンス医療
漢方医
NTA(神経伝達調整法)
メガビタミン療法
認知行動療法スキーマセラピー
ニューロフィードバック療法
ニューロモデレーション療法
ホメオパシー療法
オステオパシー療法
ヨガ

これらの人たちは、標準医療でさじを投げられた疾患について、たくさんの症例知識と治療実績を持っていました。

彼らの示す「根本原因」群について、整理してまとめたものが以下です。

リーキーガット症候群
カンジダ菌・腸内フローラ
隠れ炎症
重金属の蓄積・排出不能
⑤微生物の感染・脳中侵入
副腎疲労(HPA軸機能障害)
⑦甲状腺等のホルモン異常
⑧血糖値スパイク
⑨ミトコンドリア機能異常
⑩メチレーション異常
疾患性・遺伝性栄養欠乏
⑫電磁波過敏症
トラウマの蓄積
⑭その他の慢性疾患

各病態について詳しく知りたい方は


前章で示した僕の病態図は複雑に見えますが、実は項目の種類はさほど多くないです。

他が一切ないとは言い切れませんが、さまざまな症例をヒアリングし、自分で調査もしたところ、発達障害/精神疾患のあるある原因は出そろっています。

上に当てはまらないものはレアケースだと思います。

自分なりの仮説を立てる

根本治療を始めるに当たって最も重要なのは、

自分でも仮説を立てること

です。

たとえば「うつ」ひとつとっても、脳内の状態と適した治療法について、いくつかパターンがあります。

上に挙げた各病態に関して、

・自分の体内で何が起こっているのか?

・治療のやり方はそれでいいのか?

・見落としや主治医への申告漏れはないか?

医療従事者に相談し、検査や指導を受けつつも、情報を集め考え続けるのが完治への近道です。


逆に、仮説を立てず手あたり次第試すやり方は、お金と時間の莫大な浪費になり問題外です。

とはいえ、

何を治すために何をする?
情報がなければ分からなくて当然です。

検査キットと独学で攻略したい人も、主治医につく人も、それぞれの病態・治療法について知っておく必要があります。

このマガジンにはそれらの情報を集約していってます。

失敗する人と成功する人

医療従事者へのヒアリング結果ですが、
「治らなかった人はどんな人か?」
その答えも共通していました。

早い段階で治療をやめてしまう人です。

そういう人は医者任せのタイプがほとんどだそうです。

医者任せ → 思考停止 → 根拠のない自己判断、というパターンです。

逆に、治療が上手くいく人は…

・自発的に情報を集める。

治療効果判定の期間を設け、上手くいかない場合、
・主治医に質問する
・情報の申告漏れはないか考える
・集めた情報から自分なりに仮説を立てる
・あるいは「この人は違う」と思ったら医者を変える

…そういうことを自分で判断する人です。

そのようなタイプと医者任せのタイプはハッキリ分かれ、中間は少ないようです。

(僕はというと、試行錯誤しすぎて「言うこと聞いてください」とよく諭されます。)

次章では、全体的な計画の立て方を解説します。

以上です。

頂いたお金は新しい治療法の実験費用として記事で還元させていただいております。 昔の自分のようにお金がない人が多いと思いますので、無理はしなくて結構です。