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ロングトーン練習時のポイント

隔週土曜日にこちらのnoteへ、これまで書き続けてきた「ラッパの吹き方:Re」の記事を古い順から加筆修正して掲載しております。
先日はこちらの記事を更新しました。

加筆修正した記事をまとめているnoteマガジンはこちらです。ご興味ある内容からぜひご覧ください。

さてロングトーンの話。僕の持論も含まれますが、トランペットを演奏するための的確なコントロール力を養うために絶対に必要な2大練習はロングトーンとリップスラーだと考えます。そのあたりの細かいお話は「ラッパの吹き方:Re」の記事をいろいろご覧いただければと思いますが、その中のひとつであるロングトーン練習は、その練習にどんな目的、目標を込めるかで内容や方法が変わる便利なツールです。

言い換えれば、目的や目標がないままメトロノームをカチカチ鳴らし、いつもと同じB durをいつもと同じ8拍ずつドレミファと順番に音を並べていても、それで何かを得られるかと言えば、時間の浪費と肉体的疲労感ばかりだと思います。

ではどんなことをすれば良いか。その提案を今回ご紹介した記事にいくつか書きました。

ひとつ大切なことは、具体的にどのようなロングトーンに取り組むかを決めても、それだけでは成長に繋がりにくく、大切なのは実際行った後にどうだったかというフィードバックなのです。

経験則ですが、演奏レベルの高い人や上達速度の速い人は、みなさんとても効率良く、短時間の集中した練習、そして的確なフィードバックをしているように感じます。よく誤解されがちなのですが、たびたび話題になる
練習時間は短時間で!」は、総練習時間が短いかどうかは取り組むべき内容量によって変化するのでそこを指しているわけではありません。3分の曲を1曲仕上げるのと、90分のシンフォニーを完成させるのでは必要とする時間は異なるわけです。
大切なのは、目標設定やフィードバックが曖昧で、むやみに何度も吹き続ける根性練習をしないことや、ダラダラと冒頭から最後に向けて音を並べていくような時間にならないことです。ひとつの小さな目標を達成するための時間を極力短くし、効率良い練習の取り組み方を習慣にしたいものです。

僕自身効率良い練習の取り組みあまり上手ではないので(どうしても研究している時間が長いから、というのもありますが)、譜読みや難しいところをできるだけ短時間で解決できるように心がけていこうと思います。

ということで若干話が逸れましたが、ロングトーンの活用法について書きましたので、ぜひ記事をご覧ください。

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荻原明(おぎわらあきら)


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