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統合失調症-病棟記録

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私は、統合失調症です。その発症・入院・退院までの記憶と、精神科病棟の中で出会った人々のことを綴ったマガジンです。
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2020年8月の記事一覧

【閉鎖病棟】⑦ただ、飯を食う!という特別な思い

【閉鎖病棟】⑦ただ、飯を食う!という特別な思い

1日3度の食事。
薬とラジオ体操と病棟散歩。

時々、風呂。

ここは、退屈で仕方がないな…。
小さな心の余裕が生まれた時。
閉鎖病棟の中。

毎日の健康チェック、食事、服薬。
ただ、それだけ。

ラジオ体操と風呂は、自由。
ただ、その時間に行くか、行かないか、それだけ。

外へ出たいなら行けばいい。
ただしその許可があるなら。

煙草は、時々吸えばいい。

トイレは、行きたくない。

まだ、保護

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【閉鎖病棟】⑥聞こえるもの、見えるもの、感じるもの

【閉鎖病棟】⑥聞こえるもの、見えるもの、感じるもの

あなたとわたし。

それぞれ同じようで違うこと。
だけど、誰もが持っているもの。

病について、誤解はつきもの。
それは統合失調症に限ったことではないはずで…。

よく分からない病院。
よく分からない病気。

それが、
人を怖いと感じさせるのか…。
暗く閉鎖的に思わせるのか…。

精神科病棟に入院している患者は実に様々で、
与えられた病名、
主なその症状、
回復のペース、
みながそれぞれに違うのは

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【閉鎖病棟】⑤憎いそのヒゲをどうするかってこと

【閉鎖病棟】⑤憎いそのヒゲをどうするかってこと

女だらけの閉鎖病棟。

少しづつ戻ってきた。
女子が綺麗になる感覚。

私を支配し見張っていたのは、鏡の中の何者か。
そいつは時々私に命令をする。
統合失調症の陽性症状による幻覚や妄想は、とてもわかりやすい。

現実にはないもの。
それらがまるで本当にあるかのように、見えたり聞こえたりする。

何かに怯えたり、
何かと会話をしたり、
それに従うことも、
それから逃れることも、

その様な行動は、明

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