「大人のための読書の全技術」から学ぶ本の読み方
効率的に読書をする方法に力を入れた読書術の本が多くある中、なぜ読書をするべきなのか、読書をして得られるメリットは何なのかを解説してくれるところが心に刺さった本でした。
大人とは、知識を持つ社会人とは、どんな人でどうあるべきなのか。
読書によって形成していくライフスタイルは共感ポイント盛り沢山でした!
共感ポイント
・知識を詰め込み脳内図書館を作る
様々な種類の本を読んで頭の中に知識の森を作ろうという話。森には、針葉樹・広葉樹・背の高い木、低い木など、色々な種類が存在している。知識も木と同じようにありとあらゆるジャンルを学んでいこうというもの。
例えが絶妙で、スッと理解でき、自己啓発・お金、節約に傾き過ぎていた読書傾向を、リベラルアーツの観点に向かせてくれた大きな共感ポイント。
・本を読みながら考える
ただ本を読んで情報を受けとるだけでなく、エッセイや文学など、何を言わんとしているのかを、著者の人物像・人格セットにして考えることが大事。
ただの情報でなく教養として深めていくために重要で、受動的から学びを得ようとする能動的な読書に変われました!(当社比)
・一冊の本を読んで自分の中に一つの点を持つ
スティーブ・ジョブズが行った「点と点」の講演の中での言葉。
深すぎる!
そして今の自分がしていることもムダなことではないと思える深い言葉です。
さらに深い!!
今まさに読んでいる本一冊一冊が確実に点を落としている。年間365冊読めば365個の点を落とせる。数が多ければ何かに結びつく確率は格段に上がる。
この一つの言葉を読めただけでも本を買った価値があると思えるほど、激しく心を揺さぶられました。
実践編
・本をさばいて内容を把握
本を買ったら20分くらいで一度本をパラパラと読んで全体像を把握しておく。
この本をさばくことによって、実際に読んだときのスピードであったり内容の理解度が格段に上がりました。
本を数冊買ったら、まずさばく。本書の中で一番効果を感じ、実践しているものです。
まとめると
多くの書物を読むことで、今は意味であったり効果を実感できなかったとしても、確実に何かのきっかけになるかもしれない点は持てる。
点を少しずつ落として、脳内では知識豊かな森をつくろうという話でした。
読書の目的を教えてくれる一冊!
速読の方法であったり、三色ボールペンであったり、実践的な手法も多く書かれているので、読書術を学びたい人にもオススメです。
ほかにも、著者オススメの書籍も紹介されており、至れり尽くせり。
まさに大人のための読書の全技術。
おしまい。
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