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自分の信念が正しかったと経営で示せた noteも結果の一つ

こんばんは、アドバイザーのこうたです。

今回は久しぶりに、お題に投稿してみようと思います。

改めて考えるきっかけとなり、経営者を辞めた今だからこそ天職だと思えたのかもしれません。




1.私の2つの信念 1つ目

プロフィールにもあるように、私は真面目な人が損をする世界をなくしたいと考えています。

そのため、まずは自分の会社からと意識したのを今でもよく覚えています。

意識していたことは3つ。

⑴部下の能力(長所・短所・性格)をしっかりと把握すること

⑵向上心のある部下を決して蔑ろにしないこと

⑶評価を適正に下すこと



人材育成にマニュアルはないというのが私の結論。

大きな会社ではなかったこともあり、『私という人間を知ってもらうことが信頼に繋がる』と考えて、コミュニケーションを強く意識していました。

そこで分かったのが、自分よりも優れた能力を持つ人はたくさんいるということでした。

もちろん、自分は優秀な人間だと驕っていたわけではありませんが、部下よりは優れていると思っていたところはありました。

しかし能力を細分化すると、私よりも優れた能力が、ほとんどの人に何かしらはあることに気づいたのです。


・誰にでも気に入られる人
・コンピュータのように基本に忠実な人
・吸収力の高い人
など


であれば、その長所を活かせばより能力が高まるのではないかと考えました。

だって私にはないのだから、必ず力になってくれるはずです。

しかし私にはない能力だと、伸ばし方がイマイチ分かりません。

そのためその人物を深く知ることで、私の知見に繋がり、アドバイスができると考えました。

いわゆる分析です。


性格が分かれば反感を買わない動かし方も簡単です。

短所が分かれば適切なサポートができます。

長所が分かればモチベーションに繋がります。


これらは人によって異なるため、マニュアルなんて存在しないと私の中で結論づけました。

また、長所を有効活用するのが私の役目の一つでもあると意識しました。




努力しても結果が伴わない人は少なからずいる

私もあらゆることが遅咲きで、かなり苦労するタイプでした。

幸いなことに入れ替わりの少ない会社でしたが、現場に出向いた時にクライアント様の人材をたくさん見てきました。

新卒から相談を受けることも少なくなく、クライアント様に影響のないように答えるのに悩んだのはいい思い出。

でもだからこそ気づいたこと。

単純に能力が高い人よりも、向上心のある人のほうが長期的に見たら大きな戦力になると。

業界で見たら入れ替わりが激しいところだったこともあり、向上心ほど能力を上回る戦力はありませんでした。


だから私は、最初は仕事ができなくても⑴を本人にも意識させることで、最終的には平均よりも上に至るまでに成長させることができました。

能力で人を見るのは大事です。

でも、能力=信用 にはなりません。




頑張った人にはそれなりの報酬を。
サボる人には現状維持を。


どれだけ向上心を持って取り組み、結果に繋げたか。

真面目な人が損をすることだけは絶対にあってはなりません。

頑張った人には、頑張らなかった人の目に見える形で、立場や待遇を変えました。

私は結果よりも過程を重視します。

経営者としては正しくないのかもしれません。

しかし、長期目線で考えたら必要なことだと考えています。

途中、優秀な人でどれだけブーストしても、最終的に残らなければ会社は潰れます。

そして優秀な“だけ”の人は、なかなか最後まで残らないのが実情です。

さまざまな課題の中で、一から人を育てることこそが正しいと私は信じることにしました。




2.結果

途中で退いたため、完成したとは言えません。

しかし、かつて実績の伴わなかった多数の部下が、今徐々に活躍し始めています。

当初は正社員雇用もできず、5年ほど待たせてしまいました。

それなのに正社員を希望してくれて、会社への貢献を意識してくれるようになっています。

能力は管理できても、想いまでは管理できません。


私の考えは間違っていなかったと、今ハッキリと断言できます。




3.私の2つの信念 2つ目

私は何よりも恩を大事にしています。

これは最初から考えていたわけではありません。


起業当初、ノウハウもツテもない状態で始めました。

その時に、二人のクライアント様が親身にサポートしてくださったのです。

自身の利益を無視して案件をくださったことは数知れず。

正直、これらがなかったら会社は潰れていたでしょう。

そのぐらいの大恩です。

裏切りが横行する業界でしたが、弊社では決して裏切ることはないように、誠実に対応することを心がけました。

当たり前のことのように思えますが、これがけっこう難しい。

クライアント様も、裏切りをしてでもうちと繋がれと言ってくることが多々あります。

その利益は大きいです。

それでも飛びつくことはせず、相談という形で正直に話していました(誘ってくださったクライアント様も裏切らないように)。


ある時、お世話になったクライアント様に言われたことがあります。

「君は信用できる。だからたいていのことは力になるよ」と。


電話での言葉でしたが、私は涙を流したのを今でも覚えています。


私は今でも、仕事外でも、感謝の気持ちと誠実な対応を心がけています。




4.noteは私の集大成

noteに投稿した内容は、私の思考や経験の全てです。

賛同してくださる方も少なくなく、私の自信に繋がっています。

経営者としては未熟ですし、甘いというのも自覚しておりますが、一部でも多くの方に知って実践してほしいと思っています。



経営者としてなら天職ではなかったかもしれませんが、人と深く繋がれた私の会社は天職だったと言えましょう。

この経験がなければ、間違いなく今の私はありませんでした。

もしかしたら出世のために利益だけを求めていたかもしれません。


多くの方が私のnoteを見て、何かしらのきっかけになれれば幸いです。



こちらは、占い師としての私の想いです。



#天職だと感じた瞬間

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