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2022年9月の記事一覧

【GAS】Google Apps Script 活用事例 CSVから学生名を取得してPDFファイルをリネームするスクリプト

【GAS】Google Apps Script 活用事例 CSVから学生名を取得してPDFファイルをリネームするスクリプト

採用イベントの下準備で、学生名簿一覧のPDFを分割してドライブに格納した後、CSVファイルの名簿を元に分割したファイルをリネームする自動化を実現しました。

ファイル分割にはPower Automate Desktopを利用スクリプト全文はこちら/** * フォルダの中からCSVファイルを探す  * * */function getTargetFile() { const folder =

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【小休止】現在の日時をサクッと入力する2つの方法 (タイムスタンプ番外編2)

【小休止】現在の日時をサクッと入力する2つの方法 (タイムスタンプ番外編2)

タイムスタンプシリーズの番外編を1回やって、関数カレンダーのネタに移ろうかと思ってましたが、タイムスタンプ関連で書いておきたいネタをもう一つ思い出しました。今回は 番外編その2として記事を書きます。

前回の番外編「Googleフォームの回答を日付で絞り込む」↓

自動タイムスタンプではなく、今回はもう少しシンプルなGoogleスプレッドシートで 今現在の日時を簡単にセルに入れる方法を 2つ紹介し

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【小休止】Googleフォームの回答を日付で絞り込む (タイムスタンプ番外編)

【小休止】Googleフォームの回答を日付で絞り込む (タイムスタンプ番外編)

土日どっちかで更新している雑談記事の方が最新ネタを扱ってるせいかPVが多いですが、こっちが本編記事です。

最新ネタの雑談記事の方 ↓

前回までの記事で、Googleスプレッドシートで使える 自動タイムスタンプ機能の紹介を 全3回にわたって書いてきました。

こっちが本編の前回の記事 ↓

次のシリーズに行く前の 小休止ということでタイムスタンプに関連する、1回で完結する 軽めのネタを挟もうかと

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#47 Google Classroom に予約投稿を一括作成する (2)

#47 Google Classroom に予約投稿を一括作成する (2)

以前に投稿した ↓ のプログラムで作成した予約投稿が公開されると、

といった感じでクラスのストリームに公開されます。 ※この投稿は、以下のような設定で予約投稿を作成したものですが、プログラムで予約投稿として作成した後、公開時間を再設定して公開させています。

赤く伏字にした部分は、プログラムを実行するときに権限を確認したユーザーの名前が表示されます。この部分を変更したければ、権限の確認を行うユー

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Googleスプレッドシートで業務を効率化(35):Googleスプレッドシートのデータからマイマップを作る方法

Googleスプレッドシートで業務を効率化(35):Googleスプレッドシートのデータからマイマップを作る方法

今回利用したスクリプトのコードになります。動画の中で使い方を説明していますのでぜひご活用ください。

function createMap(){ var map = new Maps.newStaticMap() var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet(); var start = sheet.getRange("B2").getValue();

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【実践GAS3】CSVをスプレッドシートにインポート

【実践GAS3】CSVをスプレッドシートにインポート

概要これ結構、データを大量に扱ってる業務のSEだと、クライアントから依頼されるヤツ。

長々書いてもしゃーないので、参考になったリンクを2つくらいで今回は書くよー!

環境によるけど、GASだとまず、サーバーのセキュリティなのか

ローカルに落としたCSVをGoogleドライブ上にアップロードして、インポートは無理。

3,4個色々なサイトのスクリプト試したけど、全て

「アップロードに失敗しまし

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経理業務支援 銀行支店コード検索【関数】【Googleスプレッドシート】【GAS】

経理業務支援 銀行支店コード検索【関数】【Googleスプレッドシート】【GAS】

20件のコード検索に、1時間ぐらいかかっていたのが、ほぼゼロ工数になりますよ。
GASではないです。関数だけで作成しています。GASは手段の一つ、関数との組み合わせで経理を主とした事務業務を改善できる内容の発信していきたいのでこんな内容も増やしていきたいです。
「これをGASで再現すると勉強になる」というところのつながりはおいおいと。

では本題。
金融機関コード・支店コード、検索って大変ですよね

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実用的。セルの色で集計をかけるプログラム。【Googleスプレッドシート】【GAS】

実用的。セルの色で集計をかけるプログラム。【Googleスプレッドシート】【GAS】

プログラムの目的スプレッドシートでフォーマットに決まってない運用をしているときに、それぞれが目印のためセルに色を付けたりしませんか?そしてあとから、色ごとに集計が必要になったりして。。。sumcolor関数と名付けました。googleさん、なぜ基本関数に組み込んでくれないんでしょうか。

色のついたセルを数えたいのではない。

同じような表現になるのですが、セルの数を数えるのではなく、値の合計を出

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【GAS】Google Apps Script 活用事例 Google Formsの回答結果から条件に沿った回答者を表示するスクリプト

【GAS】Google Apps Script 活用事例 Google Formsの回答結果から条件に沿った回答者を表示するスクリプト

回答結果から条件に沿った人のみを表示する

Google Formsで得られた回答結果を条件ごとに社内wikiにまとめたり、グラフを貼り付けたり体裁を整える仕事があり、このスクリプトを書きました。

スクリプト全文function onOpen() {   SpreadsheetApp.getUi() .createMenu('追加メニュー') .addItem('Q1の選択肢を選んだ理由につ

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石田社長、語ってください!強みを次世代に残すためにGoogle Spreadsheetが役立った話

石田社長、語ってください!強みを次世代に残すためにGoogle Spreadsheetが役立った話

こやまです。
先週は、弊社にてGoogle Workspaceの承認機能によって承認ワークフローを作成した話を記事にしました。

見積稟議のGoogle Spreadsheet化

これによってお伝えしたかったこと。正確には、

見積稟議書をGoogle Spreadsheet化したら、事業のコアとなる強みが段階的に引き継がれていって、そして承認機能の登場によりシームレス&タイムリーにお客様にご提

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【Google Workspaceで】承認ワークフロー、導入してみた。

【Google Workspaceで】承認ワークフロー、導入してみた。

イシダテック 総務部の小山です。

更新の度にたくさんの反響をいただく、#DXシリーズ 。
CASE:イシダテックでは、デジタル化に近い「小さなDX」からはじまり、業務の基幹に近いツール導入まで、取り組みをご紹介してきました。

今回のテーマは「見積稟議」の承認

承認ワークフロー、といってもいろいろありますね。
どの業種でも登場するであろう、「見積稟議」に関するワークフローです。

製品群を考え

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「名前付き関数」について.3 課税区分に応じて消費税総額から消費税額を算出する【関数】【Googleスプレッドシート】【経理】【freee会計】【弥生会計】

「名前付き関数」について.3 課税区分に応じて消費税総額から消費税額を算出する【関数】【Googleスプレッドシート】【経理】【freee会計】【弥生会計】

名前付き関数シリーズ3回目です。
今回は、構成は簡単ですけど、メンテナンスが大変な関数にトライしてみました。
会計ソフトにCSV登録するとき、アップロードする項目に、総額と消費税額が必要な形式を想定しています。
手順です

複数の消費税区分から、0%、8%、10%の設定を選択する実務上では、8%だけではなく「課対仕入8%」「対象外」など、複数の項目設定から選択する必要があるので、ifで単純選択する

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配列数式「{}」をつかって、複数の列を一列にまとめる。全行指定で空白を飛ばす。【Googleスプレッドシート】【GAS】【関数】【エクセルではできない】

配列数式「{}」をつかって、複数の列を一列にまとめる。全行指定で空白を飛ばす。【Googleスプレッドシート】【GAS】【関数】【エクセルではできない】

配列数式{}をつかうA,B,C列を一列にまとめる場合のセルの計算式です。

=FILTER({A1:A;B1:B;C1:C},{A1:A;B1:B;C1:C}<>"")

filter関数で空白を表示しないようにしないといけません。
下記のように、単純に{}でくくるだけでしたら、3列全行を1列にまとめることになり、情報が多すぎてエラーとなりました。

={A1:A;B1:B;C1:C}

それぞれ

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QUERY関数のselect句に算術演算子を用いる[QUERY関数][Googleスプレッドシート]

QUERY関数のselect句に算術演算子を用いる[QUERY関数][Googleスプレッドシート]

QUERY関数でデータが数値型の場合、select句に算術演算子を用いることができます。

列H-Lにあるデータを基に、算術演算子を用いて列A-Fに参照してみます。

セルA1に以下のQUERY関数を入力します。

結果、以下の値が返されました。

列B-Fはそれぞれ以下の計算式に基づき値が返されています。

上記のままでは項目名が分かりにくくなっているので、label句を用いて項目名を整理します

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