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2022自然環境リテラシー学日誌

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三重大学では「自然環境リテラシー学」という「三重県の豊かな自然をとことん体験・実感する現地合宿型プログラム」を実施しています。◆このマガジンは、2022年度、の実習や関連するプロ… もっと読む
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#自然

三重に来たら逞しくなった話

三重に来たら逞しくなった話

こんにちは、Mioです🌻

私は三重大学の自然環境環境リテラシー学において、今年度はスタッフとして受講生の皆のサポートをしていました。

1年間の実習を終えて、集大成としてちょっと自分のことも語りながら…私が思う「自然環境リテラシー学」の意義を語っていけたらなと思ってます!

私が「自然環境リテラシー学」のスタッフをしたいと思った理由

実をいうと、「自分が受講した自然環境リテラシー学を皆にもっ

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求む、一緒に新しい世界をつくってくれる仲間!

求む、一緒に新しい世界をつくってくれる仲間!

「NELCrewの活動に興味をもってくださった方へ」

はじめにみなさん、毎日が楽しいですか?やりたいことをできていますか?
今の日本は、何か新しいこと・周りと違うことをしようとすると、足を引っ張られたり、理不尽な扱いを受けることが多いですよね。
私は、そんな世の中にモヤモヤを感じています。

なぜ、誰かのやりたいという思いを
「それ、いいね!応援するよ!一緒にやろうよ!」
と言えないのだろう。

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今年も楽しい時間をありがとう

今年も楽しい時間をありがとう

自然環境リテラシー学実習
最終回
2022/12/24

去年は蜃気楼を眺めながらカヤックを漕いでいたのに、今年のイブは恐ろしく寒かったです。

今年の自然環境リテラシー学実習も、海・山・川の全コースが終わり、その総まとめの発表会が行われました。
テーマは、「自然環境リテラシー学実習を通して1番伝えたいこと」。
受講生ひとりひとりが、"誰か"を見据えて、実習で得た経験や知識、感情などをまとめて発

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「自然環境リテラシー学」について

「自然環境リテラシー学」について

発端

 私が十年前(2012年10月)にとある大学に採用された時、「イノベーション枠」という特別枠での採用でした。専門分野・職位を問わず「グリーンイノベーション・ライフイノベーション」を教育研究社会貢献として行う、ということを主なタスクとした公募で採用されました。従来、地球科学分野が専門であったわけですが、この新しいタスクに対し、「地域に貢献する大学」という大学の大目標も鑑みて、今後の地域社会に

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自然とは?環境とは?自然環境リテラシー教育とは?

自然とは?環境とは?自然環境リテラシー教育とは?

自然とは?環境とは?

「自然」とは「あるがまま」を意味し、人間の作ったもの(人工物)ではない、人間が変化を加えていない、山、森、大地、川、海などを意味する言葉です。英語ではnatureと訳され、その語源はラテン語でnascor、「生まれる、誕生する」という意味。自然とnatureは共に「もともとあるもの」という意味で共通します。自然というのは、人間の手の入っていない「原始自然」とも呼ぶべき手付か

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みえの自然の魅力

みえの自然の魅力

「氷河と砂漠以外のすべての自然がある!」

この言葉は、世界中の「古道」と言われる道を旅している植野めぐみさん(アトリエ・ちきゅうの道)の言葉です。最初に、この言葉を聞いた時「そんなことってあるのかな〜?」と懐疑的だったのですが、三重の自然を知れば知るほど、なるほどそうかも知れないという思いに至っています。

三重県は、本州の中央付近の太平洋側、紀伊半島の東側に位置します。東西南北に広がり、広大な

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最終章・みんなで古里、心のフルサト

最終章・みんなで古里、心のフルサト

 こんにちは、TANIです。今回は2022/10/22〜10/23に行われた自然環境リテラシー学海回についてお話ししたいと思います。日にちを見て気がついた方もいらっしゃるかもしれませんが、二木島の感動覚めやらぬ中6日、連闘でございます。タイトルにもあります通り、今回が実習としては最終回です。また、鳥羽回と同じく、1日目が「みえアウトドアヤングサポーター育成事業」として実施されました。最後の実施場所

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まとめ・あなたにとって自然環境リテラシーとは?

まとめ・あなたにとって自然環境リテラシーとは?

 どうも、TANIです。今回は12月24日に行われた自然環境リテラシー学の最終発表についてまとめていきたいと思います。

!自然環境リテラシー学とは?!

 発表に使った原稿をまとめれば良いとのことでしたが、不覚ながら20日に39.4℃の熱を出してしまって準備のプランが狂って原稿が無いんだなぁ、これが。発表当日はミスだらけアドリブ任せのショーのミックスナッツ状態でしたがなんとか乗り切りました。大変

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自然環境リテラシーの活動を通して伝えたいこと

自然環境リテラシーの活動を通して伝えたいこと

私が自然環境リテラシーの活動を通して分かった一番伝えたいことは、「時間管理」と「体調管理」という自己管理の大切さです。特に、これから大学生になる人達に伝えておきたいです。もちろん野外活動でなくても、これらの自己管理は社会で生きる人として必ずできるようにならなければならないことです。ですが、私はその大切さを自然環境リテラシーを通して改めて知ることができました。本日は、自分がこれまでの自然環境リテラシ

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三重の林業を知る

三重の林業を知る

はじめに

11月19日(土)、11月20日(日)の2日間、自然環境リテラシーの活動の一環で、三重県紀北町にある速水林業様の大田賀山林での実習に参加させていただきました。林業の現場を見学したり、現場で活躍されている方々のお話を聞くなどの活動を行いました。

1日目 11月19日(土)

この日は晴れ時々曇りの過ごしやすい天候。電車の車窓からは綺麗な緑と紅葉が見えました。そのうち紅葉し

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自然の中での人間らしさ

自然の中での人間らしさ

自然環境リテラシー学 1年間の振り返り

2022年の6月からおよそ半年に渡り行われた自然環境リテラシー学。全部で5回の実習に参加し、今回はその振り返りを行っていきたいと思います。

今回の振り返りでは、「自然の中での人間らしさ」というテーマで、自然の多様性・怖さ・楽しさに注目して行いたいと思います。

自然の多様性まずは、これまで私が参加した実習について振り返りを行いたいと思います。

1回目の

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山の自然と我が身の安全(Part2)

山の自然と我が身の安全(Part2)

2022年12月、自然環境リテラシー学並びにみえアウトドアヤングサポーターの活動の一環として、三重県大台町に2回にわたって行かせていただきました。2回目は、12月17日(土)〜18日(日)です。前回に引き続き、大台町の観光会社Verde大台ツーリズム様にお世話になりました。1日目は山の散策とキャンプ、2日目はサイクリングとロープワーク実習をさせていただきました。

1日目 12月17日(土)

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山の自然と我が身の安全(Part1)

山の自然と我が身の安全(Part1)

2022年12月、自然環境リテラシー学並びにみえアウトドアヤングサポーターの活動の一環として、三重県大台町に2回にわたって行かせていただきました。1回目は、12月10日(土)です。この日は次回の活動に備えて、山での安全管理についてのお話を、大台町の観光ガイドVerde大台ツーリズム様の野田さんと森さんから聞かせていただきました。

山での安全管理の基本

見渡す限り緑の山が広がり、宮川の水の恵みを

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山と生きる

山と生きる

自然環境リテラシー学
山回4回目 12/17~12/18

ぶちです。私たち山回は、12/17~12/18に大台町で自然環境リテラシー学を行いました。そして、この回は三重県さんのみえアウトドアヤングサポーター育成事業の一環でした。寒波と重なり、とても寒い2日間でしたが、様々な体験をし、思い出を作ることができたので紹介していきます。

1日目
大事なことは

最初に、野田綾子さんにお話をしていただき

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