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個人的に好きな建築とその要素を集めたものがあったとして、それは批判しようがない - 『建築の多様性と対立性』 : まったり建築論批評 #3
まったり建築論批評の第三弾は、ロバート・ヴェンチューリの『建築の多様性と対立性』である。
え・・・知らない?ヴェンチューリも知らない?
そんな方もいるかもしれない。というのも、ロバート・ヴェンチューリは、コルビュジェやミース、そしてライトやガウディなどと比べると正直そこまで有名じゃないと言っていいだろう。著書としてもこの本『建築の多様性と対立性』と『ラスベガス』、そして設計した建築でいえば「母
コルビュジェが現代で推すのは、ハウスメーカーやプレファブ高層建築 - 『建築をめざして』 : まったり建築論批評 #1
さて、まったり建築論批評の記念すべき第一回である。しかしながら、まずこれを始めようと思ってから時間が経ってしまったことをお詫びしたい。そして第一回目に対象とするのは、その記念回にふさわしい、みんな大好きコルビュジェ(Le Corbusier)である。
建築を勉強していてコルビュジェが好きっていう人は非常に多い。近代建築の巨匠であり、なんなら近代建築の三大巨匠なんて言われている。建築を勉強していな
0. まったり建築論批評とは何か
何を訳のわからないことを言ってるんだ。
皆さんも哲学とか思想に関する本を読んだり話を聞いたりした時にこう感じたことはないだろうか。本当にただただ訳がわからない。こんなものを書いたり言ったりしてる人はどうかしていると思ってしまう。その結果、有名な本には「解説本」なんてものが存在してしまっている。本屋に行けば「マンガで分かるなんちゃら」なんて本が平積みになっていたりもする。
アートに関する言説も同
フィートとインチの計算にイライラして電卓アプリを作ってしまう話 #3:「コード書いてる自分ってイケてるのだろうか」開発
さあコードを書き始めよう!
とうとう勉強した成果を出す時が来た。正直長かった。アプリを作ろうと思ったのにまさかの「要件定義」や「設計」に時間を費やすこととなったしまった。おかげで Swift や SwiftUI の勉強も順調に進んでしまったじゃないか。いいことだけど。
ところで「開発」とか「コーディング」とかの言葉を聞いた時のイメージはどうだろうか。ふんわりしていて言うのも恥ずかしいが、個人的
フィートとインチの計算にイライラして電卓アプリを作ってしまう話 #2:「かっこよくて使いやすい…ってApple公式アプリじゃん」要件定義と設計
欲しいアプリがある。そしてそのアプリを自分で作ろうと決めた。
よし、作ろう。そうなりゃ実際に作り始めるんでしょ?そう、あのコーディングってやつだ。イメージ的にはプログラマーと名乗る人たちが複数のモニターを駆使してめちゃくちゃ速いスピードでひたすらカチカチして文字を書き込んでいくやつ!何やってるかわからないからカッコいいぜ、まったく。
iOS 向けのアプリを作成する場合は Xcode というエデ
フィートとインチの計算にイライラして電卓アプリを作ってしまう話 #1:「ハリポタシリーズでのお金の単位か」着想と勉強
厄介なことがある。
日本人がアメリカでエンジニアとして働いている時に厄介なことはなにも言語だけではない。文化が異なる。アメリカで働くともなれば色々なバックグラウンドを持った人達が集まっている。彼らの考え方は皆それぞれ違う。
だが、今回のシリーズはそんな規模の大きな話ではない。文化の一部と言えばそう言えるのだが、ただ単に長さの単位についての話である。
知っている人もいるかもしれないが、アメリカ